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戦時と平治。

生涯において参加した合戦は大小合わせて57回に及んだが、いずれの戦いにおいても
かすり傷一つ負わなかったと伝えられている徳川氏の家臣で 徳川四天王・徳川十六神将
・徳川三傑に数えられた”本田平八郎忠勝”と言う武将が居ました。
「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」とまで他国の名だたる武将からも
称賛を受けていまして、「蜻蛉切」(とんぼきり)穂先に止まった蜻蛉(とんぼ)が真っ二つに
なったという逸話を持つ槍を振りかざして戦場を駆け巡りました。

関ヶ原の戦いが終わり、まだ大阪城に”豊臣家”が存在していましたが、五大老筆頭で
力のあった”徳川家”の時代が始まろうとしていました。
「戦乱の時代は終わり、これからは戦場での槍働きではなく平時を治める能力のある者の
時代だ」と言うようなことを言って隠居(引退)しました。

あたくしの経験上でも戦時に活躍する人と平治において能力を発揮する人を見てきました。
あたくし達で言う戦時に強い(活躍)する人間とは、まず現場に強い数字や理屈ではなく
現場での感と勘・行動力が抜群に良く、新店舗でも何でも自分でどんどん切り開いて
行く人間で、いわばレールを引く人ですね。
片や平治に強い人と言うのは、二番手とかレールを引いた後にどのように安全に人や貨物を
乗せて運行させる人です。

てっとり早く言えば、戦時に強い人はバリバリの営業マンで平治に強い人は財務・経理といった
事務方ですかね。(バリバリの政治家と官僚とも)

で、現在”丸か”で”満福や”の後の新店舗を任されてやっている”中川”はどちらかと言うと
平治の人なので、今はかなりすったもんだとやってます。(笑)

戦時の人間は常に危機感があるので瞬時に「こうじゃない」とか「これはダメだな」と危機察知
能力があり、また判断・決断が出来るんですね。
しかし、平治の人はどこかのんびりに見えてしまうんですね。そう、”西やん”なんかもそっち
系の人でしたね。(笑)

さぁ、人生初の新店舗!”平治の中川”はどのような店を作るのでしょうか?
あまり期待をせずに待っていて下さい。(笑)

追記 隠居生活を送っていたある日、忠勝は小刀で持ち物に名前を彫っていました
(木彫りが趣味だったいう話もあります)。そこで手元が狂い、手を切ってしまいます。
すると忠勝は「傷を負っては本多忠勝も終わりだな」と呟き、その数日後に亡くなって
しまったというんですね。
ファイル 2802-1.jpg

あっ、最後になりましたが、分らないと思いますがあたくしは”戦時の人”ですので。(笑)
”とり天狗”どうなるのでしょうか・・・・・(笑)

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