ブログ

記事一覧

酒場の会話。

昨日、東京からお世話になっている「佐野さん」がお見えになり、
あたくしが愛してやまない「金富士酒場」にお連れしました。
東京から来たお客さんを連れて来られる「金富士」はエライ!
ですが、自分の好みを最優先にして、かつ丸かの店を選ばないで、
しかもお酒を飲まない「佐野さん」を酒場に連れて行くあたくしが本当に
「エライ!!」。

まぁ、取りあえずカウンターに座って「酒場」を満喫していると、
「康夫ちゃん」の辞任会見、「ほ~う、やっぱりな、俺は最初から
こうなると思ってたんだよ」と、お隣さん。ムムム、来たな来たな、
「酒場の会話」。

「ったくよ、だったら最初からやらなければいいんだよなー」。
「ホントですよネ」とあたくし。「ダしょー、ん?あれ、加藤さん?」
「ハイ」と言ったわいいけど、この段階ではまったく記憶喪失。

「ああっ、やっぱり加藤さんだー、いまなにしてんの?」

先方は辞任会見をそっちのけで、色々と話掛けて
来ますが、あたくしの頭の中は「まずい、まずいぞ」
とリフレイン。どうにか視線をテレビに持って行こうとするの
ですが、敵はそう簡単には引き下がりません。

しかし、先方が話しているうちに「あっ!中島さん!」と急に
思い出し言ったものだから「中島さん」は「!?」という感じ。
わかりますか「!?」って感じが。

それからは「佐野さん」そっちのけで「中島さん」と
途中参加の金富士のおやじさんも加わり、辞任会見を見ながら
「ああでもない、こうでもない」と話しておりましたが、ここで「中島
さん」が全国の酒場の99.9%は交わしているであろう
言葉を見事に言ってのけました。

「じゃあ、おやじさんが総理大臣で、加藤さんが幹事長」
そして絶妙な合いの手であたくしが「中島さんが官房長官ね」
って、くどいようですが日本全国99.9%の酒場(特に新橋)で繰
り広げられているであろうこの会話を「佐野さん」を完全に無視して
中島さんは調子に乗って隣の女性二人にも同じ事を何度も言って
最初は笑っていましたが、3度目には無視をされ4度目にはお会計
をして帰っちゃいました。

こうして季節外れの蒸し暑い「金富士」の夜は深けて行くのでありました・・・・・。

マスター、ビールもう一本ちょうだい。。。。。

追伸、佐野さんの10冊目の著書にさりげなく「丸か加藤商店」
のことが書いております。

この本。