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お~い。

高3のちょうど今くらいのときに、親友の”藤田”と
Wデートをした思い出があります。

相手は一つ上で車を持っていて、普通なら
一台の車で4人で行ってもいいのですが、なぜか?
2台に分乗することに。

あたくしたちは工業高校で、彼女達は芦別高校(普通高)の
卒業生。あたくしも藤田もその人たちとは一度も”学び舎”を
共有したことはありませんでしたが、なぜか?藤田はその辺が強い。

だいたい、藤田が「かー、今度、00とデートするけど、もう一人
誘うから行かないかい?」と。(まったく、断る理由なんかありません)

調度、その年の夏にも一つ上で働いている女性の家に
「かー、00知ってる?」
「あん。」
「でさぁ、今度一緒に飲むことになったんだけど、一緒にどう?」
「いいよ。」
「しかも、00の家でだぞ!」
「うっそー!い・え・で!!」

この時は、緊張しました。
なんせ、年上の一人暮らしの女性の家で宅飲みですから。
しかも、2対1(別に深い意味はないけど)

かなり、楽しかったです。
まだ、コンビニなんてなく、お酒がなくなったら近くの商店で
焼酎とライムシロップ、氷を3人で買いに行ったり、近くの水が流れている
公園で裸足になり遊んだり・・・・・。(青春だ!)

で、飲んで、どうなったんだろう?
確か、朝方まで色々と冗談を言ったりして時間が過ぎたと思います。


あたくしと藤田は特に年上が好きで、なぜか?一つ上の
年上の女性との接点があり、何かと”チョロチョロ”していました。

で、今回も藤田からお声が掛かり、車でWデートをすることに。

初めて会うのに、しかも事前にほとんど情報もなく、なぜ?このような
ことになったのかも分からないまま、

「かー!年上とWデートだぞ!」
「うっそー!マジ!!」
と、無邪気に「かとう青年」と「ふじた青年」は、はしゃぐのでした。

まぁ、そこは思春期というのでしょうか?いえ、みなが通る道と言うのでしょうか?
2人とも、その日が来るまで休み時間ごとに、なぜか?秘密にしている訳でも
ないのに、”ヒソヒソ”とWデートの日の作戦と言いますか、妄想と言いますか、
そのような会話で”ニヤニヤ”としているものですから、他の友人達からは

「なによ?なにか隠してるべ。」と、詮索されるのですが、
別に隠すこともないのに、心のせまいあたくしたちは「いま、こいつらに
言ってしまうと、月曜日に登校した時に”どうだった?やったのか?”」
などと、聞かれたらどうしようなどと思っていたのです。

何でしょうか?あたくしも藤田も確かに色々と期待もするし、
充分すぎるほど妄想をして、色々なバージョンの”シュミレーション”を立てますが、
いざ、そのような時なると”やんねーだろうな~”といった感じです。
まぁ、キスくらいで。やってもオッパイを少し触って舌をぎこちなく絡ませるくらいです。
(オイッ!)

で、待ちに待ちつくした当日、予定通り2台の車に分乗して、
藤田は、憧れていた女性の車へ。あたくしは2人とも何となくバスターミナルで
見かけたことある程度ですが、”ウキウキ緊張カトちゃん”は
もう一人の車へ。

初めの”車デート”

何を話したかなんて覚えちゃいません。
もちろん、色々なバージョンの”シュミレーション”なんか、車に乗った
瞬間に吹っ飛んで行っちゃってますし。。。。。

芦別の人間が遊び行くのは、札幌より旭川が多く、今よりも話題性に
かけていた「旭山動物園」などがお決まりのパターン。(これ、一度きりだけど)

2人とも自慢の”リーゼント”でめい一杯めかし込んでいるのに、
でも、助手席。(笑っちゃうよね)

急にどうしたんだって?
実は、今日事務所へ来る時に、石山通りで信号が変わるのを待っていたら、
2台の軽自動車に分乗して、前の車と後ろの車でふざけあってる
Wデートらしきしている20歳位の光景を見たら、

助手席に座り、将来に対する不安も恐れもなく、目を輝かせまっすぐに前を見ている
”リーゼント”のあたくしと藤田がいたような。。。。。

「お~い。あたくしと藤田、お前らは一体どこを何を見てるんだい」。

25年前の遠い記憶。。。。。

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