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まだまだ、艱難が足りんね・・・・・。

『艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)』
(個人的には”ぎょくにす”の方がしっくりするのですが)

人間は苦労や困難を乗り越えることによって立派な人物になる。
と言う意味だそうです。

この言葉に出会ったのは、もう、かれこれ10年近く前でしょうか?
なんの切っ掛けかは忘れてしまいましたが、多分、そのあたりは
得意技の「人生に悩んでいた」時期なんだと思います。

そう言えば最初に『艱難』と言う言葉を目にしたのは、
戦国時代に山陰地方の武将で「尼子氏」の家臣で「山中鹿之助」
と言う人がいまして、毛利氏の台等で凋落する尼子氏を復活させようと
幾度も困難に立ち向かっている時に、月夜の晩に月に向かって
「願わくば我に七難八苦を与え給え」と言ったのを何かの本で読んで、
「すごいな~、自分から七つの苦難と八つの苦労を与えろって言うだもんな~。」
と妙に感心して、それから何かある時に、あたくしも心の中で
「我に七難八苦の苦を与え給え」と調子に乗って願ったりもしてました。

よく、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言う言葉があり、
人間は都合の良いもので、と言うより、あたくしだけなのかは
知りませんが、かなり勝手なもので調子の良い時には余裕でそう思うのですが、
本当に辛いことなんかがあると、

「バカじゃねーの?誰が好き好んで辛い目に会いたいかよ!
きっと、こんなことを言う奴って本当の意味で辛い目にあってなんかいなんだよ、きっと」と、
かなり余裕のない小さい人間に変身してしまうのです。(情けなぁ!)

でも、また何年かすると「ああ、あの時の経験のお蔭で今の自分があるんだよな~、
あの時、あんなこと言っちゃってゴメンね、ゴメンね~」と思うのです。

昔、「長島茂雄元監督」がCMでこんな言葉を言っており、何度も勇気をもらいました。
「プレッシャーを楽しめるようになれば、その人は一流ですね」と。

あたくしこの言葉を聞いて「わぁ~、長嶋監督レベルまで行くと”プレッシャー”を
楽しめるんだ。」と思い、調度その時も何らかの”プレッシャー”に押しつぶされそうに
なっていたので、随分と勇気をもらいました。

その後、幾度なくちょっとした場面でも緊張したり、プレッシャーが掛かったりした時には、
この言葉を思いだし「よし!楽しもうか!!」と、自分を奮い立たせたものです。

今日現在何か困難なことが起ったとしても、永遠に続くわけではなく
逆にその度に「自分を強くしてくれて、人間的にも磨いてくれているんだな。」と思い、
前を向いて生きて行こうと思う今日この頃でした。

こんな感じで手帳に書いていました。
ファイル 339-1.jpg
汚い字ですけど。

やっぱり10年くらい前でした。
ファイル 339-2.jpg

10年!?4、5年くらい前の感覚です。。。。。

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