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ブライトリングの新しいトップタイム B31のサイズは38mmが新登場。

ブランドアンバサダー、オースティン・バトラー氏が時刻表示のみのミドルサイズ(万歳!)モデルのキャンペーンに登場。

ブライトリングがトップタイムを初めて発表したのは1964年のこと。スタイルに敏感な若年層をターゲットにしたエントリーレベルのクロノグラフとして設計されたモデルである。クラシックなナビタイマーやクロノマットと比べて、トップタイムは伝統的なクロノグラフに若々しくフレッシュなアプローチを加えたものだった。往年のトップタイムは、ポップカルチャーの歴史にも名を刻んでいる。映画『007/サンダーボール作戦(原題:Thunderball)』でショーン・コネリー(Sean Connery)演じるジェームズ・ボンドが、改造されたRef.2002を着用していたのだ。なおこれはQによって改造された最初の時計でもある。

トップタイムは当初、ブライトリングスーパーコピー 優良サイトのなかでもデイリユースに適した、あまり“プロフェッショナル”でも“シリアス”でもないクロノグラフとして登場した。現在、そのトップタイムはクロノグラフではなくなったものの、新作トップタイム B31は、時刻表示のみに特化した38mmのシリーズとして、気軽な“デイリーウオッチ”というコンセプトに見事にフィットしている。白いTシャツにブルージーンズ(下記参照)を合わせれば、それで完成だ。

Breitling Top Time watch
新作トップタイム B31は、鮮やかなオレンジの秒針と拡大されたデイト表示を備え、ヴィンテージらしいプロポーションと現代的なデザインのバランスを巧みに取っている。メタリックなフォレストグリーン、刺激的なエレクトリックブルー、そして穏やかなホワイトとスカイブルーのツートーンという3色展開で、ステンレススティール製ブレスレット、またはパンチング加工のカーフスキンストラップから選べる。これはクラシックなレーシングスタイルへの明確なオマージュといえるだろう。

搭載されているのは、ブライトリング初の3針マニュファクチュールムーブメントであるCal.B31。4年の歳月をかけて開発され、COSC認定クロノメーターでありながら、約78時間のパワーリザーブとフリースプラングテンプによる高精度を実現している。その美しい機構は、サファイアクリスタル製のシースルーバック越しに鑑賞することができる。

Breitling Top Time blue dial

先週、私は少しくたびれたダイニングテーブルに座り、薄暗い照明のZoom通話越しにハリウッドスターでありブライトリング・スクワッドの新メンバーであるオースティン・バトラー(Austin Butler)氏と話をした。彼の照明環境はというと、まあこちらよりはるかに華やかだったことは言うまでもない。『エルヴィス(原題:Elvis)』『デューン 砂の惑星 PART2(原題:Dune: Part Two)』『ザ・バイクライダーズ(原題:The Bikeriders)』などの出演で知られるこの俳優は、新作トップタイム B31のキャンペーンの顔を務めているが、個人的にはこれ以上ないほどしっくりくる人選だと思っている。バトラー氏は肩肘張らないクールさを漂わせ、レッドカーペットの上でも外でも常に注目を集める存在だ。そして正直に言えば、いま彼に心を奪われている女性は少なくない。こちらも低画質の通話越しとはいえ、思わずときめきそうになるのをこらえるのに必死だった。

Austin Butler on a motorbike
クラシックなハリウッドスタイルに長年憧れを抱いてきたバトラー氏は、ポール・ニューマン(Paul Newman)、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)、ジェームズ・ディーン(James Dean)、マーロン・ブランド(Marlon Brando)といったアイコンたちからインスピレーションを得ているという。「スティーブ・マックイーンがバイクに乗っている写真とか、彼の生き方そのものが好きなんだ。クラシックカーやバイク、レースに冒険的な人生...そういうのに引かれる」と語ってくれた。

そんな1960年代の映画スターのような、自然体で燻るような魅力と気負わない態度は、バトラー氏の時計選びにも表れている。「時計って日常生活に自然に溶け込むと、それだけでエフォートレス(無意識)な選択になると思う。いっぽうで、タキシードに合わせるような特別な場にふさわしい時計もある。時計にはそれぞれ個性があって、服と同じようにその人のスタイルや気分の延長線上にあるんだ」

Breitling Top Time on a strap
CEOのジョージ・カーン(Georges Kern)氏は、超大物ハリウッドスターたちをブライトリングの仲間に迎え入れる手腕に長けている。これまでの著名なアンバサダーには、ブラッド・ピット(Brad Pitt)氏、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)氏、アダム・ドライバー(Adam Driver)氏といった顔ぶれが並ぶ。もちろん、派手なセレブリティの起用に対して好意的でない時計愛好家も少なくないだろうが、バトラー氏はこの時計に対して、まさに完璧なポップカルチャー的文脈を与えている。率直に言って、これはブランドにとってロレックス OPの対抗馬となるモデルだ。

44mmのパイロットウォッチから異なる路線変更に伴い、よりシンプルで現代的な38mmのトップタイムにはそれにふさわしいセレブリティの存在が必要となる。いまをときめく若手ハリウッドスターがキャンペーンに登場することで、若年層の関心を引きつけることは間違いないだろう。オリジナルの登場から60年が経過した現在も、トップタイムの本質は変わっていない。よりスリムで、デザイン重視のタイムピースとして、次なる若い世代のためにつくられている。

Austin Butler wearing a Top Time
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: トップタイム B31(Top Time B31)
型番: AB3113A71C1A1(ブルー×ブレス)/AB3113A71C1X1(ブルー×カーフ)/AB3113171L1A1(グリーン×ブレス)/AB3113171L1X1(グリーン×カーフ)/AB3113281A1A1(ホワイト×ブレス)/AB3113281A1X1(ホワイト×カーフ)

直径: 38mm
厚さ: 10.3mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ホワイトのインナーリング付きブルー/ブラックのインナーリング付きグリーン/スカイブルーのインナーリング付きホワイト
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブルー、グリーン、ベージュのレーシングスタイルパンチング加工カーフスキンストラップ(ピンバックルは20/18mm)またはステンレススティール製ブレスレット(フォールディングクラスプ)

ムーブメント情報
キャリバー: ブライトリング マニュファクチュール B31
機能: 時・分表示、センターセコンド、拡大レンズ付き日付表示(クイックセッティング機能)
直径: 28.4mm
厚さ: 4.8mm
パワーリザーブ: 約78時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター: あり、COSC認定済み

価格 & 発売時期
価格: 81万9500円(ストラップ仕様)/86万9000円(ブレスレット仕様)、ともに税込み
発売時期: 発売中

長らく待ち望まれていたGMTモデルが、ついにドクサのラインナップに復活した。

2025の開幕に先駆けてドクサは新作サブ 250T GMTを発表した。昨年登場した39mmサイズの愛らしいサブ 200Tに続く本作は、その雰囲気を踏襲しつつ、よりコンパクトなケースサイズ、多彩なカラーバリエーション、そして存在感のある第4の針を備えている。これにより、ふたつのタイムゾーンを同時に把握することが可能となった。

Doxa sub 250 gmt
2024年のサブ 200Tが39mm径だったのに対し、サブ 250T GMTは直径40mm、厚さ10.85mm、ラグトゥラグが42.9mmとなっている。ケースはステンレススティール(SS)製で250mの防水性能を備え、カラーは複数から選択可能だ。ブレスレットはスティール製の“ライスビーズ”ブレスレット、もしくはカラーに合わせたFKMラバーストラップのいずれかを選べる。

ロレックスコピー n級全9色のカラーバリエーションが用意されており、どんな好みにも対応可能だ。プロフェッショナル、シャークハンター、シーランブラーといった定番カラーからホワイトパールやシーエメラルドといった新色までが並ぶなか、サブ 250T GMTにはひときわ異彩を放つモデルも存在する。それが“シャークハンター ヴィンテージ”だ。焼けた風合いの夜光、ブラウン系のグラデーションダイヤル、白い針、そして赤い先端を持つアロー型のGMT針を組み合わせた、ヴィンテージ顔の意欲作である。

Doxa sub 250 gmt
サブ 250T GMTのラインナップは左上から右へ、シーエメラルド、シーランブラー、ダイビングスター、アクアマリン、中央にシャークハンター ヴィンテージ、再び左下から右へシャークハンター、ホワイトパール、プロフェッショナル、そしてカリビアンという構成になっている。

このアロー型GMT針は、ほかの8モデルで採用されているスケルトン仕様の分針とは異なり、視認性とデザインの面でアレンジが加えられている。全体のデザインはダイバーズウォッチとしての文脈を踏まえつつ、ドクサならではの“無減圧潜水”ベゼルと、フランジ上に24時間表示スケールを備えている。

内部に搭載されるムーブメントは、セリタ製のSW330-2 GMT。GMT機能はCaller方式を採用しており、GMT針を単独で操作できる設計だ。パワーリザーブは50時間で、振動数は2万8800振動/時。このムーブメントは、長年親しまれてきたETA 2893 GMTの後継的な役割を担うものである。

9モデルすべてに共通して、価格はラバーストラップ仕様で2450ドル(日本円で約37万円)、SSブレスレット仕様で2490ドル(日本円で約37万5000円)からとなっている。いずれのストラップもフォールディングクラスプとウェットスーツ用エクステンションを備える。サブ 250T GMTは、ドクサ公式ウェブサイトおよび正規販売店にて販売中だ。

我々の考え
ファンサービスとも言えるし、単なるラインナップの拡張とも捉えられる。考え方はどうであれ、ドクサがまたしてもヒット作を世に送り出したことに疑いの余地はない。いまでは希少なコレクターズアイテムとなっている750T GMTをブランドが発表してから、すでに20年近い歳月が流れている。今回の新作は当時の45mmケースを備えた750T GMTよりもはるかにコンパクトで、昨年登場した200Tの流れを受けて多彩なカラーバリエーションも取り入れている。これがロレックスのように話題を独占する存在になるかは別として、あなたの嗜好に合うのであれば本作はドクサにとって重要な新作であり、200T(僕自身も実際に購入し、愛用している)の見事な後継機と評価できるだろう。

ケースサイズが200Tに非常に近いため、装着感についても期待が持てる。そしてカラーバリエーションに関しては、ドクサが手を抜いたなどとは誰にも言えないはずだ。実に多彩な展開である。一方で個人的にいまひとつ気持ちが乗り切らない理由は、今回紹介されている8つの標準モデルに採用されている針のデザインにある。ただし来週ジュネーブで実機を確認するまでは、具体的な評価は控えたい。かつて750T GMTを気に入って購入を試みたことが何度かあったが、その際にもGMT針がスケルトン仕様の分針と同じ意匠であることに少々クセを感じていた。
機能的に問題があるわけではなく、視認性も決して悪くはない。ただ、読み取る際に少し頭を切り替える必要があるのは確かだ。この手のディテールは、やはり実物を手に取って確かめてみなければ最終的な判断はできない。なお、後日実機レビューも予定しているのでぜひ楽しみにしていて欲しい。

また、シャークハンター ヴィンテージのホワイトトーンやアロー型GMT針のシャープな印象は評価するが、僕はいまだにブラウン系の時計やダイヤルに魅力を感じたことがない。そしてドクサの時計には、たとえデスクにいるときでもどこかバカンス気分を感じさせてくれるカラーウェイを求めてしまうのだ。これは完全に主観的な話であるが、ドクサが豊富なカラーバリエーションを用意している理由もそこにあると思っている。スクリーン上で見る限りでは、カリビアンとホワイトパールは24時間スケールとのコントラストが効いていて、同じカラーを使った200Tよりも魅力的に映る。

Doxa sub 250 gmt
40mm径のこのトラベルウォッチは、価格帯として標準モデルであるサブ 300よりもやや下に位置づけられている。まあ確かに、サブ 200Tの1550ドル(日本円で約23万3000円)と比べれば大きなジャンプではある。ただし、その対価として新設計のケース(詳細スペックは下記参照)と、Caller GMT機能が得られる点は見逃せない。39mm径の200Tと比べて約1000ドルの価格差をどう捉えるか。それは最終的に、使い手の価値観に委ねられるだろう。

サブ GMTが、もともとニッチな存在であるドクサのなかでもさらにニッチな位置にあることは事実である。また、200Tでも多くの魅力はすでに享受できるという点にも異論はない。しかしトラベルウォッチに目がなく、200Tとサブ 300の50周年記念モデル(ダイビングスターおよびシーランブラー)を所有している自分としては、“ドクサのGMT”という発想そのものに強く引かれてしまうのだ。……つまり、またしてもカリブ海が呼んでいるということなのである。

来週のジュネーブからの続報をお楽しみに。

基本情報
ブランド: ドクサ(Doxa)
モデル名: サブ 205T GMT(Sub 205T GMT)

直径: 40mm
厚さ: 10.85mm
全長: 42.9mm
ケース素材: SS
文字盤色: 全9色(シーエメラルド、シーランブラー、ダイビングスター、アクアマリン、シャークハンター、ホワイトパール、プロフェッショナル、カリビアン、シャークハンター ヴィンテージ)
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 250m
ストラップ/ブレスレット: “ライスビーズ”スタイルのSSブレスレットにはフォールディングクラスプとエクステンションを装備。ダイヤルカラーにマッチしたFKMラバーストラップには、同様にSS製フォールディングクラスプとダイビングスーツ用エクステンションが付属

Doxa sub 250 gmt
ムーブメント情報
キャリバー: セリタ SW330-2
機能: 時・分表示、センターセコンド、デイト表示、独立可動するGMT針
直径: 26.2mm
厚さ: 4.1mm
パワーリザーブ: 50時間以上
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
追加情報: Caller式のGMT機能を備えたスイス製自動巻ムーブメント

価格 & 発売時期
価格: ラバーストラップ 2450ドル(日本円で約37万円)/SSブレスレット仕様 2490ドル(日本円で約37万5000円)
発売時期: ドクサの正規販売店およびブランド公式ウェブサイトにて発売中
限定: なし

ブランド生誕35周年に、ステンレススティールの輝きを纏って登場したG-SHOCKのフルメタルコレクション。

ブランド生誕35周年に、ステンレススティールの輝きを纏って登場したG-SHOCKのフルメタルコレクション。

同コレクションの発売は樹脂製のカジュアルな時計というそれまでのG-SHOCKのイメージを変え、ブランドの新たな価値を提示してくれた。それから約7年が経過した今、G-SHOCKファンとしての一面も持つ世界的な時計コレクターの視点をとおして、あらためてフルメタルモデルの魅力を探る。

G-SHOCKにおけるフルメタルモデルの歴史は、2015年に発表された“DREAM PROJECT DW-5000 IBE SPECIAL”から始まる。G-SHOCKとしては異例ともいえる高級素材の採用によって同モデルは大きな話題を呼んだが、スーパーコピー時計 代引きその後にコンセプトモデルで考案された金属外装をステンレススティールに置き換えたレギュラーモデルの開発が進行する。そしてゴールドG-SHOCKを端緒とする進化形ORIGINは、G-SHOCK誕生の35周年にあたる2018年にGMW-B5000Dという形で結実。以降、フルメタルG-SHOCKがブランドの新たな柱となっていったのはすでにご存じのとおりだ。

GMW-B5000Dは、1983年に登場したORIGINのデザインをフルメタルで再現するだけでなく、落下時の衝撃に耐えるファインレジン製の緩衝材を金属外装の下に備えている。この革新により、日本国内では古くからのファンはもちろん、デジタルウォッチに高級感を求める新たな層からも支持を獲得した。さらに、このフルメタルG-SHOCKの衝撃は海外の時計コレクターにも確実に届いていたようだ。そのひとりが、イタリア在住のコレクター、ジョン・ゴールドバーガー氏。世界中の時計愛好家の間で名を知られる存在であり、ヴィンテージウォッチを中心にコレクションを築いている彼がG-SHOCKの熱心なファンでもあるというのは、少し意外な一面かもしれない。

ジョン・ゴールドバーガー氏。世界的に著名な時計コレクター・研究者であり、ヴィンテージウォッチの専門家として知られる。代表的な著書に、『Patek Philippe Steel Watches』や『OMEGA WATCHES』などがある。

「G-SHOCKとの出合いは1989年のことです。当時の欧州において、カシオは腕時計ではなく電子計算機の分野で知られているメーカー。そのため、時計を扱っていたのは電気店でした。そこで手にしたAW-500は、アナログ×デジタルのコンビネーション表示や針の形状、つけ心地のよさなど、すべてが私の琴線に触れたのです。ひと目惚れでした」

その後、ゴールドバーガー氏はAW-500の復刻モデルAW-500GD-9Aやユナイテッドアローズの別注モデルAWG-M520UAの入手を機に、G-SHOCKのコレクションを開始。G-SHOCK誕生40周年を記念して製作されたGMW-B5000PSやチタン製の外装にカモフラージュ柄を施したGMW-B5000TCFなど、近年のモデルからも充実したラインナップだ。

「私の父はエレクトロニクス関連の会社を経営していました。その彼から言われ続けた言葉に『イノベーションにこそ投資を続けるべき』というものがあります。私はヴィンテージウォッチを蒐集していますが、G-SHOCKはそもそもがイノベーションが結実したプロダクト。今私の手元にあるのは、まさに父の教訓を体現したようなコレクションなのです」

ジョン・ゴールドバーガー氏が所有する、G-SHOCKコレクションの一部。

フルメタルG-SHOCKの初作となるGMW-B5000Dが発売されたのは、ゴールドバーガー氏がAW-500に魅せられてから約20年が経過した2018年のことだ。

「発売されてからすぐに、フルメタルG-SHOCKのことを気に入りました。樹脂製の外装はどうしてもカジュアルなイメージを与えてしまいますが、メタルの外装は高級感もあります。加えて、加水分解とは無縁で持続性を感じさせてくれます。G-SHOCKがフルメタル化したことを知ったときには、喜びを感じました。いまやプラスティック製のクォーツウォッチで世界的に知られるスイスのブランドでさえも素材を見直し、生分解性プラスティックやセラミックを使うようになっている時代です。ちなみに、カシオは素材としていち早く植物由来の成分を使用したバイオマスプラスチックを採用していましたね。こうした点を踏まえると、カシオはやはり先進性があるメーカーなのだと思います。また、フルメタルモデルはつけ心地も樹脂製のG-SHOCKとはまったく異なるもので、新鮮な印象を抱きました」

2018年に初出となるフルメタルG-SHOCKの処女作、GMW-B5000D-1JF。

ゴールドバーガー氏は発売直後よりフルメタルG-SHOCKを称賛していたものの、一方で周囲のコレクターやジャーナリストからのよいリアクションはあまり見られなかったという。

「GMW-B5000の登場時はまだ、彼らはフルメタルG-SHOCKの革新性や新しいイメージを理解していなかった。インフルエンサーやコレクターがソーシャルメディアを通じてフルメタルモデルの魅力を発信し始めたことで、ようやくその素晴らしさに気づいたのです。そもそもカシオは画期的な機能とそれをコンパクトにまとめる高密度実装技術、人間工学など、さまざまな観点から新しい可能性を切り拓いてきたメーカーです。とりわけ革新的なのが素材でしょう。時計のケースは装飾であるとともに、外部からの衝撃から中身を守る、鎧の役割を果たすエレメントでもあります。ステンレススティール製のモデルもそうですが、カシオは装飾性と耐衝撃性のバランスを取るのが非常にうまいメーカーです。また、時計の質感やデザイン、造形は使用される素材によっても決まります。たとえばコレクションのひとつであるGMW-B5000PSは再結晶化と深層硬化処理を施したステンレススティールを用いていますが、私はこうした最新技術を駆使した新素材にも非常に感銘を受けています」

その第1弾となったGMW-B5000D-1JFについてゴールドバーガー氏は、「オリジナルのデザインを見事に再現した」点を高く評価しているという。それは5000シリーズではORIGIN以来長らく採用されなかったフラットベゼルをはじめ、ケースの複雑な造形やバンドに施されているディンプル、製造に手間のかかるスクリューバックなど、今もなお熱心なファンに支持される、初号機DW-5000Cの象徴的なエレメントだ。

「樹脂外装がもたらす軽快なつけ心地も、もちろんG-SHOCKの魅力でしょう。一方でGMW-B5000Dは金属製ならではの確かな重量感と、美しい光の反射が魅力だと感じています。それは、アナログモデルにおいてはアプライドのインデックスや進化し続けているダイヤル表現にも表れていますね」

なかでも、ゴールドバーガー氏が特に魅了されたのがGM-B2100AD-2AJF。八角形のベゼルを備えた2100シリーズのフルメタルバージョンで、ダイヤルには鮮やかなメタリックブルーの蒸着を施したモデルだ。

「象徴的な八角形のベゼル形状もさることながら、G-SHOCK樹脂モデルのデザイン理念を反映している点が気に入っています。しかもインデックスには立体感があり、ケースは天面をヘアライン、斜面をミラーで仕上げていることで、機械式時計と見紛うようなエレガンスを放っているのも見事です。この光沢感は、フルメタルモデルならではのものですね。また、このモデルは日本のヴィンテージデニムとコーディネートしても映えそうです。メタリックブルーのダイヤルとも好相性でしょうから」

「フルメタルG-SHOCKはジャケットはもちろん、スポーティなスタイルにも、そしてタキシードでも着用できる時計だと思います。ヨーロッパの人たちは今も変わらず、エレガントなシーンでは頑なに機械式時計を手に取っています。しかしヘアラインとミラーの仕上げ分けやさまざまな素材を駆使するカシオの技術力が伝われば、フルメタルG-SHOCKが単に樹脂製の外装を金属に置き換えただけの時計ではないことが理解されるのではないでしょうか。クオリティにこだわる日本人らしさが、丁寧な表面処理に現れています。先日行われたアカデミー賞の授賞式でレッドカーペットを歩くスターの手首に光っていたのは、やはりクラシックな造形の時計ばかりでした。しかし近い将来、あのレッドカーペットでタキシードにG-SHOCKを合わせる人が現れてもおかしくはないと思っています」

そして、フルメタルモデルのラインナップはなおも拡充を続けている。初号機のスタイルを継承する5000シリーズとORIGINをモダンにアップデートした2100シリーズを軸に、得意のCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)デザインを駆使しながら、カシオは新たな表現へのチャレンジを絶やすことはない。GMW-B5000D-3JFは文字盤にグリーンのガラス蒸着を取り入れることで目を引きつつも落ち着きのある表情に仕上げ、一方のGM-B2100AD-5AJFはダイヤルをライトカッパーで彩ることで柔らかな雰囲気を持たせている。どちらもフルメタルモデルに新鮮な表情をもたらすとともに、今後の表現も期待させるデザインワークだ。

アイコニックなデザインを踏襲しつつ金属外装をまとったフルメタルG-SHOCKは、間違いなく40年以上の歴史におけるターニングポイントであった。しかも複雑な造形を金属で再現したうえで面ごとの仕上げ分けも施し、G-SHOCKでありながら高級時計のようなクオリティを実現。樹脂製のカジュアルな時計というイメージはフルメタル化によって一転し、マルチパーパスかつ長きにわたって着用できるタイムピースへと昇華されたのだ。それはゴールドバーガー氏に代表されるヨーロッパの人々の心も掴み、今もなお世界に影響を広めつつある。

「樹脂製の時計を持続性のある金属で作り替えるというのは、とてもシンプルな発想です。しかし、非常に効果的なアイデアだったと思います。カシオはコンピューターの原点とも言える計算機の時代から、よりコンパクトなものを、より手に取りやすいものをというイノベーションを着実に形にしてきました。私はまだ写真でしか見たことがありませんが、当時製造されていた計算機にはとてもワクワクさせられます。このフルメタルモデルたちも、メーカーとして大切にしてきた革新の現れでしょう。また、手首につける計測機器としての進化もカシオには期待するところです。私のなかでは、腕時計といわゆるウェアラブルデバイスは異なるものだという認識があります。しかし、カシオは早くからエレクトロニクスと腕時計の融合に取り組み続けてきた数少ないメーカーです。魅力的なマテリアルを纏い、さらに未来的な機能を搭載した腕時計の開発に向けて、カシオにはこれからも技術を磨き続けて欲しいと願っています」

タグ・ホイヤー、2025年モナコグランプリを記念して3本の新作モナコを発表

伝統へのオマージュを示すものから高度な複雑機構まで。タグ・ホイヤーは今週末に開催されるモナコグランプリに合わせて、多彩な要素を盛り込んだ新作を3モデル発表した。

現代の巨大なF1マシンと狭い市街地コースとの相性はさておき、タグ・ホイヤースーパーコピー代引き 激安モナコはF1カレンダー上で最も象徴的なグランプリである。この点について異論は認めない。このレースはいつか必ず現地で観戦したいと切望しているイベントであると同時に、モータースポーツ史に残る象徴的な腕時計を生み出した舞台でもある。そして、LVMHがF1のスポンサーに就任した初年度となる今年、タグ・ホイヤーはこの由緒あるグランプリのために3つの新作モナコを投入する。

まず紹介するのは、タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ。970本限定で、ケースには軽量かつ高耐久性を誇るDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングが施されたチタンを採用。サイズは39mm径で厚さは15mmである。本モデルはヴィンテージホイヤーのストップウォッチに着想を得たデザインで、視認性の高いブラックのセンター部に、ブラックのファセット加工が施された時・分針とインデックスが配されている。針とインデックスには、ブルーのスーパールミノバが塗布。外周のシルバーオパーリン部分には、プリントによる赤い目盛りと赤いクロノグラフ針、そしてかつてのクロノグラフに見られた赤いアクセントがあしらわれている。ムーブメントには自動巻きのCal.11を搭載し、時・分表示に加え、スモールセコンド、30分積算計、デイト表示を備え、パワーリザーブは42時間。価格は147万4000円(税込予価)だ。

TAG Heuer Monaco
ヴィンテージ調が好みでないなら、さらに先鋭的な選択肢もある。タグ・ホイヤーはこのタイミングで、モナコ スプリットセコンド クロノグラフの新バージョンも発表した。ケースにはタグ・ホイヤーのラボで開発された独自素材、TH-チタニウムを採用。加熱処理によってチタン合金に不規則な迷彩のような模様を生み出す技術で、素材そのものに個性的な表情を与えている。ムーブメントもチタン製でブラックDLCコーティングが施されており、スケルトン仕様の文字盤にはネオンライムグリーンのアクセントが配され、スポーティな印象を強調している。スプリットセコンド クロノグラフムーブメントは3万6000振動/時で駆動し、65時間のパワーリザーブを誇る。時計全体の重量はわずか86g(ストラップとバックルを含む)で、ムーブメント単体は30gしかない。価格は2084万5000円(税込予価)である。

TAG Heuer Monaco Split
最後に紹介するのは、モータースポーツ愛好家にとってたまらない一作。タグ・ホイヤーは、1960年代から1970年代にかけてレースチームのスポンサーとして知られ、今や伝説となったガルフ・オイルのリバリーを復刻した。タグ・ホイヤーとの結びつきが最も強く印象づけられたのは、1971年の映画『栄光のル・マン』(原題:Le Mans)において、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)がモナコを着用しながらポルシェ917を操っていたシーンであろう。

新作タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ × ガルフは、上述のストップウォッチバージョンと同じケースサイズおよびムーブメントスペックを有しており、サンドブラスト加工されたグレード2のチタンケースにフォールディングクラスプ付きストラップを備える。針とインデックスはロジウムプレート仕上げ、ダイヤルはホワイトに見える微細なグレイン仕上げで、ガルフのロゴとブルーおよびオレンジのストライプが特徴的である。価格は142万4500円(税込予価)で、1971年の『ル・マン』公開にちなみ971本限定となる。

Monaco Gulf
我々の考え
お気に入りのタグ・ホイヤーのモデルをひとつ選べと言われれば、おそらくモナコである。コミュニティのあいだでは“ダーク・ロード”という愛称で知られているが(ブランドとしては“ブラック・モナコ”と呼びたいようだが)、Ref.74033Nは私の生涯をとおしてのベストウォッチ20本のうちの1本に入る。まあ、銃を突きつけられて無理やり選ばされたランキングではあるが。スケルトン仕様のRef.CBL2184や、リイシューされたダーク・ロードことRef.CBL2180は、近年のブランドラインナップのなかでもひときわ視覚的インパクトに優れたモデルであった。しかし今回のタグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチには、ひときわ目を引かれた。とはいえ、もしこの系統の時計を選ぶのであれば、やはり下記に挙げるRef.11.401のスプリットセコンド式の懐中クロノグラフを手に入れたいところだ。実に魅力的なルックスである。

TAG Heuer Monaco
スプリットセコンド搭載のモナコのケースは写真で見ても実に独創的であり、ぜひ実物を手に取ってその質感や重量感を体験してみたいと思わせる。デジタル迷彩のようなこの外観も気に入っており、非常に未来的である。現代的なスプリットセコンド クロノグラフを選ぶなら、まさにこの路線が理想といえる。ヴィンテージ的な美学にも確かに価値はあるが、今回のモナコの刷新は、F1およびそのなかでも最も象徴的なレースとのブランドのつながりを再確立するうえで、タグ・ホイヤーにとって見事な一手であったと感じる。

ゼニス クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリが新登場。

ゼニス クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリが新登場。

天然石ダイヤルを採用したクロノグラフは、そう頻繁に登場するものではない。確かにロレックスやオメガ、ブローバといったブランドがメテオライト(隕石)を使用している例はあるが、無数に存在する天然石の色味や質感のバリエーションを、クロノグラフにまで本格的に取り入れているブランドはほとんど存在しないのが現状である。

そんななか、ゼニススーパーコピー代引き 激安は創業160周年を記念し、ラピスラズリ製ダイヤルを採用したクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー(Ref.03.3400.3610/51.C910)を発表した。これは実に見事な仕上がりで、市場において現時点で唯一とも言える、ラピスラズリダイヤルを備えたトリプルカレンダークロノグラフである。とはいえ、ゼニスがラピスラズリを時計に用いるのは今回が初めてではない。2019年にはエル・プリメロ キャリバー誕生50周年を記念して、オークションハウスのフィリップスとバックス&ルッソと協業し、プラチナケースにラピスラズリダイヤルを合わせたA386のユニークピースを製作している。時計史上最も重要なクロノグラフムーブメントのひとつを讃えるにふさわしい1本であり、このモデルは最終的に25万スイスフラン(日本円で約2750万円)で落札され、収益はチャリティに寄付された。2025年、ゼニスはラピスラズリを時計に再び採用し、クロノマスターに新たな命を吹き込んでいる。ブルー一色の160周年記念の締めくくりとして、非常に象徴的なモデルである。

ゼニスのクロノマスター オリジナル トリプルカレンダーにあまりなじみがない読者のために簡単に説明すると、このモデルは1969年に登場したオリジナルA386の忠実な再現である。直径は38mmで、ラグ・トゥ・ラグは46mm、ケース高は13mmという構成になっている。当時だけ製造された25本のプロトタイプの存在により、ゼニスが実際にムーンフェイズ付きのA386トリプルカレンダーを構想していたことが明らかになっているが、一般市場に登場したのはシンプルなクロノグラフ専用モデルであった。そして昨年、ゼニスはついにこのプロトタイプの意匠を復活させ、クロノマスター トリプルカレンダー3モデルとして正式にリリースした。これらはすべて、エル・プリメロ キャリバー3610の上にカレンダーモジュールを搭載して動作している。さらにその後、我々HODINKEEとの限定コラボレーションモデルも登場した。ブラックダイヤルにメテオライト製のインダイヤルを組み合わせたモノクローム仕様であり、贔屓目を差し引いても非常に優れた仕上がりだった。あまりに気に入ったので、私は実際に1本購入したほどである。

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話を戻そう。今回登場したラピスラズリダイヤルは、メテオライト版で見られた天然石ダイヤルのクロノグラフ表現をまさに“反転”させたものと言える。メインダイヤル全体がラピスラズリのスライスからなっており、インダイヤルはスネイル仕上げを施したメタリックで標準的なディスクで構成されている。遠目には、ダイヤルは深く鮮やかなブルーで視線を引きつけるが、近くで見ると石の内部に含まれる黒・銀・金のミネラル成分が浮かび上がり、天然石ならではの豊かな表情を見せてくれる。この質感こそが、ストーンダイヤルが持つ魅力の根幹を如実に思い出させてくれるのだ。もちろん、天然石ゆえに1枚1枚のスライスはすべて異なっており、ダイヤルのインクルージョン(内包物)や見た目はどの時計もそれぞれ唯一無二の表情を持つことになる。

Lapis Macro
トリプルカレンダーの表示窓は控えめに切り抜かれており、日付表示は4時30分位置に配されている。曜日、月、日付の各ディスクは、ダイヤル全体と調和するようダークブルーで統一され、文字盤に自然に溶け込んでいる。曜日と月の表示窓は、情報量の多いダイヤルのなかでは比較的小さめではあるが、白のプリントが高いコントラストを生んでおり、視認性は確保されている。ムーンフェイズの表示は、クロノグラフの分積算計内にうまく統合されている。ポリッシュ仕上げの月と星は、しっかりとブラッシュ加工されたブルーのディスクの上に浮かぶように配されており、視覚的にも洗練された印象を与えている。本モデルはトリプルカレンダー(またはコンプリートカレンダー)であり、アニュアルカレンダーではないため、日付と曜日の調整が年に5回必要となる。具体的には、2月・4月・6月・9月・11月である。曜日とムーンフェイズの調整は、ケース左側に備えられたふたつのプッシャーで行う。日付(およびそれに付随する月)の調整は、リューズを一段引いた位置で操作する。

装着感については、これまでのトリプルカレンダーのラインナップと同様である。私自身、メテオライト版を所有しているが、このケースは実際に腕に乗せてみる価値があると断言できる。38mm径というサイズは一般的にはコンパクトに感じられるはずだが、このケースは過去に所有したどの38mmとも異なる装着感を持つ。真上から見る限りは標準的なプロポーションに見えるものの、46mmのラグ・トゥ・ラグは数字どおりの存在感を持つ。だが、横から見たときに最も特徴的なのは、ケースバックがやや厚く、ラグがケース上部から高めに位置している点である。ラグの先端は大きく下向きにカーブしていないため、ケースがやや上に浮いたように見えることもある。もちろん、装着感に不快さはまったくないが、手首に沿うような38mmケースを求める人にとっては、事前に試着する価値があるモデルである。

ラピスラズリ仕様のクロノマスター オリジナル トリプルカレンダーには、ダークブルーのストラップとステンレススティール製ブレスレットの両方が用意されている。個人的な見解を述べれば、この時計はストラップで着用する方が圧倒的に優れていると感じる。ストラップ装着時のほうがコントラストが際立ち、全体的に装着感も快適だ。一方でブレスレットの仕上がりはやや物足りず、特にクラスプ部分の質感はやや期待外れであると言わざるを得ない。とはいえ、クロノマスター オリジナル トリプルカレンダーはいわゆる“ストラップモンスター”(ストラップの付け替えで印象が大きく変わる、汎用性の高い時計のこと)であり、この豊かなブルーダイヤルにはさまざまなストラップが映えることが容易に想像できる。

さて、究極の問いに移ろう。ラピスラズリダイヤルに対して、どれだけの価格差を許容できるかである。今回発表されたクロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリには、310万2000円(税込)という価格が設定されている。これは、標準モデルの183万7000円(税込)と比較して126万5000円もの上乗せであり、ストーンダイヤルとしては非常に大きな価格差となっている。参考までに、ロレックスのデイトナにおいて、オイスターフレックスブレスレット仕様でメテオライトダイヤルを選択した場合の価格差は65万3400円である。この比較から見ても、今回の価格設定はかなり大胆なものであることが分かる。

もちろん、クロノマスターのラピスラズリダイヤルは、近くで見るとかなり厚みのある天然石が用いられている点で特別感がある。しかしこの価格帯になると、時計そのものが完全に別の価格帯カテゴリーに突入していると言ってよいだろう。とはいえ、この時計は市場において非常にユニークなポジショニングを確立している。10分の1秒計測が可能なクロノグラフでありながら、ラピスラズリダイヤル、トリプルカレンダー、ムーンフェイズを搭載するモデルはほかに存在しない。もしあなたが求めるすべての要素がこの1本に詰まっているのであれば、その選択は十分に正当化される。なによりも、この時計は腕に乗せていて本当に美しいクロノグラフである。

ブランド史上もっとも洗練されたレゾナンスウォッチに仕上がった。

レゾナンス(共振)機構を搭載したキャリバーを手がける現代の時計メーカーとなると、思い浮かぶのはごくわずかである。アーミン・シュトロームはその希有な存在のひとつであり、近年にわたりこの複雑機構をブランドアイデンティティの中核に据えてきたという点で特筆に値する。なにしろ、レゾナンスを生かした時計製造において、量産体制を確立するだけでも十分に驚くべきことである。そんなアーミン・シュトロームが発表した最新作が、限定50本のデュアルタイム GMTレゾナンス “マニュファクチュールエディション”だ。本作は、ブランド自社製Cal.ARF22を搭載し、ふたつの計時機構をひとつの時計に収めるという構造を持つ。今作ではビジュアル面においてモノクロームの美学を採用し、ケース素材も前作のホワイトゴールドからステンレススティールへと変更された。シリーズの幅を広げる一作であり、その価格は11万ドル(日本円で約1570万円)と、レゾナンスという技術が安価でないことを如実に物語っている。

Armin Strom on tray
ディオールスーパーコピー代引き 激安レゾナンスウォッチメイキングとは、その名のとおりふたつの同一の振動体(つまり、同じ固有振動数を持つ物体)が近接し、共通の支持体に取り付けられていると、やがて振動数が同期するという原理に基づくものである。ウォッチメイキングにおいて振動体とはテンプのことであり、両方のテンプが取り付けられている支持体はムーブメントの地板である。この非常に伝統的な形式のレゾナンスウォッチメイキングは、オランダの物理学者クリスティアーン・ホイヘンス(Christiaan Huygens)が、同じ木の梁に掛けられたふたつの振り子時計を通じて初めて観察した現象であり、現代の時計製造においては2000年にフランソワ-ポール・ジュルヌが発表したクロノメーター・レゾナンスによって広く知られることとなった。この現象は、考えれば考えるほど一種の“ブラックマジック”のようでもある。なにしろテンプのように小さく繊細な機構が、振動だけで別の物体に影響を及ぼすという発想自体、直感的にはなかなか納得しがたいからである(ジュルヌ自身は、自らの時計におけるこの現象を音響的レゾナンスと表現しているが、技術的に見れば、依然として機械的レゾナンスの一形態といえる)。

そもそも、なぜこんなことを試みるのか? テンプはひとつで十分なのではないか? そう思うのも無理はない。しかしこの試みに込められた狙いは、ふたつのテンプが互いに影響し合い、理論上は一方がもう一方のズレを補正することで、歩度の安定性を飛躍的に高められるという点にある。つまり、どちらか一方のテンプがわずかに振動数にズレを生じたとしても、もう一方がそれを吸収・補正し、結果として時計全体の精度が安定するという仕組みなのだ。

Armin Strom clutch macr
アーミン・シュトロームは、レゾナンスウォッチメイキングに対して独自のアプローチを採用した。単に振動の伝達に頼るのではなく、ふたつのテンプを連結してレゾナンスを実現するために、特許を取得したSS製クラッチを用いている。このクラッチはブランドが自社で製造しているものである。デュアルタイム GMTレゾナンスでは、このツインテンプとクラッチスプリングが12時位置に堂々と配されており、細長く精緻なSS製パーツが、それぞれのテンプのスタッドのひとつに取り付けられている。このクラッチスプリングを介してテンプ同士が引き合うことで、(クラッチ・)スプリングは上下に動きながら、遅いテンプは速いテンプに引き上げられ、速いテンプは抑えられるかたちで、両者の振動が自然と均衡を保つようになる。このテンプのカーブの中央には、小さなキャップ付きの支柱が取り付けられており、アーミン・シュトロームの共同創業者であるクロード・グライスラー(Claude Greisler)氏が愛着を込めて“セキュリティ・マッシュルーム”と名付けている。実際に手に取ってみると、テンプの鼓動に呼応してクラッチスプリングが前後に揺れ動き、その動きは視覚的にも非常に印象的である。

直径39mm、高さ9.05mm、ラグ・トゥ・ラグ44.5mmという驚くほどコンパクトなSS製ケースは、あえて主張を抑え、ダイヤルこそが語りかけの中心となるよう設計されている。ダイヤルは完全な左右対称構造で、各要素が対になるように配置されている。ダイヤル最下層、6時位置上部にはふたつの香箱が配置されており、4時位置のリューズで同時に巻き上げが可能な構造となっている。これらの香箱からは左右それぞれに独立した輪列が伸び、最上部に対を成すように配されたふたつのテンプへと動力を伝えている。視覚的に目を引くのは、テンプとクラッチスプリングに施されたブラックポリッシュ仕上げだ。ポリッシュされたパーツは、光の当たり方によって明るいSSから深みのあるアントラサイトへと表情を変え、そのコントラストが見る者を引きつける。

正面の視覚的スペースの大半を占めるのは、すべての構造の上に浮かぶように配置されたふたつのブラックダイヤルだ。それぞれのダイヤルの中心には緻密なテクスチャーが施され、外周にはスネイル仕上げのリングが巡る。そこにアプライドインデックスとプリントのミニッツトラックが配されている。6時位置のインデックス上部にはデイ/ナイトインジケーターが組み込まれており、ナイト側はレリーフ状に施された月面テクスチャーで表現され、デイ側は突き出た太陽光線をブラックポリッシュで仕上げ、周囲をフラットなレーザー加工による暗色の背景が囲んでいる。この組み合わせが、さりげなくも美しいコントラストを生み出している。

Case Side of Armin Strom
一般的な時計とは異なり、本作におけるGMT機構は追加の時針によって別のタイムゾーンを示すものではない。代わりに、ふたつのダイヤルがそれぞれまったく異なる時刻を、分単位まで独立して表示できる仕組みとなっている。個人的には、両方の分針をぴったり一致させるのはかなり骨の折れる作業だと感じるが、このデュアルダイヤル構成によって、たとえばインドのような30分単位でずれたタイムゾーンや、旅先での異なる時間帯を無理なく追うことができる。

時計を裏返すと、レゾナンス GMTにおいてキャリバーの構造上もっとも動きのある部分がすべて表側に移されていることが分かる。裏側には輪列を支えるふたつのブリッジがマットブラックで仕上げられ、大きな地板にはコート・ド・ジュネーブ装飾を採用し、スケルトナイズされた香箱を固定している。下部のブラックプレートには長文のテキストがエンボス加工で記されており、個人的にはなくてもよかったと思うが、この時計においてはそれなりに機能しているともいえる(同様の意匠はほかのアーミン・シュトローム製品にも見られる)。全体のデザインはインダストリアルな印象を与えるものの、仕上げは決して無機質ではない。ブリッジや多数の歯車には、手作業によるポリッシュ仕上げのアングラージュが施されており、手仕事の存在感がしっかりと息づいている。

Armin Strom Wrist shot
昨年発表されたWG製レゾナンス デュアルタイム GMT ファーストエディションでは、スカイブルーのダイヤルが鮮やかな彩りを添え、デビューにふさわしい華やかさを演出していた。それに続く本作“マニュファクチュールエディション”では、ダイヤルカラーをブルーからブラックに変更することで印象を大きく引き締めている。とはいえ、決して地味というわけではない。むしろ視線を引きつける魅力の中心はふたつのテンプとクラッチスプリングへと移り、その存在感が一層際立つ仕上がりとなっている。

アーミン・シュトロームにおけるレゾナンスウォッチの歩みを振り返るのはなかなか興味深い。デュアルタイム・レゾナンスの初出は“マスターピース 1”で、ケース径は59mm×43.4mm、厚さはほぼ16mmという、まさに“手首の上のサーディン缶”(大きくて厚ぼったく無骨な缶)とでも形容したくなるサイズ感であった。このモデルを手にするということは、レゾナンスウォッチメイキングという探究そのものを支持する姿勢を示す行為であり、決してシャツの袖口との相性を試すようなものではなかった。

そう考えると、わずか数年でアーミン・シュトロームが同じ原理を適用しながらも、今どきのシンプルな3針時計にも通用する“カジュアルサイズ”のケースに収めたというのは、とても奇跡的なことだと思う。デュアルタイム GMTレゾナンス “マニュファクチュールエディション”では、新たに採用されたモノクロームの外観とこの壮大なコンプリケーションとが相まって、多くの時計コレクターの心に強く響くであろう完成度を見せている。市場をざっと見渡してみても、アーミン・シュトロームのようにこのレベルの機構を実際に手がけ、なおかつ一定の製造規模で展開できるブランドはほとんど存在しないということにすぐ気づかされる。

グランドセイコー SBGW305 ブレスレット仕様 手巻きキャリバー9S64 37.3mmが新登場。

グランドセイコーから2025年の新作情報です。

ブルガリスーパーコピー代引き 優良サイト生産終了したSBGW235の後継機が登場しましたね。

アイボリー文字盤と青い秒針を捨てて、新作SBGW305は真っ白ではなく真っ銀一色になりました。

激渋、高級感が増したような気がします。

旧モデル550,000円からの、SBGW305は715,000 円と言う価格設定も注目です。

搭載ムーブメントは同じ、3日巻き手巻きムーブメントのキャリバー9S64、ケースサイズも同じ37.3mm。

デザインの細かな変更はあるのかも知れません。

バックルとかね。

上品なシルバーダイヤル
エレガントな雰囲気をまとったシルバーダイヤルは丸みを帯び、それに沿うように針の先端は曲げ加工が施され、より高い視認性をかなえています。

SBGW305


手巻メカニカル
SBGW305
Elegance Collection
715,000 円(税込)
2023年12月発売予定

製品概要
小ぶりなサイズとボックス型のサファイアガラスが上品さを引き立てるクラシックスタイルのモデルです。ザラツ研磨を施したケースは、光を受けて美しく輝きます。シースルーバック仕様の裏ぶたからは、機械式ムーブメントが精緻な時を紡ぐ動きを目で見て楽しむことができます。 しっとりと腕に馴染む多列型のブレスレットは、丁寧で丹念な作り込みが際立つ逸品です。

スペック
Exterior
外装: ステンレススチール 裏ぶた:ステンレスとサファイアガラス
裏ぶた仕様: シースルーバック
6本ねじ固定裏ぶた
ガラス材質: ボックス型サファイア
コーティング: 内面無反射コーティング
ケースサイズ: 横 37.3mm 縦 44.3mm 厚さ 11.7mm
バンド幅: 19mm
中留: ワンプッシュ三つ折れ方式
腕周り長さ(最長): 200mm
Movement
ムーブメント: 9S64 Instructions
駆動方式: メカニカル 手巻
駆動期間: 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
静的精度: 平均日差+5秒~-3秒
グランドセイコー独自の規格に基づき、工場出荷前にムーブメント単体の状態で、6姿勢差・3温度差の条件下で測定した場合の精度です。実際にお客様がご使用になる環境下での精度(携帯精度)とは異なります。また、メカニカルモデルの特性上、ご使用になる条件(携帯時間、温度、腕の動き、強いショックや振動)によっては、前記の精度の範囲を超える場合があります。
携帯精度: 日差+10~-1秒
Functions
防水: 日常生活用防水
耐磁: あり
重量: 108 g
その他:
石数 24石

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まとめ


いかがでしょうか?

「【2023年新作】グランドセイコー SBGW305 ブレスレット仕様 手巻きキャリバー9S64 37.3mm ¥715,000-」でした。

もう針が日本刀の様。

格好良いな~。

今後、同径モデルはブレスレット仕様にオプションとして変更できるようになるかも知れませんね。

かなりグッドモデルが出揃っていますので、ライスブレスレットに交換したい方も多かったのではないでしょうか?

まぁそれだけが希望なら安い旧型のSBGW235を買った方が良い気もしますけど。

とにかく正規でラインナップにブレスレット仕様が加わったことに拍手です。

発売は12月8日から、一部予約が始まっております。

気になる方は是非。

それではまた!

セイコー 堀米雄斗コラボレーションモデル SBSC015 限定2700本が新登場。

東京オリンピック2020年スケートボード男子ストリートのゴールドメダリスト 堀米雄斗さんとセイコー5が3回目のコラボレーションです。

チューダースーパーコピー代引き 優良サイトこちらが最初のコラボレーションモデル SBSA161。

49,500円 限定350本。

こちらが第2弾のSBSA175。

39,600円 限定6000本。

で、今回の新作 コラボ第3弾 SBSC015 セイコー5スポーツ 73,700円 限定2700本です。

GMT機能を搭載したキャリバー4R34がセットされ、ブルーとパープルの2トーンベゼルが目を引きます。

東京の夕暮れをイメージしているんだとか。

格好良いんですが価格がググっと上がってしまったこと、国内は700本もありますので、さすがにすぐには完売はしないと思います(第2弾もまだ買えます)。

SKATEBOARDER
堀米雄斗(ほりごめゆうと)

10代はじめから国内の大会で常に上位にランクイン。
高校卒業後に本格的な渡米を果たして以降、さらなる才能が開花。2017年にスケートボードで世界最高峰のコンペティションであるストリートリーグへの挑戦権を得ただけでなく、初参戦からいきなり表彰台を連発。2018年には見事初優勝を果たし、同年の3大会すべてを制するなど瞬く間に世界のトップ選手に君臨。世界のスケートボードは堀米雄斗の時代に突入した。
2019年にはミネアポリスでのX—GAMESを日本人として同種目初制覇、またロサンゼルスでのストリートリーグを制すると、世界選手権でも準優勝。コロナ禍によるシーズン中断が明けた2021年には世界選手権で初優勝し、雪辱を果たした。その後、2023年にはスケートボードの本場アメリカで、最も歴史あるコンテストの一つ、タンパプロで日本人初優勝を飾った世界トップスケーター。

SBSC015


SBSC015(SSK027)
5スポーツ
SKX Sense Style
73,700 円(税込)
2023年12月 発売予定
堀米雄斗限定モデル
世界限定:2,700本(うち国内:700本)

セイコー 5スポーツ 堀米雄斗 限定モデル
セイコー 5スポーツから、日本を代表するスケートボーダー堀米雄斗 限定モデルが登場。

SKX GMTシリーズでは初となるブラックコーティングが施されたモデル。
ネイビーとパープルの2色のガラス表示板は、堀米雄斗選手がスケートボードに明け暮れた東京の下町の夕景を連想させる。

シースルーバックの裏ぶたには、堀米選手のサインが施されている。
また、数量限定の証である「LIMITED EDITION」、シリアルナンバーが表記されている。
※実際の製品では、製造上の理由により、裏ぶたの向きが異なる場合があります。

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堀米選手のサインと「YUTO HORIGOME LIMITED EDITION」が印刷された
スペシャルボックスに納められている。

Specifications
ムーブメント
キャリバーNo 4R34
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
精度 日差+45秒~-35秒
駆動期間 最大巻上時約41時間持続
石数 24石
機能 24時針(デュアルタイム表示機能) 秒針停止機能
ケース・バンド
ケース材質 ステンレス 裏ぶた:ステンレスとガラス
ケースサイズ 厚さ:13.6mm 横:42.5mm 縦:46.0mm
ガラス材質 レンズつきハードレックス
ルミブライト あり(針・インデックス)
中留 ワンプッシュ三つ折れ方式
腕周り長さ(最長) 210.0mm
時計仕様
防水 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁 あり
重さ 160.0g
その他特徴
裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
裏ぶたシリアルナンバー入り 回転ベゼル(24時間表示)
ダブルロック中留 シースルー・スクリューバック

まとめ


いかがでしょうか?

「【2023年新作】セイコー 堀米雄斗コラボレーションモデル SBSC015 セイコー5スポーツ 73,700円 限定2700本」でした。

スケボーキッズたちには少々高い価格設定だな~と言うのが正直なところ。

堀米選手が好きでこのモデルが欲しくても高校生や大学生が74000円もの時計をホイホイ買えるか?とね・・・

30代40代のオッサンが、じゃあ堀米選手の限定モデルを選ぶか?となると、コレまた微妙。

第4弾はG-SHOCKやアップルウォッチに対抗できる価格帯でリリースして欲しいな。

それではまた!

カシオ G-SHOCK 40周年記念 GCW-B5000UN “フル カーボン” 65gが新登場。

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の40周年記念モデルとして、初代のスクエア型を引き継ぐ「5000」シリーズにカーボンを採用し、強さと軽さを両立した『GCW-B5000UN』(2モデル)を11月28日に発売します。

“G-SHOCK”は1983年に初代モデル「DW-5000C」が発売され、タフネスウオッチという新たな分野を切り拓きました。常にタフネスを追求し、素材においては樹脂やメタルに続いて近年では、ステンレスに比べ約7倍の硬度と軽さを併せ持つカーボンの活用を進めています。

カシオ G-SHOCK から2023年の新作情報です。

オーデマピゲスーパーコピー代引き 優良サイト40周年記念の今年2023年の最後?を締めくくるには最適なモデルが登場。

なんとフルカーボンボディの「5000」シリーズなんですよ、フルメタル、フルゴールド、フルチタンと来てフルカーボン、流石です。

待ってた方も多かったんじゃないでしょうか?

次はフルセラミックかな?

今回ご案内します『GCW-B5000UN』は、初代を継承するスクエア型の「5000」シリーズにパーツごとで異なる製法のカーボンを採用した耐衝撃ウオッチです。
複雑な形状を構成するため、ケース・ベゼル・バンド・中留それぞれに適したカーボンを使い分けることで、ステンレス採用のフルメタルモデル「GMW-B5000D」(約167g)に対し約65gと61%の軽量化を実現しました。
ベゼルとバンドには成形の自由度が高いフォージドカーボン、中留には曲げに強い積層カーボンを使用しています。また、裏蓋と一体化させたモノコックケースにはカーボンファイバー強化樹脂を用いました。

進化を続ける“G-SHOCK”を、広がり続ける宇宙空間と重ね合わせ、ビッグバンや惑星をモチーフにデザイン。ベーシックなブラックに加えて、混色成形を行ったパープルの2モデルをラインナップしています。背面にはグラフィックアーティストのエリック・ヘイズ氏による40周年記念ロゴを刻印するなど特別感あるモデルに仕上げました。

11月28日発売予定、ブラックカラーのGCW-B5000UN-1、パープルカラーのGCW-B5000UN-6、価格は297,000円。

65グラムですか・・・リシャールミルみたいに軽いですね。

30万円が高いのか、安いのか?は何とも言えませんが、機械式のフルカーボンモデルが30万円で買えますか?とね、えぇ有名メーカーじゃ無理ですよね。

ファンなら初フルカーボン、行くしかないでしょう?

力強い表情を生み出す
フォージドカーボン

ベゼルとバンドに、航空機の機体などに使用されるフォージドカーボンを採用。カーボン繊維を樹脂で固め、高温高圧で成形することにより、ディンプル形状を含む複雑造形のパーツを高強度かつ軽量に仕上げました。見る角度で表情が異なる独特の繊維模様を、外装全体で楽しめます。

強さと軽さを両立する
カーボンファイバー強化樹脂

カーボンファイバー強化樹脂製のモノコックケースを、5000シリーズで初めて採用。高強度・高気密・軽量化を可能にする裏蓋一体型の形状を、山形カシオの高精度金型成形技術で実現しました。さらに、チタン製のインナーリングやボタン、傷に強いサファイアガラスを使用。隅々まで素材にこだわり、強さと軽さを追求しました。

曲げ強度に強い積層カーボン

カーボンへのこだわりを、中留のパーツにまで徹底。2つ折れ部に、長手方向の曲げ強度に優れた積層カーボンを採用し立体成形しました。中留のカバーには、バンドと同じフォージドカーボンを使用しています。

未知への挑戦
進化を彩る2つのカラー

フォージドカーボンの素材感を生かし、進化への挑戦を続けるG-SHOCKと、想像を超えて広がり続ける宇宙を重ね合わせてデザイン。銀河の霞をランダムに現れるカーボン繊維が創り出す独創的な世界観で表現しました。GCW-B5000UN-1JRはブラックとグレーの混色模様、GCW-B5000UN-6JRはブラックのカーボン繊維にブルーとピンクの着色樹脂、パウダー状のオパールを混ぜ合わせ、神秘的な外観に仕上げています。

ご注意
製品の個体差について

カーボン繊維と樹脂等を混合成形するフォージドカーボンの特性上、一点一点のパーツ(ベゼル、バンド、中留)の表面に現れる模様、色調、オパールの分布/量にはモデルごとに個体差があります。

DETAIL1

装着性の高い軽量ボディ

カーボンやチタンなどの軽量素材を採用することで、重さ約65gを実現。快適な着け心地が楽しめます。

DETAIL2

こだわりのアニバーサリー仕様

カーボンモノコックケースの裏面にG-SHOCK40周年記念ロゴを刻印。スペシャルパッケージでお届けします。

GCW-B5000UN-1JR


G-SHOCK 40th Anniversary CARBON EDITION
DIGITAL
5000 SERIES
GCW-B5000UN-1JR
NEW 2023年11月
オンラインストア価格
¥297,000(税込)

GCW-B5000UN-6JR


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G-SHOCK 40th Anniversary CARBON EDITION
DIGITAL
5000 SERIES
GCW-B5000UN-6JR
NEW 2023年11月
オンラインストア価格
¥297,000(税込)

【GCW-B5000UNの主な仕様】
構造 耐衝撃構造
防水性 20気圧防水
受信電波
JJY(日本):40 kHz(福島局)/60 kHz(九州局)、WWVB(アメリカ):60 kHz、MSF(イギリス):60 kHz、DCF77(ドイツ):77.5kHz、BPC(中国):68.5kHz
電波受信方法 自動受信(最大6回/1日、中国のみ最大5回/1日)、手動受信
※ 受信できる環境と判断した場合、自動受信を行います。
通信仕様
通信規格 Bluetooth® low energy
通信距離 ~2m(環境により変化)
ワールドタイム
ワールドタイム5本、世界39都市(39タイムゾーン、サマータイム自動設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、ホームタイムの都市入替機能付き
※スマートフォンとの連携により更新される場合があります。
ストップウオッチ
1/100秒(1時間未満)/1秒(1時間以上)、24時間計、スプリット付き
タイマー
セット単位:1秒、最大セット24時間、1秒単位で計測
アラーム
時刻アラーム5本(1本のみスヌーズ機能付き)、時報
モバイルリンク機能※
(対応携帯電話とのBluetooth®通信による機能連動)
自動時刻修正、簡単時計設定、ワールドタイム約300都市+オリジナルポイント、タイム&プレイス、リマインダー、携帯電話探索
その他の機能
バッテリー充電警告機能、パワーセービング機能、フルオートカレンダー、12/24時間制表示切替、操作音ON/OFF切替、日付表示(月/日表示入替)、曜日表示(英・西・仏・独・伊・露の6カ国語切替)、LEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、フェードイン・フェードアウト、残照機能、残照時間切替:2秒/4秒)
使用電源
タフソーラー(ソーラー充電システム)
連続駆動時間 フル充電時からソーラー発電無しの状態で機能使用の場合:約10カ月
パワーセービング状態の場合:約22カ月
大きさ 49.1 × 45.0 × 14.5 mm
質量 約65g

まとめ


いかがでしょうか?

「【2023年新作】カシオ G-SHOCK 40周年記念 GCW-B5000UN “フル カーボン” 65g ¥297,000-」でした。

11月11日から予約ができるようになっています。

限定生産ですので気になった方は是非この機会に。

30万円~、一生モノとは言いませんが10年以上は快適に使えるでしょう。

満足度はきっと高いはずです。

フルメタル、フルゴールド、フルチタン、そして今回の新作フルカーボン。

どんどん進化していきますね。

やっぱりこの5000シリーズの形状が大好きです。

40周年記念モデルなんだし、こんな感じのポップは出ないのかしら?

それではまた!

2025年はオーデマ・ピゲの創業150周年になります。

オーデマ・ピゲから2025年の新作情報です。

人気のオーデマピゲスーパーコピー代引き専門店今年は記念モデルがたくさんリリースされるでしょうね。

今回ご紹介するモデルもその1つ、26585XT.OO.1220XT.01 ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー “150周年アニバーサリー” 限定150本です。

今年の新作パーペチュアルカレンダームーブメント キャリバー7138ではなく、キャリバー5135の最後のお仕事となります。

12時位置のヘリが「52」だと旧ムーブメント キャリバー5135で、「1(51)」だと新ムーブメント キャリバー7138搭載機です、たぶん。

外観も異なり、新ムーブメント キャリバー7138はリューズ1つですべてのカレンダーを操作しますが、今までのパーペチュアルカレンダーモデルはどこかしらケースに穴が開いていてプッシュ操作で調整していました。

現役最後となる(旧)パーペチュアルカレンダームーブメント キャリバー5135を搭載したチタンケース41mmのスケルトン仕様 26585XT.OO.1220XT.01はわずか150本限定モデル。

ロゴも筆記体で特別感がありますね。

因みにキャリバー5135はスケルトン仕様となりベースのムーブメントは2015年に登場したキャリバー5134です。10年間お疲れさまでした。

デザインのベースになったのは25636PT.OO.0344PT.01だと思います。

1983年にリリースされたプラチナ39mmキャリバー2120/2800のパーペチュアルカレンダーです。

そのデザインベースとなったのが 懐中時計 Ref. 25729だそうです。

そっくりですね。

26585XT.OO.1220XT.01

ロイヤル オーク
パーペチュアルカレンダー “150周年アニバーサリー”
限定150本
Ref. 26585XT.OO.1220XT.01
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過去と現在を結ぶ、このヴィンテージ風デザインのタイムピースは、歴史的なオープンワークのパーペチュアルカレンダームーブメント、キャリバー5135への最後のトリビュートです。チタンとBMG (バルクメタリックガラス)をケースとブレスレットに使い、アニバーサリーデザインコードを散りばめた150本の限定モデルです。

ケース
素材
Titanium
防水
20 メートル
サイズ
41 ミリ

文字盤
サファイアダイヤルにブルーのインナーベゼルとカウンター。蓄光加工を施した18Kホワイトゴールド製ラウンド型アワーマーカーとバスタブ型のブルーの針。

ブレスレット
BMG製ブレスレット、チタン製リンクとAPフォールディングバックル。

キャリバー5135
機能
パーペチュアルカレンダー、週表示、曜日、デイト、アストロノミカルムーン、月、閏年、 時、分。
石数
38
メカニズム
自動巻き
パワーリザーブ
40 h
外径
29 ミリ
部品数
374
周波数
2.75 Hz 19800 振動/時
厚さ
4.5 mm

まとめ

いかがでしょうか?

「【2025年新作】オーデマ・ピゲ 26585XT.OO.1220XT.01 ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー “150周年アニバーサリー” 限定150本」でした。

特別感のあるパーペチュアルカレンダーです。

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