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もう一人の自分がいたんです。

あたくしが、
この仕事をして最初に自分自身の異変に気付いたのは
「あれ?案外と人前で話せるんじゃない?」と言うことと、
「ん?意外と注目されてる?」と言うことでした。

あたくし今でもそうですが、かなりの照れ屋です。
と言うか、家族や親戚の前では酒が入らないと「高倉健さん」なんじゃ
ないかと思うくらいに寡黙(かもく)なんです。

でも、この仕事をしている人はかなり照れ屋さんと
繊細な人が結構多いみたいです。

(ちなみに細Bは、仕事以外では声は小さいし、
”コツコツ”と一人で何かしています。)

まぁ、この仕事を選んだ切っ掛けの一つに、
「自分を変えたい。」と言うのがあったので、そう考えると良かったのかな?と。

実はあたくし、こう見えても「接客」には定評がありまして、
自分でも「あれ?天才なんじゃないの?」と、かなり自信を持っていました。
(過去の事は全てが輝いて見えますので、許してください)

それで、照れ屋のあたくしが何でそこまで人前で話せたり、パフォーマンスを
出来たのかと言うと、多分、あたくし自身気付いていない、もう一人の自分に
会ったからだと思うんですね。

しかも、それは内向的な要素がいっぺんに社交的になってしまい、
自分で働いていても、何か違うもう一人の自分がそこにいる感じなんです。
それが何なのかは分りませんが、強烈にあたくしを前に押し出すエネルギーの
ようなものです。

「えっ!?俺ってこんな奴だったっけ?」とか、
「ほーっ、俺って結構面白いじゃん!」とか。

それまで、あまり自分に自信がなかったせいか、、
今までのあたくしには考えられないほど積極的で社交的動物になり、
マイナス思考からプラス思考に変わったんですね。

あの時のことを考えると、完全に「遺伝子のスイッチがOFFからON!」なった
瞬間だと思います。自分にとって全てが”プラス思考”なんです。
辛い事があればあるほど、逆境になればなるほどに”プラス思考”なんです。

大体において「辛い」とか「嫌だな」とか「大変だ」などと言う言葉なんか、
ほとんど頭によぎった事もないですし、例え、よぎったとしても次の瞬間には
「この辛い事も自分の為になっているんだよな~」と思うと、嬉しくて嬉しくて
たまらなかったので、結果的に全てがうまく行くんですね。

そう思うと、今まで自分自身の嫌いな部分や弱いところを
さらけ出し、それを一つずつ克服していこうと思ったら尚更に
毎日が仕事が楽しくて楽しくてどうしょうもなくなったんです。

そんな”スーパー能天気プラス思考野郎”なので、当然、
周りの人達に対しても、これまた”スーパーサイヤ感謝星人”になり
それが相乗効果になって、お店は活気に満ちて大繁盛になりました。
(さりげなく自慢)

だから、新人さんと話す機会があればこのように言うんです、
「いいか、仕事とはあまり関係ないけど、
せっかくだからこの機会に自分の嫌いな部分や弱い部分を
少しでもいいから、克服して欲しい。」と。

そう偉そうに人に言えるのは、あたくし自身がこの仕事のたずさわって
本当に「良かった」と思うし、一時でも一緒にこの仕事をするのなら、
少しでも同じような経験をして欲しいと思うのです。

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