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答えは一つだろ。

先日、2007年に起った「闇サイト」殺人事件で、強盗殺人などの罪に
問われていた男2人の控訴審で、名古屋高裁は、1人を死刑とした
1審判決を破棄し、2人とも無期懲役とする判決を言い渡した。
という記事を見ました。

この事件は、闇サイトの「闇の職業安定所」などと言うふざけたサイトに
川岸健治容疑者が書き込んだ募集で既に神田司被告、堀慶末被告が
募集に集まったことから事件がおこります。

3人は、通りすがりの磯谷利恵さん(当時31歳)を拉致して金品を
奪おうと実行に移しました。利恵さんは家まで数百メートルのところで
3人に車に拉致され殺されたのです。

その犯行手口は”鬼畜”そのもので、神田は手錠を嵌められた利恵さんの
首をビニール紐で殺害しようと思いましたが、抵抗され激昂し、
理恵さんの顔を粘着テープでぐるぐる巻きにしてポリ袋を頭から被せた上で
ビニール紐で縛り上げました。

そして川岸と堀の3人でハンマーを使い利恵さんの頭を30発以上殴り、
頭の形が完全に変形して原形をとどめない状況で、3人は岐阜の
山林に埋めたとの事。

利恵さんは、お母さんと2人暮らしの仲の良い親子でした。

あたくしはお母さんの「極刑の署名嘆願書」の内容を4年前に見て、
初めて「これほどまでに酷い事件だったのか!」と知り、直ぐに社内で
署名を募りました。

ただ、いくら残忍な犯行でも「署名嘆願」の効果で被告が全員死刑に
なることもあるので、事件の経緯と理恵さんのお母さんの思いを綴った
内容を読んでもらい、あくまでも自分の意思で署名をしてもらいました。

なぜ理恵さんのお母さんは署名活動をしたかと言うと、現在の日本の
法律ではどんなに残忍でも、2人以上を殺害していないと死刑は
難しいからです。(女子高生コンクリート殺人もそうだけどな!!)

お母さんは言います「なんの落ち度もない利恵が、このようなむごい
被害者になってしまい、無念でなりません。

「敵を討ちたい!無念を晴らしたい!」
と思っても、どんなにむごい殺され方をしても、一人の命では犯人達を
極刑にすることは、今の司法では難しいのです。」と。

しかも、川岸は1審判決のあとに「被害者は運が悪かっただけ。
今でも悪いことは、ばれなきゃいいという気持ちは変わらない。
生かしてもらえてよかった。ありがたい。」などと、コメントまでしています。

川岸が最初に闇サイトで募集をしました。しかも凶器まで
用意もしておりました。で、犯行がバレそうになり「もう、逃げれない」
ということで自首しただけです。

で、1審の判決で「最も積極的な役割を果たしたとは言えない」
「死刑がやむを得ないほど悪質ではない」とはどういうことでしょうか!

しかも、この川岸は殺害する前に「どうせなら、強姦してから殺せば
いい」とまで言っているのです!!

なんでだ!?「殺さないで下さい!」と哀願している、見ず知らずの
無抵抗な女性の頭をハンマーで砕いているのにか!?

お母さんは判決を聞いて「わたしは、娘に何もしてやれなかったことが、
とてもつらいです。裁判は、誰のための裁判なのか」と涙ながらに語ったとのこと。

で、「こんなひどい結果は娘に伝えられない」
「わたしは娘のために最後まで戦います!」と語っています。

4年前もそうでしたが、今回も非常に憤りを通りこして、出来ることなら
あたくしが何とか無念を晴らさせてもらいたいほどです。

そういえば、以前に署名活動をしていた時に、業者さんにも
事件の経緯やお母さんの思いを乗せたものを見せたら、
「僕は署名出来ません」 先ほども言いましたがあくまでも
自分の意思ですので、それはそれで構わないのですが、理由を
聞くと「もし、この被告が死刑になったら、被告の家族がまた
復讐をして、いつまで経っても変わらないから」と言うものでした。

あたくし「なるほど、色々な考え方があるもんだな〜」と
つくずく肌身にしみました。と同時に、「復讐!?こんな残忍な
犯行をした身内の為に司法上死刑になって誰が”復讐”をするのか?」
とも思います。

母1人、娘1人の人生が完全になくされたのに!!!!!

って言うか、弁護人も裁判官も含めてやっぱりコイツらは
「許されざる者」達でしょう。

絶対に極刑にするべし!!!!!

「許せない!」

署名活動を続けています。