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年の瀬は・・・・・。

とうとう、猪瀬東京都知事が辞職をしましたね。
格好のマスコミのネタで各番組でも「これでもか!」という
追及の前では、遅かれ早かれ辞めなければならなかったですね。

でも、あたくしは「もしかして自殺するかも?」とも思っていたので、
まぁ、たかだかお金のこと(人を傷付けた訳ではないし)で、最悪の
結果にならなくてホッとしていますよ。

つーか、それよりあたくしにとっては”餃子の王将”の
「王将フードサービス」”大東(おおひがし)社長”が拳銃で撃たれて
死亡したことの方がショックです。

別に面識もないし、仕事で競合したこともないのですが、
それでもここしばらく元気のなかった外食産業では勢いがあり、
全国に店舗数が約500店舗以上、売上が約750億もある
外食チェーン企業です。

怨恨によるものか?ライバル店か?何らかの利権が絡んでいたのか?
は分かりませんが3発も当っていると言うことは確実にプロの犯行です。
きっと、犯人が捕まったとしてまともな事は言わないでしょう・・・・・。

亡くなった”大東社長”は、さぞ無念でしょうね。
また、それ以上に会社のトップが亡くなっても(しかも拳銃で)、
今日もいつものように笑顔で仕事をしなければならない、
サービス業の性(さが)は切ないものを感じます。

きっと全国にある店舗の中では直接”大東社長”と会ったことも
話したことのないスタッフもいると思いますが、それでも自分の働いて
いるトップが死んだんですからね・・・・・。

また、王将フードサービスは東証一部上場していました。
で、違う記事の内容では、”大東社長”が撃たれたが影響して株価が
一時安値になったみたいですが、その一方でこのような突発的な事件の
よる急落は、のちのち『天与』の拾い場になったケースが少なくく、突っ込み
買いを敢行する動きがあると。書いていました。

天与(てんよ)とは「天の与えるもの。とか天のたまもの」と言います。
つまり、株や投資の世界では”儲け”の前には、人の死なんて
関係ない、例え、そこの社長だろうが誰だろうが。と言うこと。

まぁ、いいです。別にそれに関して言うことはありません。
株式を上場すると言うことは、ある意味そういうことなんですから。

会社の株価を上げるため(下げないため)もあるし、上場したと言うことは
もう既に個人的な感傷や思いなんて言うのは二の次、三の次になります。

それも否定はしません。
従業員の頑張りでお客さんを喜ばせて、その結果利益を得ていたのが
そうではなく、ある意味現場とは直接関係ない『株式』という場所での
評価にもなるということ。(勿論、店舗の業績は関係しますよ)

話がそれましたね。
一時、90年代後半から2000年前半まで、飲食企業の多店舗化(FCも含めて)、
上場化が跋扈(ばっこ)していた時には、あまり目立たなく業績も良くなかったの
ですが、地道に改善をしていって多店舗化、上場化のブームが去って
改めて見直されて現在のように勢いのある企業になっています。

年の瀬には必ず何かショッキングな事が起きますね。
皆さんも、自分では何ともならいと思いますけど、それでもどうか無事に
年を越せるように願っております。。。。。


同業の先輩として、規模も器も違い過ぎますが経営者として”大東社長”の
心よりご冥福をお祈りいたします。

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