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1930年代のレベルソ、そしてジラール・ペルゴが展示用に作成したユニークなプロダクト

今週は奇妙な1週間だったというと少々言い過ぎかもしれないが、人生が続くようにヴィンテージウォッチのハントも続く。常にポジティブであることを心がけ、手を洗い続け(記事執筆時はパンデミックの最中にあった)、時計(やトイレットペーパー)がないかとほかの人が見向きもしないような場所を探し続けるのだ。

インダイヤルが効いたおなじみのデザインのニバダ・グレンヒェン、政治的な出自を持つGMTマスター、そして機能性だけでなく美しさも兼ね備えた初期のワインダーで、記事に目を通すあいだの数分間の休息を満喫して欲しい。ストラップ付きの小ぶりな時計がお好きなら、オリジナルのルクルト レベルソや魅力的なカルティエも用意している。

ルクルト レベルソ Ref.201 1933年製
Reverso
口コミ第1位のスーパーコピー代引き専門店どんな時計であれ、最高のコンディションのものを見つけるというのはエキサイティングな出来事だが、ある種のモデルにおいてはほかのモデルよりも重大な発見となることもある。その作りや着用スタイル、ターゲットとする市場の違いによって、より時の経過が感じられる時計もある。このレベルソもそのひとつだ。私が遭遇する初期の時計は十中八九、あまり好ましくないコンディションであることが多く、そのためそこで満足せず探し続けることになる。しかし、その時計が予想外の輝きを放っているときは思わず足を止めて見入ってしまう。

 ご覧いただいているのはRef.201 レベルソだ。このモデルは1933年に製造されたもので、年月を経て優雅さを増しているように見える。文字盤に刻まれたルクルト(LeCoultre)のサインが示すように、この個体はもともとアメリカ市場向けに製造され納品されたものである。ブラックだった文字盤は、ご存じのように後年チョコレートのようなトロピカルな色調を帯びることになる。この文字盤は光の加減でなんとなくトロピカルに見えるというレベルのものではない。確実にブラウンだ。もしそう思わないなら、眼科医に診てもらうのが一番だ。さらにこのケースは磨かれていないように見え、ラグの近くにはっきりとしたラインが入っている。このケースのラグ付近のラインは、あまり芳しくない個体ではほかの箇所となじんでしまっていることが多い。

Reverso 2
 ご指摘の前に、そう、私も針は夜光を塗布し直していると思っている。しかしそんなことでこの時計を購入しようと思わなくなることはないだろう。以前議論したようにレストアはある時点で必要なものとして受け入れる必要があるし、87年前に作られた魅力的な時計の場合はそのことを本当に非難することはできない。もし、あなたがこのような時計をちょっとでも欲しいと思ったのであれば、まずはその方向性で探してみることをおすすめする。

 アンティコルムは(記事執筆当時の)ジュネーブオークションで、この初期のレベルソを6000~1万スイスフラン(当時のレートで約75万〜125万円)の想定落札価格で販売する。詳細とカタログはこちらからご覧いただける。

カルティエのレディスモデル 1959年製
Cartier
 時計デザインの進歩は、マイクロメカニクスと美学双方の進歩によって導かれ、互いに調和しながら支え合ってきた。この事実は、しばしば注目に値するデザインの裏側にある特徴的な要素の多くを解説してくれる。レディースウォッチほど、この考え方がよく表れているカテゴリもないだろう。レディースウォッチは歴史的に細い手首にフィットするよう小型化されてきた。小ぶりなものが好まれるようになったことで、時計師たちはエレガンスを引き出す新たな方法を編み出さなければならなくなった。

 そのひとつの方法が、裏蓋側から巻き上げる時計を作ることで邪魔なリューズのないシンメトリーな外観の時計を実現することだった。カルティエはこのデザインを、それまでに前例がないラグレスのタイムピースに採用した。この時計ではラグの代わりに、ユニークな形のクロコダイルストラップが全体を取り囲んでいる。間違いなく美しいモデルだが、裏巻きの時計は水分の浸入を防ぐのが難しいということに留意する必要がある。しかし、このような洗練された作品を水に近づける人は、今までもこれからもいないだろう。

Cartier
 この時計は、1989年に出版されたジョージ・ゴードン(George Gordon)の著書 『Cartier: A Century of Cartier Wristwatches』に載っている。この本はカルティエのデザインについて知識を深めたい人にはおすすめの1冊だ。横幅17.5mmのこの時計は厳密にはレディスモデルだが、手首が細めの人なら、その気になればジュエリーとして成立させることも可能だろう。個人的には、この時計が希少なデザインのカルティエを追い求める愛好家のコレクションに加わるのも不思議ではない。これほどの希少モデルを実際に目にすることができるのは、かなり先のことだろう。

 カリフォルニア州ビバリーヒルズのKeystoneが、この時計を(記事掲載当時)5800ドル(当時のレートで約65万円)で販売しており、サイトには追加の写真も掲載されている。興味があるなら、リンクをたどってみて欲しい。

ニバダ・グレンヒェン クロノキング Ref.85008
Nivada
 先月、友人が快くこのブランドの時計をプレゼントしてくれたあと、私はさらなる逸品を求めてこのブランドのアーカイブを深く掘り下げることにした。私のリサーチによると、トラディショナルなものから極めて奇抜なものまで、さまざまなリファレンスの宝庫であることがわかった。意外にも私の心を掴んだのは後者のほうである。ユニークで複雑なデプスマチックのようなダイバーズウォッチから、斬新な日付表示を備えた人気の高いダトマスター クロノグラフまで。ニバダは常に他社とはひと味もふた味も違う製品を世に送り出してきたが、次に紹介する時計は、ある有名なタイムピースとの明確な類似性によってそうした概念とは対照的な存在となっている。

Nivada
 オルタナティヴなデザインが主流となりだした1970年代初頭に登場したクロノキングだ。このモデルも例外ではなく、ファセット加工が施されたクッション型ケースとマルチカラーの文字盤を備えている。しかしこの時計を際立たせているのはインダイヤルだ。よく見てみれば、ポール・ニューマン文字盤のデイトナとほとんど変わらない、おなじみの書体とハッシュマークのデザインにすぐに気づくだろう。オレンジ文字盤のアクセントと鮮やかなイエローのベゼルが組み合わさることで、この伝説的なインダイヤルのデザインが持つクールさが際立ち、デイトナにおいてこの要素がいかに先鋭的なものであったかを物語っている。これはポール・ニューマンを思わせるレジスターである一方で、この時計にふさわしいデザインであるとも言える。

Nivada
 最高のものを求めるコレクターなら、このクロノグラフムーブメント、バルジュー72が搭載された時計を高く評価することだろう。オリジナルのステンレススティール製ブレスレットで提供されるだけでなく、時計と一緒に販売されたボックスも残っている。イエローのアクリル製ベゼルのインサートはわずかにオレンジ色に変化し、文字盤上に施された鮮やかな装飾とマッチしている。風防に傷があることを非難する人もいるだろうが、ヴィンテージの時計がまったく別物に生まれ変わってしまうほど過剰に手を加えられていないことを物語っており、個人的には気にならない。

 ハンブルクのCortrie Spezial Auktionenは、(記事執筆当時の)土曜日のオークションでこのニバダ・グレンヒェンを3500ユーロから6000ユーロ(当時のレートで約45万〜75万円)の想定落札価格で販売する。詳細はこちらから。

ロレックス GMTマスター Ref.1675 1976年製
Rolex GMT
 不思議に聞こえるかもしれないが、お気に入りの時計は何度も見ているうちに印象が変わってくるものだ。それゆえに見慣れた時計に心底驚かされ、この山にはまだ(採掘するべき)黄金があるのだと思うように安心させられる。それはいつだってスリリングなことだ。だが正直なところ、私にとってその時計がロレックスであることは滅多にない。

 このRef.1675は、第51代メキシコ大統領ホセ・ギジェルモ・アベル・ロペス・ポルティーヨ(José Guillermo Abel López Portillo)が所有し、着用していたものである。推測の域を出ないが、ポルティーヨの家族は同じくロレックスの時計、特にGMTマスターの愛好家であるフィデル・カストロ(Fidel Castro)が彼に贈ったものだと主張している。ふたりが親密な関係を築いていたことを考えればその可能性も低くないが、残念ながら確たる証拠はない。魅力的なデザインと素晴らしいコンディションに加え、この個体のケースバックにはポルティーヨの名前が手彫りされており、メキシコ大統領にゆかりのある装飾一式とともに提供される。

Rolex GMT
 大統領の一族から直接譲り受けたというこの時計の出自は、この時計がはっきりと写っている一連の写真など、さまざまな資料によって明確に裏付けられている。ここでひとつ、この時計について触れておきたいことがある。このラジアルダイヤルのオリジナル性を疑う声もあり、そこでは提供された写真の1枚が、かつて別の文字盤が取り付けられていたことの裏付けとして挙げられている。私は健全でささやかな懐疑心に関しては称賛し、奨励しているが、これはちょっと次元の違うでたらめだ。低解像度の白黒フィルム写真でこの時計の文字盤を判別できると言うのなら、私はあなたが持っているメガネを譲って欲しいと素直に思う。文字盤はシリアルが示す範疇に収まっているし、名のあるディーラーは売りたい時計に自ら不都合な証拠を提供することはない。たったひとりの意見に怯えて、歴史的に重要な素晴らしいピースを手放さないようにしたい。

Rolex GMT
 Craft & Tailoredでは、エリック・ウィンド(Eric Wind)氏の協力を得て、このGMTマスターを7万5000ドル(当時のレートで約800万円)で販売(記事執筆当時)している。詳細については、こちらのページをチェック。

ジラール・ペルゴ ジャイロマチックワインダー
Winder
 以前にも取り上げたことがあると思うが、時計そのものとは別に時計史に残る遺物は、そのブランドが何を象徴し、どのように販売されていたのかを正確に理解するうえで重要な役割を果たすことがある。そのような遺物のうち特に人気があるのは、販促資料や正規販売店内でかつて見られたディスプレイ、初期のコレクターズガイドなどであり、これらはすべて私たちが敬愛するリファレンスを取り巻く文脈を明らかにしてくれる。しかし皮肉なことに、時計職人が使用する道具は、これらのブランドが発展して国際的な名声を得るに本質的に不可欠なものであるにもかかわらず、多くの人に見過ごされている。

 時計用ワインダーの発明は、近代において最初の自動巻きムーブメントを製作したジョン・ハーウッド(John Harwood)に由来する。自分の作品の精度を実証しようとハーウッドは小売店用に12本用のワインダーを開発し、ジラール・ペルゴによるこのモデルのような作例への道を開いた。本体に記されたサインが示唆するように、これは1966年にア・シールド社製のムーブメントをベースに大幅な改良を加えて誕生したジャイロマチックキャリバー用のものである。ジラール・ペルゴはベースに手巻きムーブメントを使用し、独自の巻き上げ機構とローターを開発することでCal.32Aを完成させた。

Winder
私の推測によると、このワインダーはサービスセンターの時計職人ではなく、口コミ第1位のロレックス スーパーコピー 代引き専門店が使用していたものだろう。というのもこのワインダーには緑色のカバーと内面に多くのブランドマークが施されており、その能力を示す複数のロゴやマークが植字されているからだ。これはおそらくブランドの製品に自動巻きキャリバーが浸透していくにつれて、自動巻きムーブメントがどのように機能するのかを顧客に知ってもらうための展示用だったのだ。

おそらく、このワインダーよりも安い値段でほかのワインダーを見つけることもできるだろう。しかし使うかどうかは別として、これほど棚の上で見栄えのするものはほとんどないだろう。私たちのようなマニアにとっては、たまらないガジェットのひとつだ。

夜光文字盤を備えたレッセンス Type 5 L ダイバーズが登場

針の夜光塗料を忘れても、ダイヤル全体に十分な夜光塗料を塗布すれば、ほかの部分には必要ないのではないだろうか?

レッセンスがタイプ5の新バージョン、Type 5 Lを発表した。Type 5 Lは、堂々としていて明るく非常に目を引く。しかし上の画像を見ずに下のリストショットだけを見た場合、その印象に少し驚くかもしれない。実際、それに気づかなくても無理はない。それが狙いでもあるのだ。新しいType 5 Lは一見シンプルで堅実、そしてグレーに彩られた典型的なレッセンスのように見えるが、そこには隠された秘密がある。それはたくさんの夜光塗料を備えているということだ。

Ressence Type 5 L
ロレックス時計コピー 代金引換優良サイト近くで見ると、ダイヤルのふたつのメイントーンのグレーが際立つ。自動巻きのROCS 5(レッセンス・オービタル・コンベックス・システムの略)モジュールで駆動する本モデルは、カスタマイズされたCal.2824/2の分軸によって動作する。ダイヤルには時・分・90秒計(ランナー)と油温が表示され、イエローとブルーのアクセントが加えられている。パワーリザーブは約36時間。大きな分針が回転する一方で、小さなアワーインダイヤルが独自で時間を示す。オイルで満たされた上部チャンバーは光の屈折をなくし、どの角度からでも読みやすくクリアで鮮明な表示を提供する。これは夜光塗料のトリックや、技術的にはダイバーズウォッチであることを考えればなおさら役に立つものだ。

Ressence Type 5 L
横から見ると、ダイヤルの視認性(およびグリーンに輝く夜光塗料のクールな効果)、逆回転防止ダイバーズベゼル(こちらも夜光塗料を塗布)、そしてバックセットのロック(リューズがない代わりにサファイアケースバック全体を使用して設定や巻き上げを行うレッセンス独自のシステム)と巻き上げメカニズムを使用したロック/セットアップシステムが確認できる。ケースはグレード5のチタン製で、サイズは46mm径×15.5mm厚、100mまでの防水性を確保。新しいType 5 Lは607万2000円(税込)で入手可能である。

Ressence Type 5 L
Photo: courtesy Ressence

我々の考え
新しいType 5の撮影は、私にとってこのモデルラインを実際に手に取る初めての機会だった。私は同僚のジェームズ・ステイシーや旧友のジェイソン・ヒートンのようなベテランダイバーではないが、このモデルが水中で発揮できるかどうか純粋に興味がある。ダイヤルの配置に慣れているかどうかが大きなポイントだが、大きな分針と夜光ダイヤルのおかげで、理論上はレクリエーショナルダイバーにとって実用的でありながらも独特な選択肢となり得る。

Ressence Type 5 L
Photo: courtesy Ressence

レッセンスは“最薄時計”競争には参加していないが、オイルで満たされたディスプレイはいつ見ても新鮮で、その視認性には今でも感心している。同様に独特の巻き上げと設定メカニズムもそうだ。これは通常のものとは異なるが、非常に洗練されたデザイン言語を用いており、このような珍しい時計の機能的な課題にアプローチする創造的な方法であることは間違いない。

Ressence Type 5 L
基本情報
ブランド: レッセンス(Ressence)
モデル名: Type 5 L

直径: 46mm
厚さ: 15.5mm
ケース素材: グレード5チタン、ふたつの独立した密封チャンバーがあり、上部チャンバーは3.75mlのオイルが充填
文字盤: グレード5 チタン製コンベックスダイヤル(直径250mm)、3つのエキセントリックな2軸サテライト(傾斜3°が“時”、傾斜4.75°が“温度計”)
インデックス: グリーンのグレードAスーパールミノバ®で充填された文字盤とエングレービング表示
夜光: あり、グレードAスーパールミノバ®
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: グレーのファブリックストラップにイエローのレザーライニング(24/22mm)とブルーのラバーストラップ(24/24mm)、アーディヨンバックル(ピンバックル)

Ressence Type 5 L
ムーブメント情報
キャリバー: 特許取得済みのROCS 5(レッセンス・オービタル・コンベックス・システム、カスタマイズされたCal.2824/2の分軸によって駆動するモジュール
4o)
機能: 時、分、90秒計(ランナー)、オイル温計計
パワーリザーブ: 約36時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 41
追加情報: ケースバックの巻き上げと時刻合わせは、レッセンスコンプレッションロックシステム(RCLS)を採用。

価格 & 発売時期
価格: 607万2000円(税込)
発売時期: 2024年7月
限定: なし

セドナ™ゴールドのオメガ スピードマスター “ファースト オメガ イン スペース”を実機レビュー

もしあなたが常連の読者なら、私がオメガの歴史的に重要なRef.2998の2012年復刻版をどれほど気に入っているか、すでにご存じだろう。ウォルター・シラー(Walter Schirra)が1962年にシグマ7の飛行で着用したモデルだ。どうしてもオメガに返却する気になれなかったので、この記事を掲載した数日後に自分用の1本を購入した。この時計はお気に入りとしてすぐに私のコレクションに定着し、2016年にはその年の“最も身につけた時計”のタイトルを獲得した。2017年も半分が過ぎようとするなかそのタイトルは維持されそうなばかりか、むしろ腕につけている時間が長ければ長いほどありがたみが増していくようだ。Ref.2998の純粋な復刻版としてだけでなく、スピードマスターシリーズの最高の特徴をすべて備えたモデルとして楽しんでいる。

The Omega Speedmaster First Omega In Space in Sedna Gold.
オメガ スピードマスター ファースト オメガ イン スペース セドナ™ゴールド

 皆に愛される“FOIS(ファースト オメガ イン スペース)”のモデルであるセドナ™ゴールドのファースト オメガ イン スペースに対して、常に少し複雑な思いを抱いてきた。この時計は間違いなく豪華で、私のFOISのデラックス版である。しかし私はこれをスピードマスターから大きく逸脱したものだと常々思ってきたし、この逸脱がうれしいとは言い難い。2015年にこの時計が発表されたとき、スピードマスター愛好家のほとんどはこの時計を歓迎し、何人かはその魅力を私に伝えようと懸命に説得したが、いくつかの理由から私はその声に耳を貸すことができなかった。

 第一に、1960年代のほとんどすべてのクロノグラフに対するスピードマスターの最高、最信頼性の日本オメガスーパーコピー販売専門店!最大の特徴は、その統一されたブラックダイヤルである。パンダの配色は魅力的であり、セドナ™ゴールドエディションのオパライン文字盤とブラウンのインダイヤルは特にうまくいっているが、オメガは敵の領域に侵入しているような感じもする。セドナ™ゴールドエディションを実際に手にしてわかったことは、20年前に別のモデルがこの前例を作ったということだ。

My own Omega FOIS.
私のオメガFOIS。

 第二に、おそらくもっと重要なことだが、私はスピードマスターを貴金属にすることは少々ブルジョア的な動きだといつも感じていた。スピードマスターは手ごろな価格のスポーツウォッチだった(私は今もそうだと思う)し、間違いなくデイリーユースの時計だった。1万8000ドル(当時の日本円定価は税込198万円)のセドナ™ゴールドエディションは、オメガの顧客層の一部にとっては変わらず手ごろな価格だろうが、スピードマスターの精神に則っているとは思えない。

 しかし、最近この時計と充実した時間を過ごす機会を得たことで、私の論点のいくつかは再考を迫られたと言わざるを得ない。


パンダ文字盤のスピードマスター。これに文句をつける理由があるだろうか?

 セドナ™ゴールド FOISの実物を見てすぐに、その豪華な美しさに衝撃を受けた。私の時計とは似ても似つかないが、なんとも美麗だ。数年前から時計の写真を撮っていて気づいたのだが、見栄えのいい時計ほど撮影がしやすい。写真を見てもらえればわかることだろう。目の保養と呼ぶべき時計があるとすれば、この時計のことだ。

If you ignore the Speedmaster's reason for being, you have to admit this is pretty terrific looking.
スピードマスターの存在意義に目をつむれば、この時計が相当カッコいいことは認めざるを得ない。

 これはFOISのエディションのひとつ(オメガは昨年別のパンダ文字盤を発表したが、こちらはブルーとホワイトでステンレススティール製ケース)だが、私が持っているものとは似ても似つかない。親しみを感じるが、視覚、触覚的にまったく新しい体験を提供してくれる。

It's hard to see past the new dial but everything you see here you see in the original FOIS (but this time with more gold).
この新しい文字盤を無視するのは難しいが、ここに見られる要素はすべてオリジナルのFOISと同じだ(これにはもっとたくさんゴールドが使われているが)。

 あまりに見た目が異なるため、このふたつの時計に共通点があることを忘れてしまいがちだ。ケースの大きさ(39.7mm)、90以上のドットが付いた外付けのタキメータースケール、時・分針のアルファ針、インダイヤルのバトン針などオメガはそのすべてをそのまま温存しているし、機械的な面でも目新しいものは何もない。どちらの時計も、ウォルター・シラーの時計に搭載されていたものとは異なるレマニアをベースとしたCal.1861を用いている。このムーブメントはオメガが1968年から使用しているものをベースにしている。

 しかし今回の変更はかなり重要だ。オメガはゴールドを使用することにしたわけだが、それもただのゴールドではなく、レッドゴールドとピンクゴールドの中間のような温かみのある色調を実現するために、ゴールド、銅、パラジウムを組み合わせたユニークで独自のものを選んだ。それを引き立てるためにオメガはブラウンのセラミック製ベゼルを生み出したのだが、これもまた真っ黒なセラミックよりも豊かなニュアンスを生み出している。


 そしてゴールドであるがゆえに、その特徴的な外観に加えて、この時計の最も慣れない特徴のひとつは重さである。予想されるとおり、セドナ™ゴールドバージョンは手首にずっしりと重く感じられる。これはスピードマスターのオーナーの多くが慣れ親しんでいるものではないだろう。スピードマスターの大部分(多くのバリエーションがあるわけだが)はSS製であり、古典的なモデルのいずれかを着用したことがある人なら、大体どのモデルも似たようなつけ心地だ(プレムーンとムーンウォッチのケースを比較すると若干の違いはあるが、一般的に、どの通常サイズのスピードマスターも同じような着用感だ)。

My wedding ring as a point of reference to show the difference between traditional yellow gold and Omega's proprietary Sedna Gold alloy.
結婚指輪が伝統的なイエローゴールドとオメガ特有のセドナ™ゴールドのいい比較対象になっている。

 オリジナルのFOISと、このゴールドエディションを直接的に比較することはできないが、私がこの現行バージョンに無くて寂しいと思う特徴のひとつは、時を告げる機能とクロノグラフの明確な区別である。私はこのポリッシュ仕上げされたSSとペイントされたバトン針による区別の表現は素晴らしいと思っていた。セドナ™ゴールドバージョンでは、すべての針(と植字されたロゴ)がゴールドである。もちろん、ゴールドの針と白いバトンのコントラストは、あまりに鮮明すぎかもしれない。

The Golden Panda, a limited edition for the Japanese market.
日本市場向けのゴールデンパンダ。Photo: Kirill Yuzh and Omega Forums

 オリジナルのFOISとセドナ™ゴールドエディションで興味深いのは、前者がウォルター・シラーのRef.2998の特徴を懸命に再現しようとしているのに対し、後者はその逆方向へ自信を持って一歩を踏み出していることだ。しかし、オメガがゴールドのパンダ文字盤を持つスピードマスターに挑戦するのはこれが初めてではない。日本のコレクターは伝説のゴールデンパンダを覚えている人もいるだろう。1997年に発表された伝統的な白黒パンダダイヤルのYG製ムーンウォッチの40本限定モデルだ。正直なところ、よりソフトなセドナ™ゴールドとブラウンのベゼルおよびインダイヤルを備えた新エディションのほうが、ゴールデンパンダよりもはるかに好みだ。しかしこの時計がスピードマスターの歴史のなかでどのような位置付けにあるかを理解することは重要である。

The Omega First Omega In Space in sedna gold viewed from the back.
この時計はシーホースのメダリオンと“The First Omega In Space”、“October 3, 1962”という文言が彫られたソリッドケースバックを備えている。

 では、セドナ™ゴールド FOISはどんな人に向いているのだろうか。ヘリテージモデルを何本か持っていて、もうちょっと華やかなものが欲しいというスピードマスター愛好家なのか(この時計はその点では満足できる)。それともそのストーリーにはあまり興味がなく、デザインが新しくてもそうでなくても、ただ見栄えのする時計が欲しいという人なのか。本当のところはわからないが、この時計としばらく過ごしてみて確かなのは、このあまりにスピードマスターらしからぬゴールドのスピードマスターに、1万8000ドル(当時の日本円定価は税込198万円)出すような人間になりたいということだ。

グランドセイコーの人気の桜ダイヤルをクリーミーな色合いに仕上げた、新作のSBGH368である。

最近、サイトにはグランドセイコーの記事が多く掲載されている。3本の新作発表に加え、先週公開されたセイコーウオッチ株式会社 代表取締役社長の内藤昭男氏とGSグローバル本部長同兼執行役員の柴崎宗久氏による素晴らしいビデオインタビューもあった。通常なら、少しあいだを置いて情報過多にならないようにするところだが、今日発表された時計は見逃せなかった。グランドセイコーのゴールドケースモデルのなかで、これが個人的に最も気に入っているかもしれない。62GSケースのリファインモデルにローズゴールドを採用し、人気の桜ダイヤルをクリーミーな色合いに仕上げた、新作のSBGH368である。

SBGH368
2023年、グランドセイコーは手巻きスプリングドライブのCal.9R31を搭載した100本限定のSBGY026を発表した。そして今回、62GSケースに18KRGを採用した初のレギュラーモデルが登場。クラシックなデザインを継承しつつ、より力強く存在感のあるケースデザインとなっている。

スーパーコピー時計 代金引換を激安ムーブメントには約55時間のパワーリザーブを備える自動巻きのCal.9S85、通称“ハイビート36000”を搭載。ケースサイズは38mm×12.9mmで、シースルーバック仕様ながら100mの防水性能も確保している。ドレスウォッチとしては少しタフすぎるかもしれないが、個人的にはむしろうれしいポイントだ。

SBGH368
グランドセイコー SBGH368は、4月1日より発売を予定しており、希望小売価格は440万円(税込)だ。

我々の考え
昨年日本を訪れた際にこの時計のプレビューを見る機会があり、その素晴らしさに圧倒された。確かに、手巻きムーブメントでデイト表示のないSBGY026のほうが好みかもしれないが、RGと淡いクリームピンクのダイヤルの組み合わせは、間違いなく最高クラスの美しさだった。62GSケースは一般的なドレスウォッチよりも少し大胆なデザインではある(正直、“ドレスウォッチ”と断言すると議論が起きそうで少し怖い)。とはいえ、これが人生最後のゴールドウォッチになるかもしれないと思えるような1本であることは間違いない。

SBGH368
基本情報
ブランド: グランドセイコー(Grand Seiko)
モデル名: ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 桜隠し(Heritage CollectionMechanical Hi-Beat 36000 sakura-kakushi)
型番: SBGH368

直径: 38mm(ラグ・トゥ・ラグは44.7mm)
厚さ: 12.9mm
ケース素材: 18Kローズゴールド
文字盤: カッパーピンク
インデックス: 18KRG製アプライド
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: クロコダイルレザーストラップ、3つ折りクラスプ付き

SBGH368
ムーブメント情報
キャリバー: 9S85
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: 約55時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: ハイビートの3万6000振動/時
石数: 37
クロノメーター: なし、ただし日差+5~-3秒
追加情報: 耐磁4800A/m

価格 & 発売時期
価格: 440万円(税込))
発売時期: 2025年4月1日発売予定
限定: なし

ニバダ グレンヒェン アンタークティック ダイバーにグリーンダイヤルが登場

ニバダ グレンヒェンが2023年にアンタークティック ダイバーを発表して以来、そのラインナップは一貫して変わらず、ヴィンテージにインスパイアされたブラックダイヤルがスキンダイバーシリーズの唯一のSKUとして君臨していた。しかし同ブランドの動向を追っているならば、創業者のギヨーム・ライデ(Guillaume Laidet)氏が常にアーカイブやウェブサイト、さらには個人コレクションを探索し、ブランドの歴史的オマージュや復刻のインスピレーションを探し続けていることを知っているだろう。今回ギヨーム氏が参考にしたのは、ヴィンテージウォッチショップで見つけた1970年代のニバダ アンタークティック シーだ。オリジナルはよりユニークなクッションケースを採用していたが、そのエメラルドグリーンのダイヤルは現代版アンタークティック ダイバーのプラットフォームに受け継がれ、新たな限定モデルとして登場することとなった。

今回は、すべてがダイヤルに集約されている。とても鮮やかなグリーンであり、その彩度の高さによって暗い環境でも色が損なわれることはない。サンバースト仕上げが際立ち、明るい光の下ではダイヤルのメタリックな質感が、はっきりと見て取れる。この仕上げの強調により、暗い場所でもダイヤルは単調になることなく明暗のコントラストが生まれ、常に表情を変え続ける。正直に言うと、このカラーリングはチープに見えてしまうのではないかと心配していたが、実物を手に取るとその仕上がりは期待以上に印象的だった。

ダイヤル周囲には、極上スーパーコピー時計ー販売専門店そら~プリントされたホワイトの分目盛りが配されており、その内側には大型の横長な長方形のインデックスが並ぶ。3・6・9・12時位置には厚みのあるファセット加工が施されたメタル製アプライドインデックスが採用され、それ以外の時間帯には、ブランドが“クリームラテカラーのパティーナ”と称する夜光インデックスが配置されている。だが実際に見るとコーヒーのような色味はなく、むしろグリーンイエローに近い印象を受ける。それでもすべてのインデックスは分厚くワイドに設計されており、このデザイン特有のユニークなプロポーションに貢献している。

これらのインデックスを引き立てるのはきわめてワイドな針だ。私がこれまで見たなかでも最も幅広い針であり、小振りな38mm径のケース内でその存在感が一層際立っている。時・分針は四辺が面取りされているものの、中央部分にはファセット加工が施されておらず、そのためダイヤル上での視認性が非常に高い。オリジナルのヴィンテージモデルから受け継がれたデザインとしては適切な選択だが、もしケースがラウンド型のクッションケースだったならば、このブロック状の針とのバランスがさらによくなったのではないかとも思う。ちなみに、これらの針は現行のアンタークティック ダイバーの標準的なブラックダイヤルモデルにも採用されている。しかし、今回のモデルでは長方形のインデックスと組み合わさることで、そのデザインがより効果的に機能しているように感じられた。

ヴィンテージからのインスピレーションはこれだけにとどまらず、オリジナルのタイポグラフィもこの現代版に受け継がれている。ニバダ グレンヒェンのブランドロゴ上に配置されたアイコンは、ヴィンテージのカタログリストに掲載されていたデザインを踏襲しており、6時位置の上には筆記体でAntarctic-Diver(南極ダイバー)とプリントされている。今回、自分が手に取ったのはノンデイト仕様だったが、ギヨーム氏はよりオリジナルに忠実なフレーム付きの日付表示モデルも展開している。ブラックダイヤルとは異なりこのモデルには、幸いにもサイクロップスレンズが付いていない。

それ以外の点は、基本的に標準モデルのアンタークティック ダイバーと同じだ。ステンレススティール製のケースは直径38mm、厚さ12.9mmで、ケースサイドはポリッシュ仕上げ、トップとボトムはヘアライン仕上げとなっている。ニバダの多くのモデルはエッジがシャープで明確なラインを持つことが多いが、このモデルはケースのトップからサイドへの移行がより滑らかで、人によってはややポリッシュが強すぎると感じるかもしれない。一方でCNC加工直後のような無機質な印象はなく、適度な仕上がりにまとまっている。ベゼルにはセラミックを採用し、この価格帯で一般的なアルミニウム製よりも高級感のある仕上がりだ。ベゼルは圧接式で、クリック機構のない双方向回転式。適度な抵抗があり、しっかりと固定されている。しかしこの時計を本格的なダイビングツールとして使用する人は、実際にはほとんどいないだろう。

この時計の全体的なサイズ感は非常に装着しやすく、200mの防水性能を備えた実用的なダイバーズウォッチとなっている。さらにトロピックラバーストラップが手首にしっかりとフィットし、快適なつけ心地を実現している。ムーブメントにはニバダの標準仕様であるソプロード製PO24キャリバーを搭載し、パワーリザーブは約38時間。ノンデイト仕様だと、ゴーストデイトポジションが生じる点は理想的と言えない。裏返すとペンギンの刻印が施されたデザインが現れる。こんな楽しいデザインなら文句はない。

今回のアンタークティック ダイバーは150本限定で、ノンデイト仕様とデイト表示付きモデルがそれぞれ75本ずつ製造される。販売価格は標準モデルと同じ995ドル(日本円で約15万円)に据え置かれており、グリーンダイヤルは限定モデルとしての個性を際立たせるユニークなカラーバリエーションとなっている。これが画期的かつ革新的なモデルかと言われれば、答えはノーだ。しかしニバダが手がけたハイパースタイライズドなデザインと鮮やかな発色は、定番とはひと味違うモデルを求める人にとってよい選択肢となるだろう。

ニバダ グレンヒェン アンタークティック ダイバー グリーン。ステンレススティールケース、直径38mm、厚さ12.9mm。ノンデイト仕様とデイト表示付きのグリーンダイヤル、ダブルドーム型サファイアクリスタル、両方向回転式セラミックベゼル、200m防水。ソプロード製自動巻きCal.PO24搭載。ストラップやブレスレットのバリエーションあり。価格は995ドル~(日本円で約15万円~)。

H. モーザーが スモークサーモンカラーが魅力の「ストリームライナー・センターセコンド」を発表

モーザー愛好家から「グリーンドラゴン」の愛称で呼ばれているストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーンに続き、新色のストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンが登場します。コレクションの本質に忠実にクラシックなエレガンスとヴィンテージ感を漂わせ、完璧にバランスの取れた美しさを持つ 3 針モデルで、1 年間のみの限定生産となるスペシャルエディションです。

ストリームライナー・センターセコンドは 12 気圧防水の 40.0 mm のクッション型スチールケースモデルで、1920 年代から 1930 年代にかけて活躍した初の高速列車を思わせる美しい曲線を特徴としており、名前もそれに由来します。人間工学に基づいたデザインで、ケースにはラグがなくステンレススチール製ブレスレットと完全に一体化しています。

モーザーのケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されています。ロレックス スーパーコピー代引き優良サイトトップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、裏側も同じようにシースルー ケースバックです。一体型ステンレススチール製ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。真の技術的な偉業と言えるブレスレットは、洗練された巧みな技術の賜物でありながら、全体にしっくりと馴染む柔軟性も備えています。

H. モーザーは、ステンレススチール製のケースとブレスレットの魅力をさらに引き出すべく、スモークサーモンという名のまったく新しいフュメダイアルを作り上げました。高級時計の世界ではよく知られるこのカラーは、モデルに優美なヴィンテージ感をもたらします。驚くほど鮮やかで、手を動かす度にチョコレートカラーのようにも、ゴールドにも見える、さまざまな色調に見えるダイアルです。
ダイアルにはスペシャルエディションのみ(本モデルは 1 年間限定生産)のグリフェ仕上げが施され、光によってブラックから思いがけないミラー効果まで表情が変わります。2 つのセクションに分かれた立体的な時針と分針には、スーパルミノヴァ® を注入した革新的なセラミック化合物であるグロボライト® のインサートが埋め込まれています。

熟練のフライフィッシャーでもある H. モーザーの CEO、エドゥアルド・メイランは、サーモンのようには見えないという意見に対して次のように述べています。「サーモンにもいろいろあります。今回の新作は、いわゆるアトランティックサーモン、ラテン語でいう『Salmo salar(タイセイヨウサケ)』ではなく、希少な『Oncorhynchus kisutch(ギンザケ)』から着想を得たものです。自然に成熟させた後、ヒマラヤ山脈の斜面で採れるハーブを混ぜ込んだオイルで毎日マッサージされ、エサはピンクフラミンゴが部分的に消化した甲殻類のみです。そしてスコッチウィスキーを使った秘伝のレシピで一匹ずつスモークされます。この方法によって仕上げられる他にはない色味の身が、H. モーザーの新しいダイアルのインスピレーションの源となりました」

ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンに命を吹き込むのは、自社で一貫して設計、開発、製造された HMC 200 自動巻キャリバーです。このムーブメントには系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が装備されています。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーには、エングレービングを施した大型のソリッドゴールド製ローターが組み込まれ、パワーリザーブは約 3 日です。

まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。

【技術仕様】
ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモン
リファレンス :6200-1207
ステンレススチールモデル、グリフェ仕上げのスモークサーモンフュメダイアル
一体型ステンレススチール製ブレスレット
予定価格:3,124,000円(税込)
今夏入荷予定

[ケース]
ステンレススチール製、わずかにドーム型になったサファイアガラス
直径:40.0 mm
サファイアガラスを除いた厚さ:10.3 mm、 サファイアガラスを含む厚さ:12.1 mm
・シースルー ケースバック
・「M」で装飾されたねじ込み式リュウズ
・12 気圧防水

[ダイアル]
グリフェ仕上げのスモークサーモンフュメカラー
クリアラッカー仕上げの H. Moser & Cie. ロゴ
アプライドインデックス
グロボライト® インサート付きの時針および分針

[ムーブメント]
自動巻キャリバー HMC 200
直径:32.0 mm(14 1/4 リーニュ)
厚さ:5.5 mm
振動数:21,600 振動/時
27 石
パワーリザーブ:約 3 日間
・ラチェット式両方向自動巻きシステム
・H. Moser & Cie. の刻印が施された 18Kソリッドゴールド製ローター
・シュトラウマン® ヘアスプリング
・モーザーストライプ仕上げ

[機能]
時、分
センターセコンド

[ストラップ/ブレスレット]
一体型ステンレススチール製ブレスレット
モーザーのロゴが刻印された 3 枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディング・クラスプ


[H. MOSER & CIE.(H. モーザー)]
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 80 名の従業員を擁し、16 個の自社製キャリバーを開発、年間に 2,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。

ジェシカ・コルダが妹弟に続き、リシャール・ミル ファミリーに仲間入り

• 2011年よりLPGAのメンバー
• 妹のネリー、弟のセバスチャンに続き、リシャール・ミル ファミリーへの仲間入り
• RM 07-01 レッドクオーツTPT®を着用

リシャール・ミルスーパーコピー 代金引換を激安はアメリカのプロゴルファー、ジェシカ・コルダを女性アスリートのパートナーとして迎えることを嬉しく思います。2017年には妹のネリーが、2022年には弟のセバスチャンがリシャール・ ミル ファミリーになり、この度姉のジェシカが加わりました。

現在30歳のジェシカは、ゴルフを始めたときから競技にのめり込みました。
「テニスチャンピオンの両親を持つことで、もちろん私も競争心の強い子に育ちました。スポーツ全般大好きで、特に体操とフィギュアスケートが好きでした。しかし1m81cmという長身がこの2種目の妨げとなってしまいました。ゴルフという選択はすぐに自ずと決まりました。」

やがてジェシカの情熱は、ティーンエイジャーの彼女のスケジュールを占めることになり、 “6時に起きてランニングと水泳、勉強は8時とランチのそれぞれ1時間にする” -1日の大半をゴルフコースで過ごすためにこのような生活を送っていました。

そのような努力の結果、ジェシカは常に世界のトップ15に入っていきました。アマチュア時代の2008年にはUS女子オープンに出場、2010年には南大西洋アマチュア選手権で優勝しました。そして2011年にプロへ転向し、チェコとアメリカの両方の代表選手として活躍しています。

彼女のプロ初勝利は2012年のオーストラリア女子オープンでした。その後2013年、2019年、2021年のソルハイムカップ(ヨーロッパツアーとアメリカツアーの代表選手による対抗戦として、2年に1度行われている団体戦)にアメリカ代表として出場しています。

その彼女の輝かしいキャリアの中での一番の思い出は、妹ネリーと弟セバスチャンも参戦した東京オリンピックです。なんと3兄弟全員が予選を通過したのです!
ジェシカはゴルフの雰囲気のユニークさを、禅のような精神的鍛練という言葉で表現します。
「一歩踏み出すと、多くの人やプレッシャーを感じ、光が突然射しこんでくるような感覚になります。スイングだけでなくマインドも含め、全ての記憶が大切です。マインドは筋肉であり、潜在意識を鍛えることが出来るのです。頭の中にある恐怖心など全てを取り除き、リラックスし、何時間もかけて練習してきたこと、学んできたことをそのまま身体で表すのです。」

また、ジェシカはゴルフへの情熱を子どもたちにも注いでいます。
「ゴルフというスポーツはユニークです。老若男女関係なくティーオフを隣で行うことができる、まさに平等なスポーツです。そして女性にも素晴らしいスポーツで、ゴルフを始める人も増えてきています。私が幼いころはよく外に出て、男の子と一緒にゴルフをしていました。」

リシャール・ミルはコルダ家姉弟全員が私たちのファミリーになったことを光栄に思います。
「先駆的という言葉は、リシャール・ミル ファミリーとコルダファミリーの結びつきを表現する、一番適した言葉です。」とジェシカは話します。
「私たちのこの人生は保証されたものではなく、一生懸命つくってきたものなのです。もちろん私も負けず嫌いですが、一番誇りに思うことは妹と弟の姿を見ることです。ネリーのゴルフは落ち着いて見ることができますが、セバスチャンのテニスを見るときはボロボロになるほど疲れてしまいます!」

ジェシカはゴルフコースで、耐衝撃性、軽量性、あらゆる状況での快適性を兼ね備えた、自社開発自動巻きキャリバーのRm 07-01レッドクオーツTPT®を着用します。


【お問い合わせ】
リシャールミルジャパン
Tel.03-5511-1555

アンジェラスが「クロノデイト ゴールド」&「クロノデイト チタン」の新作を発表~

クロノデイト ゴールド&クロノデイト チタン~グリーンとブラックのカラーバージョン


アンジェラスは、ネオレトロ クロノグラフ「クロノデイト」の歴史に、5Nレッドゴールドモデル、そして2つのチタンモデルという新たな3ページを刻みました。クロノデイト ゴールドとクロノデイト チタンの外観を際立たせるのは、漆黒の文字盤。チタンケースのクロノグラフには、サテングレーのチタンと完璧にマッチするシダグリーンの文字盤モデルも展開します。


アンジェラス クロノデイトは、新シリーズの発表後、今回3つの新しいモデルが加わります。歴史的な引用と現代的な構造により、クロノデイトはさまざまな時代をミックスしています。

このコレクションは、歴史ある、スーパーコピー時計 Nランク代金引換専門店スイスの時計製造の伝統に貢献したアンジェラスと、現代的でテクニカル、そしてウルトラダイナミックな現在のアンジェラスを融合しています。複雑機構「クロノデイト」は、1935年にダブルプッシュボタン式クロノグラフ腕時計のパイオニアとなったアンジェラスの初期の成功にちなんで採用しました。
アンジェラスは、その歴史へオマージュを捧げると同時に、現代性と快適性を確保するため、複数の構造を持つマルチマテリアルのケースを採用しています。キャリバーA-500は、カーボンコンポジットのケースに搭載され、そして5Nレッドゴールドまたはチタン製のケースに収められています。


現代的なケース
これらの新しいクロノデイトモデルは、スポーツクロノグラフのネオレトロなアプローチを継承して、42.5mmケースで発表されました。ムーブメントは、カーボンファイバーのコンポジット材から削り出された容器に収められています。クロノグラフのプッシュボタンもカーボンコンポジット製で、ケースに直接取り付けられています。さらに、ケースとベゼルの間に位置するリングも、このマットブラックの素材からカットされています。

このケースの周囲には、5Nレッドゴールドまたはチタン製のミドルケースとラグを一本のラインのように一体化させた、ヴォールト型の透かし彫りが施された取り付けシステムが考案されました。また、12個のノッチが刻まれたベゼルは、同じ金属からカットされたものです。


柔軟性のある構造
このモジュール式の上部構造は、さまざまな素材を使用するために開発されたものです。面取りが施されたすっきりとした傾斜ラインを持つ構成部品からなり、ダイビングコレクションと同様、アンジェラスのいくつかのタイムピースと同じ美的感覚を備えています。

面取りされた形状や直線と曲線の組み合わせが力強いエネルギーをもたらし、クロノデイトをスポーツ精神に溢れたものにしています。大きなサイズの突起したリューズには中央にラバーストリップが備えられ、容易な操作を提供します。


クロノグラフの美学
クロノグラフが選ばれた由縁は、すでに1930年代にはアンジェラスがクロノグラフのトップメーカーであったという歴史を想起させるためです。当時は、小さなサイズの時計が流行していました。それに対してアンジェラスのカウンターはひときわ大きく、視認性に優れていました。そのため、今日でもそれを踏襲して、読みやすさを重視した大型カウンターのクロノデイトを制作しています。

カウンターは、「ベルベットブラック」と呼ばれる深みのあるブラックの文字盤、または「シダグリーン」と呼ばれる繊細なグリーンの文字盤に配置されています。また、スーパールミノバで縁取られた大きなアラビア数字のアプライドインデックスがアクセントになっています。

ダイナミックなムーブメント
クロノデイト コレクションの内部には、アンジェラス クロノグラフムーブメント、キャリバーA-500が搭載されています。9時位置のスモールセコンド、3時位置の30分積算計で表示されます。文字盤の外周には、1942年の初代アンジェラス クロノデイトへのオマージュとして、ポインター式の日付表示が配置されています。セコンドインジケータは赤い矢印で示され、クロノグラフのプッシュボタンにあるマーカー、クロノグラフの秒針と30分積算計の針は、すべて赤いラッカーで仕上げられています。

振動数4HzのキャリバーA-500は、コラムホイールと水平クラッチによって作動し、精巧さが確保されます。アンジェラスの紋章である鐘とそのハンマーを表現し、星の上に大文字の「A」の形をしたローターを備えた自動巻きシステムによって作動します。

クロノデイト チタンのタングステン製ローターには、クロノデイト ゴールドの5Nレッドゴールド製カウンターウェイトを装備しています。アンジェラスの初期の機械式の心臓部を彷彿させるものです。


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Watches&Wondersで撮影の実機画像

昨年発表されたブルー(左)と、新作のレッドゴールド(中)&チタン(右)


チタン・グリーン、とても印象的な"緑"。


真のDNAは裏のローターに! 

【技術仕様】
クロノデイト レッドゴールド&クロノデイト チタン

[品番/税込予価]

[ケース]
ケース素材 :ベゼル、リュウズ、一体型ミドルケース=18Kレッドゴールド(5N)またはチタン
      :ケース、ベゼルリング、プッシュボタン=カーボンコンポジット
仕上げ :サテン仕上げの表面、ポリッシュ仕上げの面取り
サイズ:直径42.50 mm/厚さ 14.25 mm
風防:サファイアクリスタル、両面反射防止加工
バック :サファイアクリスタル、反射防止加工
防水性 30メートル/3 ATM

[ムーブメント]
キャリバー A-500、機械式自動巻
石数 :26
ムーブメントサイズ:直径 30.00 mm/厚さ 7.90 mm
パワーリザーブ :60時間
振動数 :28’800振動/時(4Hz)
機能:時、分、秒、クロノグラフ、ペリフェラル・デイト

[仕上げ]
・プレート:サンドブラスト、NAC処理
・ブリッジ:ビーズブラスト、NAC処理、サテンエッジ加工
・ホイール:サーキュラー仕上げ、ロジウムメッキ
・ローター:タングステン、18Kレッドゴールド(5N)またはタングステンの装飾

[文字盤]
・レッドゴールド:ベルベットブラック、スーパールミノヴァが施されたアプライドインデックスと時針
・チタン:ベルベットブラックまたはシダグリーン、スーパールミノヴァが施されたアプライドインデックスと時針

[ストラップ/ブレス」
素材 :ブラックラバーまたはチタン(チタン製モデル)
フォールディング クラスプ レッドゴールド:チタンブレード、18Kレッドゴールドカバー(5N)
チタン:フォールディングバックルとカバーにチタンを使用
※交換可能なブレスレット

【お問い合わせ】
アーノルド&サン相談室
0570-03-1764
受付時間: 9:30~17:30 (祝日を除く月~金)

オーデマ ピゲからイエローゴールド製の 新しいロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークが登場

スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲは、18Kイエローゴールドの新作を発表し、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク(ref.16204)のコレクションを充実させました。鮮やかなケースは、その中で時を刻む最新ムーブメント、キャリバー7124を優雅に縁取ります。イエローゴールドのトーンがケースやブレスレットの色と調和した、繊細なオープンワークの構造は、時計の両側で中心的な役割を果たしています。ホワイトゴールドの繊細なタッチが際立つ、この象徴的な39mmのタイムピースは、エレガントなコントラストを描きます。

新作ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、オーデマ・ピゲ スーパーコピー 代引き18Kイエローゴールドのケースとブレスレットに、イエローゴールドの透かし彫りが施されたムーブメントを組み合わせたモデルです。©オーデマ ピゲ提供


洗練された華やかな装い
2022年、ロイヤル オーク誕生50周年を記念して発表されたロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、今年、18Kイエローゴールドのエレガントなボディを纏い、装いを新たにしました。伝統に忠実に、厚さ8.1mmのこのタイムピースは、1972年に発表されたオリジナル モデルの美しいデザインコードを受け継いでいます。ゴールドのテーパーブレスレットと39mmのケースは、マニュファクチュールならではの優美なサテン仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが交互に施され、無限の光の戯れを生み出します。

インナーベゼルとムーブメントのオープンワークブリッジは、ケースやブレスレットと同じイエローゴールドの色調で装飾されています。ダイヤルには落ち着いた風合いのポリッシュ仕上げのホワイトゴールド製アワーマーカーと針が配され、ベゼルをケースに固定するホワイトゴールド製の六角形のビスや、ムーブメントのオープンワークブリッジから見える歯車列を想起させます。また、ダイヤル側から鑑賞できるムーブメントのジュエルが彩りを添えています。
さらに、サファイアクリスタルには、オーデマ ピゲのフルレター シグネチャーがブラックカラーで装飾されています。


最先端のオープンワーク ムーブメント
超薄型自動巻きキャリバー7124は、精度、性能、そして古くから継承されてきたオープンワークの技術を結集しています。この、厚さわずか2.7mmの透かし彫り時分表示ムーブメントは、キャリバー7121と同時に、オーデマ ピゲのエンジニアと時計職人によって特別に考案され、その美しい外観と厚さを変えることなく極薄の8.1mmの"ジャンボ"ケースに収まるように製造されました。このムーブメントの周波数は4Hz、装着していない状態での駆動時間は約57時間です。また大きな香箱により、長期間にわたり精度が保証されます。さらに、イエローゴールドカラーの22Kピンクゴールド製のスリムな透かし彫りのローターを備え、このボールベアリングに取り付けられたローターは、自社開発の2つのリバーサーによって両方向に巻上げられます[※1]。不要な摩擦を避け、性能を向上させるために、バランスホイール内に慣性ブロックが挿入されています。

キャリバー 7124 の透かし彫りの構造がダイヤルとケースバックの側面で際立ちます。その精巧なデザインは、職人による巧みな手作業と細部へのこだわり、そして高度な技術により実現されました。各パーツの位置と形状は、調和のとれたバランスの良いオープンワークの美しさを実現するために、当初から細心の注意を払い考案されました。まずメインプレートとブリッジの予備段階の形状をコンピューター数値制御マシーン (CNC)でカットした後、最終的な形状を出します。その後、さまざまな部品にヘアライン仕上げ、スネーリング、ポリッシュ仕上げの面取りといった、高級時計製造の仕上げが施されます。ポリッシュ仕上げが施された247のV字アングルを有するムーブメントには、マニュファクチュールの職人たちの高度なノウハウが反映されています。


"ジャンボ"とオープンワークの技術
ロイヤル オーク コレクションは、これまでに50以上のオープンワークモデルを発表してきました。さまざまなムーブメント、サイズ、素材、そしてスタイルに展開され、数十年にわたる情熱と熟練が世代を超えて引き継がれています。

1981年にペンダントバージョン(モデル5710BA)でロイヤル オーク コレクションに登場したオープンワークが、実際にコレクションの一部となったのは1990年代のことでした。その後10年間でロイヤル オーク オープンワークモデルは幅広いラインナップが提案されていきます。
最初のオープンワーク"ジャンボ"は1992年に発表されました。この希少なモデル(14811)はオークの木のモチーフが彫られたもので、オーデマ ピゲ財団の発足を記念しオークションで落札されました。その後2000年まで、エクストラ シンキャリバー2120を搭載したいくつかのオープンワーク "ジャンボ" モデルが少数シリーズで製造されました。ジェムセッティングが施された針が特徴のモデルや(例えば14789、14793、14814など)、モデル14884と12518(唯一の125周年記念モデル)のようなモデルもあります。このモデルは高波を背景にした船の錨を描き、ロープで囲んだモチーフを特徴としていました。

オープンワークは2010年に"ジャンボ" コレクションのステンレススティールモデル(15305)としてカムバックしました。このモデルには、厚さ4.31 mmの自動巻きキャリバー3129が搭載されました。その2年後、マニュファクチュールはロイヤル オーク40周年を記念し、新しいスレートグレーのオープンワーク "ジャンボ" 限定モデルを発売します。このモデルはエレガントなプラチナ950ケースにキャリバー5122が搭載されました。2014年には、18Kピンクゴールドバージョンが発売されます。
そして、2022年のロイヤル オーク50周年アニバーサリーには、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク (ref. 16204)がカムバックしました。この機会に、マニュファクチュールはステンレススティールと18Kピンクゴールドの2モデルを発表しました。どちらにも、マニュファクチュールの新しい自動巻きオープンワークムーブメント、キャリバー7124が搭載されました。今年発表されたイエローゴールドバージョンは、受け継がれてきたノウハウと最先端の技術を融合させた、洗練されたゴールドの美しさで、これまでのモデルの軌跡を辿ります。

[※1]自動巻きムーブメントではリバーサーがローターの双方向回転の動きを単一方向の動きに転換させ、ヒゲゼンマイを巻き上げます。


“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫

【仕様】
ロイヤル オーク"ジャンボ"エクストラ シン オープンワーク
16204BA.OO.1240BA.01
機能:時、分。

[ケース]
18Kイエローゴールドケース、反射防止加工サファイアガラスとケースバック、5気圧防水。
ケース径:39 mm
ケース厚:8.1 mm

[ダイヤル]
イエローゴールドカラーのインナーベゼル、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針。

[ブレスレット]
18Kイエローゴールドブレスレット、APフォールディングバックル。

[ムーブメント仕様]
自動巻きキャリバー 7124
外径 29.6 mm(12 ¾リーニュ)
厚さ 2.7 mm
石数 31
部品数 211
パワーリザーブ 約57時間
振動数 4 Hz (28,800振動/時)

キャリバー7124のケースバック側 © オーデマ ピゲ提供

価格:要問い合わせ
発売日:2023年9月以降順次入荷予定


※すでに再三アナウンスされていますように、「ロイヤル オーク」は熟練の職人による仕上げの美しさが特徴的で、多くの工程を経ることで完成まで長時間を要し、年間の製造本数も限られていますため、引き続き入手困難な状況が続いております。新作におきましても、充分な供給が難しいことが予想されますことをどうかご理解いただいた上で、ご興味をお持ちの方は、お近くのオーデマ ピゲ ブティックにお問い合わせください。

【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000

[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、ブレゲ スーパーコピーマニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。

ヴァシュロン・コンスタンタンが新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」を発表~

オーヴァーシーズ・オートマティック~ゴールドと光を装って新たに「オーヴァーシーズ」コレクションに加わった輝く1本


今年のWatches and Wonders で、メゾンは直径34.5mmと35mmの「オーヴァーシーズ」4モデルを発表しました。このスポーティシックなコレクションに、ピンクゴールドの直径35mmの新作モデルが加わりました。この新作タイムピースは、洗練さと上品さ、そしてさりげないエレガンスを兼ね備え、その輝く個性で"One of Not Many“のキャンペーン[※1]に加わった芸術家で探検家であるザリア・フォーマン[※2]に寄り添います。ケースからブレスレットに至るまで、ピンクゴールドを装い、同系色のゴールドダイヤルと見事に調和し、光り輝く個性を放っています。パートナーのようにどんなシーンでも寄り添ってくれるこのタイムピースには、2本のストラップが付属されています。


同系色のエレガンス
今春、スーパーコピー 代引きピンクゴールドに代表的なサンバースト仕上げのブルーダイヤルのタイムピースが加わりました。新たな旅への誘いの様に、「オーヴァーシーズ・オートマティック」はその本質の新しい一面を見せてくれます。その特徴的なスタイルとは ?
調和した同系色のアプローチは、ケースとブレスレットを装うピンクゴールドの温かみのある光の反射、そしてサンバーストサテン仕上げが施された透明なラッカーが覆われたダイヤルが放つ輝きを見事に調和させています。

メゾンの職人たちは、ミドルケースやブレスレットとの完璧な調和のために、ダイヤルの正確なニュアンスを生み出すよう大きな力を注ぎました。単色の外観は、マルタ十字を想起させる6面を備えるベゼルに繊細にセットされた90個のダイヤモンドにより際立ち、スリムなカフ・ウォッチのデザインを踏襲しています。ジュエリーのようにスリムで優美なシルエットのこのタイムピースは、いつでも寄り添ってくれる完璧なパートナーです。


ひとつの個性と、多面性
このコレクションの他のモデルと同様に、新作モデル「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、ブレスレットとバックルが付け替えられる、インターチェンジャブルシステムが採用され、あらゆるシーンに対応することができます。

マルタ十字を想起させるスリムなリンクは、自分の肌の様にしなやかでソフトな着け心地のピンクゴールドのブレスレットに加え、2本のストラップが付属しています。

美しく調和のとれたゴールドの組み合わせは、日常的にも、また特別な夜にもぴったりです。ホワイトのカーフスキンレザーを合わせれば、都会的な冒険ができ、ホワイトのラバーストラップと組み合わせると、よりスポーティなタッチをもたらします。プレシャス、都会的、そしてときに大胆な「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、いかなるシーンにも対応します。


キャリバー1088/1、信頼性の代名詞
「オーヴァーシーズ・オートマティック」は、時、分、秒を刻むムーブメントとして、模範的な信頼性を誇る、キャリバー1088/1が採用されています。高精度の心臓部は、144個の部品から成り、4Hzの振動数で作動します。さらに計時精度を高めるために、約40時間のパワーリザーブを持つこのムーブメントは、正確な時刻調整が可能なストップセコンド機構を備えています。ケースバックのサファイアクリスタル越しに見ることができる装飾は細部に至るまで、緻密に仕上げられています。裏面のブリッジにはコート・ド・ジュネーブの模様の装飾が施され、コレクション特有のゴールド製ローターには方位図のモチーフがあしらわれています。


クリスチャン・セルモニへのインタビュー

――ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史において、ピンクゴールドはどのような役割を担ってきましたか?
『ピンクゴールドは、1910~20年代に採用されて以降、ヴァシュロン・コンスタンタンのタイムピースに1世紀
以上にわたり使われてきました。以来、複雑時計のケースを製作するために、マニュファクチュールは主にこの
素材を使用してきました。メゾンのアーカイブの中には、ミニット・リピーターやクロノグラフのいくつかの優れ
た例があります。この傾向は、イエローゴールドとホワイトゴールド製のタイムピースが再び主流となる1960
年代まで続きました。』

――ピンクゴールドが復活したのはいつ頃ですか?
『1990年代初頭に、ピンクゴールドを好むアジアからのお客様によって再びデザインに取り入れられました。以
来、ピンクゴールドはイエローゴールドやホワイトゴールドの人気に押され気味ですが、プラチナと共に白色の
貴金属の代表格として留まりました。』

――ゴールドのダイヤルを備えた、この新作「オーヴァーシーズ」は、1950~60年代の時計を思い起こさせま
す。デザインにおいて、何を表現しようと考えたのですか?
『このタイプのピンクゴールドの時計と同じ素材のブレスレットを組み合わせた場合、通常はクラシックなシルバートーンになるのですが、それとは異なる色合いを提案したかったのです。そして、私たちは、1940年代以降のメゾンの多くのタイムピースに見られるピンクゴールドとピンクゴールドの組み合わせからインスピレーション
を得ました。』

――ピンクゴールドの様な貴金属は、「オーヴァーシーズ」コレクションのスポーティーシックの精神と相性が良いのでしょうか?
『もちろんです!「オーヴァーシーズ」は、オートオルロジュリーの世界で正当な地位を占めるメゾンのすべての基準を満たしています。この理由から、メゾンのスポーティーシックなタイムピースがステンレススティールと貴金属製であることは当然であり、新作「オーヴァーシーズ・オートマティック」の様に、ダイヤモンドがセッティングされることもあるのです。』

[※1]"One of not Many"キャンペーン:
2018年以来、"One of not Many"キャンペーンは、ヴァシュロン・コンスタンタンが大切にしている価値観をもつ人材を探し、これまで展開をしてきました。これらの価値により、ヴァシュロン・コンスタンタンはオートオルロジュリーに精通した時計愛好家たちの間で認知され、尊敬されるメゾンとなりました。音楽家のベンジャミン・クレメンタイン、デザイナーのオラ・イト、写真家で探検家のコーリー・リチャーズ、そしてオートクチュール デザイナーのイーキン・インと共に、新たに米国人芸術家のザリア・フォーマンがヴァシュロン・コンスタンタンの"One of Not Many"キャンペーンに加わります。

その新たな顔となる「オーヴァーシーズ」コレクションのために、アイスランドで広告の撮影が行われました。この撮影の間、ザリア・フォーマンは「Fellsfjara,Iceland」と名付けられた一連の絵、動画、彫刻の作品のために、自身の画像や記憶を収集し素材を構成され、作品のno.3は、ヴァシュロン・コンスタンタンのために制作されました。

[※2]ザリア・フォーマンがあらたにメゾンの"One of Not Many(" 少数精鋭の一員)のキャンペーンに加わります。
献身的な米国人芸術家であり、探検家、変わりゆく風景の目撃者でもある彼女のその好奇心旺盛な精神と、世界に向けてオープンな姿勢は「オーヴァーシーズ」コレクションを体現しています。「Fellsfjara, Iceland no.3(フェルスフェアラ、ア イスランド no.3)」は、キャンペーン撮影後に、彼女がメゾンのために特別に制作した、唯一無二の芸術作品です。

ザリア・フォーマンは次の様に語ります。
『私は高級時計製造については何も知りませんでしたが、ヴァシュロン・コンスタンタンのレンズを通してこの素晴らしい世界を知ることができました。マニュファクチュールで働く情熱と使命感を持って技能を巧みに使いこなす職人たちには驚かされました。何よりもまず、彼らの手作業は私の作品制作の作業を思い起させます。

指先で型を形成し、創造と伝達の段階における素材との触感的また官能的な繋がりを楽しみ、時に自身の印を残し、メッセージを伝えるのです。私が愛し、時の経過を表現する作品として描くその風景は、それが世界と人類に与える影響を物語っているのです。』

米国人芸術家ザリア・フォーマンは、世界でも有数の遠隔の地をベースとし、荘厳で巨大な作品を通して、変わりゆく風景が及ぼす影響を表現しています。献身的で妥協を許さない探検家である彼女は、"One of Not Many"キャンペーンの新しい顔となり、コーリー・リチャーズと共に「オーヴァーシーズ」コレクションを体現します。

『1755年の創業以来、卓越性の追求と冒険心、情熱と革新、エレガンスと伝統、芸術と文化がメゾンの精神を特徴づけてきました。先見性、鋭い感性、高い基準の展望は、ザリア・フォーマンの芸術的アプローチやその表現領域に反映されています。彼女は、社会的な活動をする芸術家であり、芸術が与える感動を強く意識し、美を多くの人々と共有することを熱望しています。』
ルイ・フェルラ(ヴァシュロン・コンスタンタンCEO)

芸術家で探検家であるザリア・フォーマンとの新しい”One of Not Many"キャンペーンのローンチ
ヴァシュロン・コンスタンタンは、新たに"One of Not Many"キャンペーンに仲間入りした芸術家ザリア・フォーマンを起用した「オーヴァーシーズ」のキャンペーンヴィジュアルを発表しました。メゾンのスポーティーシックなコレクションに、直径35mmでケースからブレスレットまでピンクゴールドで統一され、透明なラッカーでコーティングされたサンバーストサテン仕上げのダイヤルも同系色でまとめられた新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」が登場します。洗練さとスポーティさを兼ね備えたこのモデルは、2本のストラップが付属され、自社製自動巻きキャリバー1088/1が正確なリズムを刻みます。

世界に開かれた芸術家
1982年マサチューセッツ州で生まれたザリア・フォーマンは、ニューヨークを拠点に活動しています。彼女の作品は地球上の最も遠い地域に根差していて、彼女はカメラを肩に掛け15年以上にわたり地球を旅し、変わりゆく風景を記録してきました。イメージや記憶を収集し、壮大な紙の上にパステルで再現した作品は、世界中の美術館やギャラリーに展示されています。ザリア・フォーマンは、遠征の間、変わりつつあるこれらの風景を何千もの写真と動画に収めています。

ニューヨークのスタジオに戻った彼女は、これらの画像を現地で自身が感じ取った記憶と融合させ、息を吞むほど美しく壮大な作品を制作します。
粉雪の舞う氷河の複雑なディテール、水面に映る氷の青みを帯びた反射光、泡立つ波など、ザリア・フォーマンは道具を一切使わず、指先または手のひらで柔らかいパステルカラーの顔料をにじませ、表現していきます。この瞑想的なアプローチは、あらゆる意味で実写的な繊細な作品に命を吹き込みます。

ザリア・フォーマンの作品は、世界中の美術館やギャラリーで展示されています。また社会の退廃的な逸脱を憂う期間限定のテーマパークであるバンクシーのディズマランドプロジェクトに、南極大陸でのNational Geographic Explorer(ナショナル ジオグラフィック エクスプローラー)に同行するアーティストインレジデンスとして参加しました。他にも、リンドブラッド・エクスペディションズ社のナショナル・ジオグラフィック・エンデュアランス号やレゾリューション号での極地アートの初の常設展示の責任者も務めました。
社会貢献活動に熱心なザリア・フォーマンは、不屈の探検家でもあります。2016年から彼女は、南極大陸、グリーンランド、カナダの北極圏の上空で行う科学的な特別飛行調査であるNASAのOperation IceBridge(オペレーション・アイスブリッジ)に数回同行しました。これらの調査は、過去10年にわたる地球上の氷の変動地図の製作に貢献しています。ザリア・フォーマンは、地球の両極での多様な飛行経験から唯一無二の題材を引き出し、地球の美しさとはかなさを描く荘厳な作品を創作しています。

ヴァシュロン・コンスタンタンの新しい“One of Not Many”の発表を記念する 35mm径の新しい「オーヴァーシーズ・オートマティック」


【技術データ】
オーヴァーシーズ・オートマティック
リファレンス・ナンバー:4605V/200R-B968 

キャリバー・ナンバー:1088/1(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造) 
駆動方式:機械式自動巻き。22Kゴールド製オーヴァーシーズ・ローター
ムーブメント・サイズ:直径20.8mm×厚さ3.83mm
パワーリザーブ:約40時間    
振動数:4HZ (毎時2万8800回振動)
部品数:144
石数:26
表示:時、分、センターセコンドによる秒、日付
ケース:18K(5N)ピンクゴールド
・ベゼルに90個のラウンドカットダイヤモンド
・磁気から保護する軟鉄製ケース・リング
・ねじ込み式リュウズ
・サファイアクリスタルのシースルーケースバック
ケース・サイズ:直径35mm×厚さ9.33mm  
防水機能:15気圧(約150m)
文字盤:ゴールド、透明ラッカー
・サンバーストサテン仕上げ(ベース部)
・ベルベット仕上げ(ミニッツトラック部)
・ブルーのスーパールミノヴァを施した18K(5N)ピンクゴールド製インデックス、時針と分針
ブレスレット:18K(5N)ピンクゴールド(ポリッシュとサテンブラッシュ仕上げの半マルタ十字リンク)
・18K(5N)ピンクゴールド製プッシュボタン式トリプルフォールディングクラスプ
・コンフォートアジャストシステム   
付属ストラップ:ホワイトのカーフスキンレザー、同系色のステッチ、ホワイトのラバー
・18K(5N)ピンクゴールド製ピンバックル付き
・ストラップの相互の換装が可能なインターチェンジャブルシステム 
ダイヤモンド総数:90個(約0.86ct)、最小カラット数を保証  
発売時期:9月中旬以

【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)

[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、270年近く一度も途切れることなく時計製造を続ける世界最古のマニュファクチュールであり、フランクミュラー スーパーコピー卓越した時計製造と洗練されたスタイルを何世代にもわたり熟練の職人により継承し、輝かしい遺産を守り続けてきました。メゾンが製造する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現され、その一つ一つに、最高峰の職人技と極めて高度な仕上げを施し、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、そのコレクションを通じて、比類ない伝統と革新の精神を実現しています。「メティエ・ダール」、「パトリモニー」、」「トラディショナル」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、「エジェリー」はメゾンを代表するコレクションです。さらにメゾンでは、時計に精通した時計愛好家のために「レ・コレクショナー」のヴィンテージウォッチや、「レ・キャビノティエ」部門を通じてユニークピースを提案する貴重な機会を提供しています。

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