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プリンの思ひ出。

どうもこんにちは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
”カシアスクレイ”です。(モハメッド・アリの旧名です)

高校を卒業して社会人になってから、
芦別の実家に帰ると、必ずといっていいほど
冷蔵庫に”プリン”が入っていました。

あたくしに弟や妹はいないので、誰が食べるのかと言うと
なんのことはなく、あたくしが小さいときからプリンが好きだったので
あたくしの帰る日に合わせて、親父がプリンを買っていたのです。

確かに、あたくしめは”プリン”が大好きでした。
それも今のように”スイーツ”などと、持てはやされてる上品な
モノではなく、

4つ付いているか、3個が横並びパックになっているやつです。
あの、何とも言えない甘ったるい「カラメル」が好きでした。

紙で出来たスプーンを三角に折り、その紙スプーンが
唾液でふにゃふにゃになるまでなめまくったものです。

しかも、プリンの裏ぶたもきれいになめっていました。
(アイスクーリームの裏ぶたもそうでした。今でもそうだけど)

小さい頃に”ハウス”のプリンを”おふくろ”が作ってくれたことが
一度ありました。

お世辞にも決して美味しいとは言えなく、何だか頭痛が
してきたのですが、せっかく作ってくれた手前、子供心にも
「おいしくない」とは言えずに、

あたくしと兄貴は二人して、一口食べるごとに頭を叩いては
「おいしすぎて頭がいたなくなる」と言いながら食べたことを思い出します。

それを察したのかどうかは知りませんが、それ以来
”おふくろ”はプリンを作ってはいませんでしたけど、何か?

まぁ、さすがに社会人になり
しかもお酒の味を覚えてからは、めったに”プリン”は食べなくなり、
と言うか、食べたいとは思わなくなっているのですが、

親と言うものは、いつまでも子どもは子どもなのか
そうして、あたくしの好物でもあった”プリン”を買っておいてくれていたのです。

今はないですが、あたくし家に帰ると必ず(特別用はない)、
まずは冷蔵庫をあける癖があり、必ずそこには「プッチンプリン」が
入っていて、

「たっち、プリンあるからな。」と親父が言うのでした。
(その頃は、親父がチラシを見ながらチャリンコで買い物をしていました)

本当はあまり食べたくもないけど「ああ」と言いながらも、せっかくなので
あたくしめも取り敢えず”プリン”を食べるのでした、一気食いで。(しかも2個)

親父が死んでしまって、昨日で13年が経ちました。
早いんだか、遅いんだかわかりません。。。。。

昨日は、知り合いの店で良い出会いがありました。
あまり、同業者の人と話す機会がないのですが、たまには良いものですね。

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