時に知ったかぶりと言いますか、理論好きと言いますか
ほとんどの人が分かっている”正論”を吐く人がいます。

「社長、いいですか？顧客満足度を上げるには従業員満足度
を上げるべきなんですよ。」だとか、

「これからの飲食業は”感性の時代”でして、その為には顧客の
心理を以下に掴むかがとても重要になってきまして・・・・・」

などと、「お前、誰に言ってんの？あのねぇ、そんなのお前が
マリオブラザーズをロクに飯も食わないでやっていた時から、
何十冊も同じような本を（ほとんどは米国のカリスマだとかいう
元保険やが書いたやつ）読んで、実際に納得してそのように
取り組んできたし。しかも、二順目くらい回ってるし。

大体にしてこの手のやつらは活字だけだったり、たまたま飲み屋で
知り合った人から聞いた話であったりを、実際に自分自身で経験も
してないクセに言うんですね、本当にでっかい迷惑な人です。

現場で実際に経験しているから、例え正論でも、
「理論的には合っているけど、時と場所と人と状況でいかようにも
変わるので、妄信しないで見極めて行かないとな。」と、本当に現場で
大変な思いをして悩み迷った人たちは思うのです。

しかも、そのような人たちはどのような業種の仕事でも同じように
言うんですね。確かに”原理原則”はそうかもしれませんが、
結局、その人の業種・業態に対して具体的ではなく、限りなく
抽象的なことを言うんです、これが。

本当に聞きたいのは、教えて欲しいのは、具体的な対処方法で
あったり的確なアドバイスなんですね。

それを言うと、あらビックリ！出てきた言葉はアルバイトでも知っている
ようなことを、屁理屈を付けて言っているだけなので、本当にうんざり
します。

なので、ここ４、５年はそのような類の本もセミナーも見てないし、
結局は自分自身で十二分に悩み迷い考えた結果からしか答えは
出てこないんだな。と思うようになりました。

なので、「原理原則、正論、屁理屈」を言う人は今度からハッキリと
言うようにします。

お・ま・え・が・や・れ・よ

てな、感じかな。