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心情を思うと、とてもブルーになります・・・・・。

先週の土曜日に南1西7の飲食店が5店舗入っている建物で火災が発生しました。
原因は、床下に入っている配線からの漏電のようです。古い建物だったので、入り組んで
いたり老朽化だったのでしょう。

火事は本当に怖いですね。
もし、自分の店が出火原因だったらと思うと「ゾッ」とします。
幸い、建物内でも近隣や通行人にも死傷者が出なかったのが不幸中の幸いです。

これで、スタッフやお客さんが亡くなったなんてなったら、本人も無念だろうし、
家族も深く悲しむし、出火原因の店長も経営者も一生悔いて生きて行かねばならない。

あたくし直ぐに各店の責任者にメールを送りました。
色々と注意点を書き最後に、「火事と食中毒は人を殺してしまう。人を喜ばせる商売を
しているものが、人を悲しませては絶対にいけない」と。

そうです、”食中毒”も時に人を殺してしまうので、こちらも非常に恐ろしいです。
死なないまでも、それまで好物だったものが今後食べれなくなることもあるし、
症状によっては何日も非常に辛い思いをさせてしまうのは、先ほども書きましたが、
人を喜ばせる商売をしている側としては、そんな辛く悲しい思いをさせてはいけない。

あたくしも”丸か”になってから幸いにも無いのですが、自分の担当する店舗で火事と
食中毒を起こしてしまった非常に辛く苦い経験があるので、二度と自分自身もそうですが、
スタッフやお客さんにそのような思いをさせたくはありません。

ただ、変な話、いくら会社や店舗や人が注意をしていても不幸にも火事や食中毒になる
可能性はゼロではないんですね。もちろん、様々な注意や対策を施していますが、
人的なモノばかりではなく、予期しないことで火事や食中毒なることもあります。

しかし、それでも自分たちで出来ることはやっておくことをこれからも行います。

それにしても、今回の火災は今後何が原因でとかとハッキリして来ると思いますが、
テナントの方達には同じ商売をしている側からして何とも言えぬ同情感があります。

しかも、今回火災にあった店のオーナーも知っているので尚更です。
実は、10年程前に今回火災のあった建物に店を出店する、しないでオーナーさんと
話し合いに行ったことがあるんですね。確か、あたくしと”にしやんと規夫”だったかな。
あいにく、お互いの考えや条件が合わなく出店には至らなかったのですが、
そんなこともあり、今回の火事には色々と考えさせられることがありました。。。。。

追記 あたくし、実家(と言ってもアパートですが)が20年以上前に火事になりました。
幸い、今回と同じで”おふくろ”が少し煙を吸ったのとショックで入院したくらいで済みました。
しかし、火元が実家だったので(実家の部屋だけの火災ですが)、とてもショックでした。
仕事明けの朝方に連絡が来たので、そのまま車で向かいました。
部屋に立ちこめた火事の臭いと、自分の住んでいた家が焼け焦げてボロボロになった
光景を見て唖然としてしまいました。
何か、持ち出せるものが無いかを探すと、煤(すす)けた高校の卒業アルバムが
見つかりましたが、それ以外の物はほとんどダメです。臭いが取れないんですね。

その時に思いました。
「火事は単なる物だけではなく、思い出までも奪い去って行くんだな。」と。

アルバム、今でも煤臭いです。。。。。
安全とか安心をこれからも気をつけて行きますので、
今後ともよろしくお願いします!!

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