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人生のターニングポイントは”ススキノ学校”でした。

この春に地方から札幌に出てきた人たちは
周りに環境に少しはなれましたかね?

学校や仕事(職場)もそうですが、住んでいる周辺事情や
交通機関とかにも。

あたくしは東区北32条東5丁目にある「国際技研」という
鉄と鉄を圧接する会社に就職しました。

札幌市内ではビルなどの鉄筋と鉄筋を圧接して、道外では
レールとレールを圧接する仕事です。

ほとんど青函トンネルでの仕事が多くて、あとは関東へ行き
昼夜私鉄沿線や地下鉄などのレールとレールを圧接していました。

1年目はグループ会社の佐藤鉄筋が所有している寮に住み、
2年目から国際技研の社員は寮を出て生活しなければなりません。

この会社には約2年ほど居ましたが、札幌での現場はトータルで
1年も無く、そのほとんどが道外で働いていたのもあり、
札幌に居ながら北32条東5丁目近辺と北光線沿いのパチンコ屋か
その辺にあるラッキーや居酒屋位しか知りませんでした。(笑)

たまに札幌駅へ行っても地下のステーションをグルグル回っていたり、
地下鉄に乗るのにも一苦労した物です。

では、いつから札幌に慣れたのかな?と考えてみると、車を買い
行動範囲が広くなったのもありますが、それでも相変わらず東区周辺か
彼女の住んでいる所までの間くらいです。

その後の仕事でも札幌市内へ行き、少しは地理を覚えましたがまだ
地方から出てきているという”アウェー感”は残ったままでした。

札幌出身の女(こ)とは付き合っていたけどね・・・・・。
(何となく都会の匂いがする感じで、何だかちょっぴり優越感もありました)

あたくしが「俺も札幌人だ!」と違和感無く思うようになったのは、
紛れも無く”ススキノ”で働いてからです。

お店で働いていると様々な人が来ます。
地方出身者から地元札幌から道外の人たちまでと。

しかも、学生からサラリーマン・OLに公務員や同業者とそれはそれは
バラエティー豊かで、日々そのような環境にいて知り合いが増えると、
何だか自分はちょっとした顔ではないですが、それこそ色々な職種の老若男女
の方たちと知り合ったお陰で「人に慣れた」と言うのが大きくて、
どこかで”アウェー感”のあったあたくしは”ホーム側”になっておりました。

今までは地元の友人か彼女や職場の人としか話していなかったのが、
1分前まで会ったことも話したこともなかった人と、しかも向こうから店に来て
話す切っ掛けが出来て知り合いになれるんですからね。

人と話したり、新しい人と知り合うのが物凄く楽しかったです。
だから「仕事が辛いとかイヤだな」と思ったことは全く無かったです。

毎日、人と会い、人と話すことが自分の成長になっている。と
実感できましたからね。

なので、地方から出てきた人や学生のバイトや新社会人などの人たちが
お店に来たら色々なことを学んで新しい世界の一歩を応援したいと思うのです。

あたくしは”ススキノ”で働いたお陰で札幌という街に慣れました。

「あなたの人生のターニングポイントはどこですか?」と聞かれたら、
間違いなく「ススキノ学校です!」と答えます。。。。。

2年目にそれぞれが一人暮らしをした時に、”三浦”の部屋に行くと
顔に似合わずこの曲を聴いておりました。
(笑)

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