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”道理”の話だよ。

昨日は昨年亡くなった、おばさんの遺骨を散骨するのに
郊外の000霊園に行きました。

まぁ、坊さんも来て無事に事を運び、と思いきや、
坊さんが「この戒名の字が違いますね。」と。

「?」

あたくしたちのような”ど素人”には、さっぱりわかりませんが
お墓の横にある墓碑に戒名が書いてあるのですが、
ばあさんの戒名の一字が違うと。

何でも”妙”と書かなければいけないのを”姉”と書かれて
いると言うのです。墓を建てたのが平成14年で、それから
年に3回は墓参りに来ていましたが、そんなことには
まったく気付かなかったです。(って言うか、普通は気付かないよね?)

どうしてそのような事になったのか?
おふくろは「過去帳を渡して書いてもらったので、そんなはずは
ない。」と言うし・・・・・。

で、おばさんの手続きがてらその件を管理人に言うと、
「そうですか、では・・・・・」と、それを直すのにどれくらいの費用が
掛かるかを、値段の書いた用紙を持ち出して言ってきます。

なんと一字を変えるのに、全体を直さなければいけないとかで、
「17万!」という数字を言い放つのです。

「ちょっと待ってください。そちらのミスかもしれませんよね?」
「そんなことはないと思いますが、一応、その時に書いた台帳を
もって来ます。」と。

すると、その台帳には”妙”ではなく”姉”と書いています。
しかも、その字はあたくしの自慢の達筆ではなく、明らかに
相手側が書いた字です。

なので、「やはり、間違えていますよね?」と言うと。
「そうですね〜。しかし、ここに加藤さんはサインをしています。」と。
「でも、最初に間違えた戒名を書いたのはそちらですよね?」
「そうですが、サインをしていますので。」と。

「でも、それにしても高すぎじゃないですか?だったら、私の知っている
業者さんにやってもらってもいいですか?」
「いえ、それは”規則”ですから、出来ません。」(出たよ、規則)
「それなら自分で直します。」
「いえ、それも出来ません”規則”ですから。」(ここで、血管がブチブチ!っと)
「おかしくないですか?お墓は加藤家の持ち物ですよね?」
「いえ、そうではありません。私どもの管理の下にあるのです。」
「なんだ、それ?なら、まけてよ。」
「いえ、それは出来ません。」
「どうして?」
「”規則”ですから」

なんだこいつら?こいつらは人の痛みに漬け込んで、死んだら死んだで
金を取って、何かにつけて独占して暴利な金額を押し付けるとは、
このようなのを”詐欺師&ぼったくり”と言うのです。

で、ひょっとして「過去帳」が間違っているかも知れないので、
家に帰り「過去帳」を見てから連絡します。と、その日は帰りました。

で、「過去帳」を見ると、”姉”ではなく”妙”。(ややこしいでしょ)
と言うことは、あちらの書き間違いで、あたくしがそれに気付かなく
サインをした。と言うことになります。

しか〜し!
あたくしは昨日、怒ったのには理由があり。別に17万という”ぼったくり”
の金額に全て怒ったのではなく、「宗教法人」という名にあるいは
宗教家というのでも同じですが、たいした敷地の管理もしていなく、
そこの地主みたいな奴が管理をしていて、他に見積もりを取らせる
訳でもなく、言い値で金額を吹っかけて、しかも、毎日戒名をつけたり
見ている輩が、書き間違いをしておいてそれに対して何の謝罪の
一言もなく、

「サインをしたのだから、私達には一切非はない。」かのごとくに振舞う、
その態度に憤りを感じたのです。


なので、今日事務所へ来て先方に連絡をしました。
昨日手続きに言った者だと伝えて、取り合えずおばさんの戒名は
墓碑に刻んで欲しいということ。(4万円也)

それと、今回の件では「確かにサインをしたけど、普通の素人が
そんな一字の間違いが分かりますか?あなた達はプロですよね?
その間違いはどうなんですか?それに対して以後気をつけます。とかは
ないんですか?」

すると「おっしゃることは分かりますが・・・・・」と、言い訳じみたことを
言うので、「あんた達は”詐欺師”か?えっ!?人の道、物事の道理って
あるでしょ?お墓を建てるにも数万円じゃないんですよ?

しかも、わざわざ生まれ慣れ親しんだ郷里から遺骨を運んできて
あなた達の霊園を信用して墓を建てたのに、あまりにも誠意がないじゃ
ないですか?別に弁償しろとか言いがかりを付けているんじゃないんだよ。」と。

なのに「おっしゃることは分かりますが、サインを・・・・・」
「それがあなた達”宗教法人”ですか?”宗教法人”って何ですか?
そんなことをやっているから、金ばっかり取りやがってと言われるんですよ。」と。

そして「もう一度、仏の道を歩むものとしての”良心”で物事を判断して
下さいよ。どうして、”以後気をつけますと”最初の非を認めないんですか?」

そしてようやく「加藤さんの言うことはごもっともです。」と認めてくれたので、
「これからも管理の方をよろしくお願いします。」と電話を切りました。

って言うか、あたくしは死んでもお金を掛けた葬式はしなくてもいいし、
戒名もいりませんし、墓もいりません。

こんなクソ”宗教法人”がのさばっている世界なんかに
頼ることはしたくありませんから。

あっ、その世界でも立派な人は沢山いますけどね。