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七転び八起き、いやもっとだよ。

先日、久しぶりに物件を見てきました。
事務所の近くで、大きさも調度良かったのですが
辞めようと思っています。

資金が足りないのが一番の理由なのですが、それ以外では
人の問題です。ここ最近の”丸か”の店は、基本的に店長が商品も
接客も担当するようにしています。

なので、「単に料理が出来れば良い。」と言うのではなく、
ある程度のマネジメント(ちょっと格好つけてみました)や店舗の
管理の出来る人でないと、「一度、店を任せてもらってもいいですか?」
程度の民主党のような甘ちゃん感覚だと、

”ママゴト”のような店になり、そのような店に無駄なエネルギーを費やすと、
他の店舗にも波及してとんでもないことになる恐れがあるのと、
第一そのような理由だけで営業をするのは、お客さんに対して
とても失礼なことですからね。

出来ることならチャンスがあれば、早めに挑戦させたいのは山々なのですが
やりたいと思うのと実際に店を運営するのとでは雲泥の差があり、
逆にその本人を追い込んでしまい、結局は中途半端にチャンスをあげたばかりに
”辞めてしまった”と言う笑うに笑えない経験を何度もして来ましたので。

もちろんサポート体制の不備もありますし、業態や立地の問題も
あります。中には一緒に組んだスタッフとうまく行かないで、店の運営
どころではなく人間関係で病んでしまうのも原因の一つです。

以前までは「せっかくのチャンスなのだから、思う存分やれよ。
誰も命までは取らないし、多少の失敗をしても後々それを自分の
肥やしにして頑張れば良いんだから。」と思い、実際にそのようなことを
言って励ましたりもしましたが・・・・・。

「現実は厳しかった。」と言います。
当たり前です、世の中現実は厳しいです。そんな自分が思っていたように
とんとん拍子で行くほど甘くはないですからね。

がしかし、それらを経験して知恵や忍耐がついて来るから、大いに
必要なことだけど、やはりほとんどは心が折れてしまう。

なので、最近はあたくしも過剰な期待や「出来るだろう」、
「やってくれるだろう」などと勝手に思い込まないようにして、
あたくし自身が現実を見るように心がけています。

まぁ、それでも「こいつにはやらせたい!」と強く思えば、
性懲(しょうこ)りもなく、チャンスを作って行きたいとは思っていますよ。

一度や二度の挑戦での失敗だからくじけてしまい、自信もなくなる。
これが毎回おなじみの様に何度も転んでは起き上がっていれば、
自信喪失や責任を感じて思い悩むこともなく、そして成功するまで
挑戦し続けるのが理想なんですけどね。

だってそっちの方が明るくていいじゃないですか?
もちろん”無責任”や”反省”がないのは論外ですけどね。。。。。

「積極的に仕事をすれば、失敗するのは当たり前。」
これは明治食品の”佐藤辰雄社長”の言葉ですが、あたくしはこの言葉が好きです。

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