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本当の敵は・・・・・。

作家でもあり評論家で中国問題に詳しい「宮崎正弘」氏が
このように言われております。

「敵は中国ではなかった。敵は日本の政治の愚かさ、政権の優柔不断。
ハンニバルが言った。「ローマは敵でなかった。敵はカルタゴ議会だ」と。

これは古代ローマ最強の軍人とも言われた、カルタゴの将軍
”ハンニバル”がアルプスを超えて(しかも象まで引き連れて)自軍より何倍も多い
ローマ軍と戦い、あと一歩で陥落という時に、カルタゴ本国から帰国命令が来て、
泪を流しながら、”ハンニバル”は言いました。

「ローマは敵ではなかった。敵はカルタゴ議会だったのか」と。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成22年(2010)9月25日(土曜日)貳
        通巻3077号 より。


そうなんです、何でも「冷静、冷静」「日中関係に配慮して」などと、
言って”靖国参拝”でもそうだし、今回の固有の領土でもある”尖閣諸島”でも
そうです。

例えば「”靖国参拝”はわが国の国内問題だ。」と、周辺国への配慮などと
良い人ぶらないで、毅然とした態度を取って来なかった”ツケ”がこのように
なってきている面もゆがめないし、”尖閣諸島”でも「わが国固有の領土だ」と
言っている割には、「日中関係に配慮して」などと言い”尖閣諸島”への上陸も出来ない。

大体「戦略的互恵関係」ってなんですか?一番戦略がない奴が言うなよ。
「ボールは向うに(中国)にある」。お前はポートボールの台の上で待ってるつもりか?

しかも、ここに来て「中国経済との損得勘定や(それを見越して、ど素人の元商社の
人間を中国大使にしてからに)、観光客が減り経営が成り立たない。」などと、
いつから、わが国の財界や経済界、日本の観光協会、またそれにしか
頼れない商売人や地方都市が増えたんだ?

一体、いつからこんな中国一国に振り回される情けない日本になったんだ?
言っておくが、これが中国のやり方です。前にも書きましたが中国が世界で
行なっている”経済・文化戦争”なのです。

しかも、今回は難癖をつけられて邦人4人が人質になり、それに関しても
政府は「水面下で」とか「あらゆる外交ルートを使い」などと、平気で
ウソを言う。

どこの世界に自分の家の敷地に、ならず者が「ここは俺の縄張りだから、
もし、そこに入って来るのならどうなるか責任は終えないぞ!」と言われ、
見ると、番犬が見張っていて、とても自分の家族が危なくて自分の敷地
なのに自由に通れない状態で、現に子供が人質に取られているのに

「そうだ、お父さんは今度仕事の取引相手になるかもしれない人が
やっている、美術館へでも行って来ようかな?そうだ行こう!芸術の
秋だし!!」となるか?普通。。。。。

ホントに”アホ”です。

で、今回は真っ赤かの交通安全で使われるような、口パク人形の
”ター坊”のような官房長官が「中国は随分変わったと思っていたが、
あまりお変わりになっていなかった。」と今更ながら、国民の99.9%が
分かっていたことを言い放ってしまいましたよ、コヤツは。

で?どう責任を取るおつもりですか?
あなたが邦人4人の代わりに人質になりますか?
”尖閣諸島”に海上自衛隊を派遣しますか?
今更ながら衝突ビデオを公開して、中国様から「捏造ビデオだ!」と
またゴリ押しされて「もっと早く出せばよかった・・・・・」と泣きを入れますか?

所詮、視野のせまい活動家レベルの売国政治家達ということです。

今まで何のために金をばら撒いてきたんだろ?
しかも、中国だけではなく、世界の発展途上国にも。

このようなときに、日本政府の支援を受けた国が「尖閣は日本の領土である。」
と言う声明を言わせないと、いけないんじゃないのか?

それが外交というものだ。それが”戦略”というものだ。

このように国民をおかしな方向へ導いた”マスコミ(ゴミ)”にも責任がある。
何でも周辺諸国と(そのほとんどは中国と韓国)言っては
「反省が足りない」だとか「もっと配慮をすることだ」などと、

まったく平等でない報道ではない偏った報道で国民を導いた責任は思い。
それと同時に目先の利益だけで選挙に行く国民もおかしいということだよ。

どう考えても強引な難癖だと知っていても、自分の利益さえ守れば
日本が世界から笑われ者になろうが、弱腰外交と言われようが、
強引に押せば何とかなるちっぽけな国と言われようが、どうでもいいと
思っている財界・経済界、観光などで食っている輩やそこで落としてくれる
金に目をくらんでいる小商店主。

それに、何も戦略もなく「冷静に」「話し合いで」だとか、しまいには
引っぱたかれているのに「中国は大切なパートナーなので、良好な関係が
重要」などと言っている、政治家や官僚達・・・・・。

あたくしが始めて海外(アメリカ)へ行く時に、向うで何年も住んでいた人に
このようにアドバイスをされました。

「いい?例えば車を運転していて事故になっても、自分から決して謝ってはダメ。」
そして「向うでは、一度でも自分から謝ったら非を認めたことになるから。」と。

特に中国という国は「言ったもん勝ち!」の国です。
中国と言う国には”謙虚”なんて言葉も思想も持ち合わせていません。
あるのは「謝れ!一度謝ったんだから、もっと謝れ!そして弁償しろ!」です。

そんな国に”媚”を売っている輩達。
そうか、やっぱり本当の敵は日本国内にいたのか。。。。。

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