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引継ぎ”店長”で思ったこと。

店長になりたての頃に前任者の店長はお客さんが付いていていたのでそれなりに賑わってました。
しかも、あたくしより6つ上だったのでお客さんも当時のあたくしから見れば大人たちでした。
因みに、当時のあたくしの年齢は22、3歳だったので店長もお客さんも30歳前後かそれより上。

しかも、あたくしはこの商売を始めて半年足らずで、その前は建築・建設業やトラックの運転手、又は何もしていないという・・・・・。

6つ上の店長は今風で言えば”イケメン”でモデルの仕事もチラホラ、バーテンなどをやっていたので、あたくしの様なガサツな輩とは真逆ですベンツです。(オイッ!)

で、案の定”店長”なんてイマイチ何をしていいのか分からなくて、人も辞めたけどお客さんも来ない。
けど、カラオケパブだったので接客しか出来なく、前任の店長のお客さんの女性から「00さんの時とはずい分店が変わって子供ぽくなったよね。00さんは・・・・・」と、最初は謙虚に聞いていましたが、途中からムカついて来て、「僕は僕なんで、もしそれが嫌ななら来なくてもいいと思っています」と言ってしまいました。(若かった)

サービス業としてはアウトですね。(笑)
しかし、その時にどこかフラついていた自分に覚悟が出来たのもこの瞬間でした。
「よし!前は前、そして今は今。俺を好きなお客さんを沢山作ろう!!」と。
これね、一歩間違えればドボンですからね。やはり、前から引き継いでやるのがスムーズだしそれなりに売上も取れる。今にして思えば、もっと上手くやるべきだったのかも知れません。
あたくしの負けん気とエゴで店の雰囲気を好きで来てくれていた人をも遠ざけてしまったんですから。

その後、さらに紆余曲折がありながらも幸運にもスタッフに恵まれてお客さんも徐々に増えてお店も繁盛店と呼ばれるようになりました。

けど、あたくしのやり方は10人いれば確実に5人から好かれません。(自慢にならんだろ)
がしかし、残りの5人はとてもファンになってくれて(と言うか、こんなあたくしと一緒に働いてくれていたスタッフの魅力もありました)、それがまるでねずみ講のように枝客が連鎖的に増えて行ったんですね。で、これをあたくしは「チューチュートレインの法則」と今決めました。(今かよ)

で、特に引継ぎ店長に言えることは、引継ぎが出来るのならそれに越したことはなく、それプラス自分の個性でお客さんを増やすこと。どうせ、どんなに挨拶をして引き継いでも”店長”が変われば店の色も変わるから、それに馴染めない人は来ないから。

また、「そんな、昔の男と比べられるようなのは真っ平ゴメンだぜ!俺一人でやったるわい!!」と、闘志を燃やしてやるのも一つ。しかし、その時には100%の力なんて甘い!!
しかも、自分だけ頑張るのではなく一緒に働くスタッフの力を100%以上引き出すなんてのも甘くて、強引にでも力を引きずり出すくらいの覚悟と言動でやらないとダメです。

まぁ、どっちでもいいので自分の人生に関わることなので、単に「仕事だから」などとぺんぺん草しか食べてない性根ではムリの無理のそのまたむ~りなんですね。

追記 店長業は面白い。けど、もろ人間の弱さも見える。今週のラジオの昭和・平成の忘れ物なんですけど、どうですか?
一度、皆さん学生服とセーラー服姿のイベントをしませんか?(笑)

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