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今日、思ったこと。

飲食の仕事をしていて時々思うのですが、
この仕事で一番大切なのは「気づかい」なのではないか?と。

で、「気づかい」はどこから来るのかな?と言うと
人の思うことの”半歩先”を考えられるのと、根本的には
”感性”に行き当たるのだと思うのです。

”半歩先”は意識し経験を積めば何とかなります。
”感性”の方は同じように意識と経験でもなりますが、
育った環境が少なからず影響しているものだとも思うのです。

あたくしは一番最初にRAP(ぜんぜんラッパーではないし
そのような人はスタッフにもお客さんにも居なかったけど)
と、オペラ(こちらもまったく意識ゼロ)というカラオケパブで
一応”カラオケ”はついていますが、一番の”ウリ”は人だった
ので、非常に相手の”半歩先”を考えた言動を心掛けないと
いけなく、かなり”感性”を求められました。

って言うか、前から思っていましたが居酒屋やレストランで
働かせる前に3ヶ月~半年は接客中心のお店で働くと
かなりお客さんの求めに応じられる人になると思います。

ただし、単にお酒を飲んで、飲まれて(ここ重要)騒いでいる
ようなお店ではなく、盛り上げるのは盛り上げるのですが
一番のポイントは「相手より”半歩先”の行動で、言われる前に
行動を起せる”気づかいの出来る”人間になる」と言うことです。

あたくし自身、一番最初にそっちの方のお店で本当に勉強に
なりましたし、人がメインのお店だったからこそ(有)丸か加藤商店が
あると確信しております。

食のお店だと食べ物で逃げれますが、人を中心でやっていると
逃げ道がなく、最終的にはその人の”人間性”で優劣がつくので
本当に気が抜けませんからね。
(なので、何人のお客さんを失ったことか・・・・・)

初めてのお客さんや苦手なお客さんにも話しかけて、店や
人を気に入ってもらい、また来店してもらうのですから。
時には団体で来ているお客さんの所へ1人で行き、完全に
アウェー状態で及び出ない状態でも、そこで接客をするの
ですから。

食べ物は食べているうちは、そっとしておいてもいいのですが、
接客は会話がメインなので、逃げ道がない。

なので、以前から思っていたのですが、まだ若くて”感受性”を
磨く時には、真正面から人と向き合うような仕事(職種)が
良いのではないかな?と思うのでした。

ちなみにあたくしは、「男なんてどうでもいいから女を呼べ!」
とか、話しかけても無視された時には「くそー!絶対にお客さんに
してやる!」とかそんな感情よりも、とにかく”一所懸命”に
接客をしていたら沢山のお客さんが増えた。といった感じでした。

その時は「接客=自分の可能性を試す」と言う場でもあったので。

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