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『事実は小説よりも奇なり』

事実は小説よりも奇なりとは、
現実に起こる出来事は、作られた物語の中で起こることよりも
不思議で面白いものだということ。

先頃、ロシアで野党指導者の”ボリス・ネムツォフ”氏が殺害されましたね。
このネムツォフ氏は反プーチン派と言われ、ウクライナ危機におけるロシアの
介入の証拠を掴み、近々発表しようとした矢先に何者かに、恋人と歩いて
いる所を背中に四発の銃弾を浴びて殺害されました。

「おっ!プーチンやったな!!」と、誰もが思っている時に、”プーチン氏”は
「事件には政治的背景がある」とし、他人事のように徹底した捜査を支持しました。

すると、タイミング良く?ロシア連邦国内のイスラム国でもあるチェチェン共和国の
軍人が、イスラム過激派をめぐるネムツォフ氏の言動が原因で殺害したとして、
逮捕されました。(他にも複数)

ざっくりとこんな感じですが、ほとんど信用できません。
例え、そのチェチェンの軍人が犯人だとしても”黒幕”は必ずいるはずですから。

この、ロシアにはまったく世界常識なんか通用しないからです。(チャイナもね)

なぜそう思うのか?その前に、先日、自称イスラム国だとかいう単なる犯罪者集団に
二人の日本人が殺害されましたね。まぁ、あの事件やお母さんの背景、また、その
お母さんを利用しようとした売国政党などの件は、また次の機会に書きますが、
あの一件で、日本は如何に情報力がなく、且つ、”専守防衛”などと謳って、
チャイナも北朝鮮も韓国もロシアも近隣諸国は皆、良い国なので、彼らの信義に
任せましょう!!などと、眠たいことを言っている体たらくでは、また同じような事が
置きます、必ず。

それでは、ロシア(正確に言うとソ連時代)はどのように解決したのか、一つの実例を
書きますね。(時間大丈夫ですか?)

時は1985年9月。レバノンでヒズボラという過激派・テロ組織が四名のソ連外交官を
誘拐・人質にし、「ソ連国内にいる仲間の捕虜と交換だ!!」と要望を伝えました。

が、その後、何も進まなく、苛立ったヒズボラは外交官1名を殺害し、「俺達は
本気だぞ!!」と言う事を示しました。先日の例で言うと”湯川”さんが殺害された
感じですね。これで、ソ連も本気になるだろうと余裕でいたヒズボラ。

ところが、その後ソ連の行動が凄い!!
焦るどころか、ソ連は「やりやがったな!」と言うことで、なんとKGBに事件の解決を
指示し、ヒズボラのリーダー格を特定し、その甥を誘拐しました!!(恐ロシア!!)

で、KGBはその甥の切断した体の一部をそのヒズボラに送り、ビビったヒズボラは
3名の外交官を解放しました。が、事件はここで終わりません。

ヒズボラはてっきり外交官を解放したら甥は帰って来て、これで手打ちになるかと
思いきや、KGBは外交官が解放されるのを確認すると、なんと!その甥を殺された
外交官と同じ手法で殺害したとのこと。(まさに、恐ロシア!!)

事件が解決しようとしまいと、1名殺されたら、こちらも1名殺す。
これがKGBの理論なのだとか・・・・・。

で、タイトルの”事実は小説よりも奇なり”ですが、調度、その頃”プーチン氏”はバリバリの
KGB職員で東ドイツに赴任していたとのことで、その頃のKGBは東西ドイツを中心に欧州・
中東で暗闘していたので、恐らく”プーチン氏”もその時のKGBメンバーだったかも?
と言う訳なのです。

そう考えると、今回の事件もウクライナ危機も”ウラジミール・プーチン”と言う男、
いや、”ロシア”という国は長らく米国と東西冷戦を繰り広げるだけあって、
そうそう尻尾は出さないし、まだまだ深い闇はありますね。。。。。

ファイル 2102-1.jpgだから、ヤバイって!!

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