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ポータブルラジオと”夏の少女”

  • 2015/08/01 10:04
私の同級生にボケとあだ名の付いた”坂田君”という人がいました。
ボケん家は「坂田洋品店」と言うお店をやっていて、小学校6年生の時の夏ごろに
その坂田洋品店が学生服をセールスに来ます。
 
「あっ、ボケのおじさん!」
まぁ、”おっかー”も同級生の親なので無下にはしません。
 
ボケん家は”富士ヨット学生服”が指定なのか?そのセールスでした。
何を話したのか覚えていませんが、”おっかー”と私はひとどおり話を聞いていました。
きっと、二人ともほとんど分っていなかったと思います。(笑)
 
私が一番気になったのが、学生服を買うと付いてくるマイク付きのポータブルラジオで
ボケのおじさんがそのマイクで「アー、アー、アー」とやっているデモンストレーションを見て、
そのポータブルラジオが欲しくて富士ヨット学私服に決めました!
 
クラスのほとんどの生徒は富士ヨット学生服で、兄弟からのお下がりを除いて
”たっか”という同級生が”トンボ学生服”を着ていたくらいです。
 
富士ヨット学生服はサラサラとしていて、いかにもその当時の現代的なポリエステル
素材なのでゴミも付きにくいんですよね。(その内、テカテカと光りますが)
対して、”トンボ学生服”はいかにも昔ながらの学生服!と言う感じで、真っ黒で
素材が綿が主なのでさわり心地はザラザラとしていて、ゴミも付きやすいんです。
(もちろん、今は違うと思いますが)
 
どちらが良いとかではなく好みの問題で、”富士ヨット学生服”はスマートな感じ
”トンボ学生服”は無骨な男らしい感じの学生服でした。
 
って言うか、別に学生服がどうのの話ではなく、その夏に”富士ヨット学生服”に付いて
来たポータブルラジオを掛けながら寝ていたら、”南こうせつさん”の「夏の少女」という
局が流れて来て、「いい曲だな~」と思い関口楽器店へ行きシングルレコードを買いました。
 
家に帰って来て、歌詞を見ながら歌を聴いていると夏の砂浜で好きな子と幸せなひと時を
過ごしている自分を想像しては、ひとりニヤケていました。そして、夏が終わる頃には
その楽しかった思い出にも終わりが・・・・・。
12,3歳の子供がセンチメンタルになりながら聴いた想い出があるんですよね。。。。。
 
良い曲と言うのは、子供がが聴いてもわかるのですね。
今でも覚えていますよ、南こうせつさんが上半身裸のレコードジャッケットを。
 

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