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面授

面授と書いて「めんじゅ」と呼びます。
どういう意味かと、読んで字のごとく「面と向かい合って授ける、授かる」です。
広辞苑では「師が弟子に面と向かって 口伝えに法門上の奥義を授けること」と
書いています。そう、ただの教えではありませんよ”奥義”です。では、奥義とは
「学問・芸能・武術などの最も大事な事柄。最もかんじんな点。極意。」なので、
単なる大事なことではなく”最も大事”なことなのです。

以前、五木寛之さんの本で読んだ時に覚えました。で、五木さんはこのようにおっしゃって
いるんですね。
「仏教に、教えを対面して直接に授かるという意味で、<面授(めんじゅ)>という言葉がある。
なぜ面授が大事なのかというと、本当の意味での情報というのは、実は面授でしか伝わらない
ものなのである。面授は、人間と人間が向き合って、表情や身振り手振りを加え、肉声で口から
唾を飛ばすような口調で語る中で伝わるものである。
つまり、ライブでしか伝わってこないものを言うのである。」と。

今はネットやインスタやツイッター、スマホ及びラインなどが発達していて、直接会わなくても
それなりに用を足せます。ライン面接なんていうのもあり、ド昭和でイマイチ文明の速度に
付いていけれないあたくしには「・・・・・?」な感じですが、それも現実です。

近い将来はロボットやAIが事務職をやったり窓口にいたり学校の先生や医者の役目を
する時代が来ます。まぁ、あたくしは生きていないけど。(笑)

しかし、あたくしは言霊(ことだま)が持つ力やそこから沸き立つエネルギーを大切にしたいし、
信じています。
しかも、それは面と向かって表情や身振り手振りを交えて、肉声で口から唾を飛ばすような
口調で伝わるんです。薄っぺらいツイッターやインスタやラインのスタンプでは伝わらない。
そう、丁寧に文章にして渡してもダメなんです。
直接のライブでしか伝わらない。

だから、あたくしは今後も今まで以上に自分の声で表情や体温(熱量とも言います)を使い、
あたくしの言葉が相手の皮膚の毛穴に染み込むように伝え続けるのが行きます。

追記 昨日、夢で人と話している時にバンバンとあたくしに向かって唾を飛ばしながら
話しかける全くの赤の他人がおりました。やっぱ身振り手振りはいいけど唾は・・・・・。(笑)
いよいよ18日(火)から「かぼす」が始まります。今年は「かぼすサワー」もいいけど
その他にも工夫をしてお出ししますね。

9月のことをセプテンバーと呼びますよね。で、最近この曲にはまっているんですよね。
セプテンバー・バレンタインと言う曲です。こちらは札幌出身の”佐々木幸男さん”が
歌ってるバージョン。
で、こちらが元々この曲の作詞・作曲をした”安部恭弘さん”バージョン。
あたくし、失礼ながらどちらの方もこのような名曲も知りませんでした。
どちらの歌声もとてもいいですよね!

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