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こんな今後もどうですか?

あたくし30歳前半までは「45歳で仕事を辞めて、セミリタイア」
をして、一年の半分は「な~んにもしないで、カナダあたりで遊んで、
後の半分は思いっきり休みなく仕事をして暮そうと」と、舐めきったことを
考えておりました。(ベシッ!)

でも、その前20代の頃は40歳でリタイアをして、それまでにお金を沢山稼いで
朝陽も夕陽も見える(迷ったけど、どっちも捨てがたいから)、海辺の「ハウス」
のベランダから、

そして地平線に沈み行く夕陽を見ながらイス(ゆれるやつ)に座り、
ウイスキーのロックなんかを片手に、頭の中では「サントリーオールドのCM」
なんぞが流れ、しみじみと今までのことを思い出したりなんかしてるのが夢でした。
地平線なんぞを見ながら。(ライダーキックしていいですよ)

でも、40歳も過ぎ、45歳も目前になると「人生、そんな甘いもんじゃ
ないよな~」と思うようになり、肝心の商売だってまだ「綱渡り」状態で、
第一、今そんなことしたら2ヵ月後には「丸か加藤商店」スタッフたちは
「難民化」してしまいます、確実に。

かと言って、このまま年を取るのも物足りなく、とは言っても、きちんと
今後のことを考えたり「貯金」もしないと老後が不安だし。

なんてことを考えていると、先日も紹介した「40歳から伸びる人 
40歳から止まる人」という本にこのようなことが書いていました。

「人はたどり着くことができるかも確かでないくせに、老年になるのを
恐れる」みたいなことを。

かーっ!何ていい言葉なんでしょうか、そうですよね、このまま順調に老年に
なるなんて保証なんかないんですよね、明日死ぬかもしれないし、45歳で
死ぬかもしれないし、

そう思うと何だか急に、「まだ正常に体も動き頭も働くうちは、余計な
ことを考えないでしっかり働くべきだよな~」と、この期に及んでフリーターの
ような結論に達しました。(いいですよ、後頭部スリッパで引っぱたいても)

しかし「リタイア」だとか「セミリタイア」なんぞと、バカなことを考えてないで
これも「本」に書いていたのですが、なら「二足のわらじ」にしようと。

普通は「二足のわらじ」と言うと「ニ兎を追うものは一兎も得ず」の諺の
ように、小遣い稼ぎとか中途半端のように思われますが、定年してからや
体をあまり無理できなくなってから何かを始めてもうまく行かないんじゃ
ないのかなと思います。

例えば、作曲家の「小椋佳」氏はあれだけのヒット曲を飛ばしながら
、銀行員をしていたようにね。(これも書いてました)

実はこれってある意味「しんどい」と思いますが、でも「アグレッシブ」で、
「刺激的」でなかなか面白いんじゃないでしょうか。

よく定年したら「蕎麦屋」をやるという人がいますが、
ほとんどの人がうまくいかないんですね、それはどうしてかと言うと、

一つには、時間とお金に余裕があるからです。
二つ目は、所詮、趣味程度だからです。
三つ目は、人脈がなくなるからです。

人間、ある程度時間とお金があると、どうしても片手間になるんですね、
だって「夢」が叶ったんですもの。しかし、そこには「ハングリー」さも、
その先の困難や試練に向かっていく「覚悟」がない。

と言うより、定年後が第2の人生という考えだからです。
だから「趣味程度」で満足してしまう。

しかし、段々と面倒くさくなってくるし、体もきつくなってくる。
はなっから、本気じゃなく、一応、「蕎麦を自分で打って」なんぞと、
それをやれば人生を達観する域に入ると勘違いしてる、それがおかしい。

それと、人脈がなくなる、最初の数ヶ月はいいが所詮、仕事上の付き合いなんです。

そう思うと、余裕が出来てからとか、定年もしくは早期退職でとかよりも、
やはり「まだ元気なうちに」何かを始めておくのも、一つの選択肢だと思います。

趣味でもいいし、興味があることでもいいし、自分を磨くことでもいいですが、
あくまでも、最初は「本業」に影響がでなく休みなんかに「楽しめる」ことが
いいんじゃないですかね。

無責任なこと言うなって?
ホントですよね。 

そんな皆さんにはこの曲でも聴いてください。

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