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許されざる者。

今日、丸か加藤商店の題は「怠け者」でした。
改めて辞書で調べてみると、
「なすべきことをしない。働かない。ずるける。」と
なっていました。(おもろい)

あたくし、普段なにげに使っている言葉でも、
急にちゃんとした意味が知りたくなると「辞書」
を引きます。

そうすると、今までなにげに使っていた言葉が
『断然』重みが増してくるんですね。

今日の「怠け者(怠ける)」では、あたくし達飲食店
はモノ相手の仕事ではなく、相手あっての仕事なん
です、当然ですが。

と言うことは、この「トップギア!」でも何度か書き
ましたが、あたくしたちの仕事は『お客さん』を楽し
ませて喜ばすことを『真剣』に考えて行動に移す
ことが仕事なんです。

その対価として売上になり利益になり、それが皆
のお給料に反映されます、これは至極当然です。

別にあたくしは「お客様が神様」などと思っていま
せんし、一昔前に酔っ払いがお巡りさんのネクタイ
をつかんで「このネクタイは誰の税金のお蔭だ。」
などと、無礼千万なことをのたまっていた様に、自
分達のお給料や服はお客様のお蔭ですとも思って
いません。

そんな恩着せがましいことを言われるお客さんだって
いい迷惑じゃないですか?もし、徳太郎に行って
浩太郎が「米ちゃんが最近来てくれないので、僕
お給料が上がらないんです、なんとかして下さい」。

とかのたまうのですよ。「知るか、んなもん!」。

あたくしが言いたいのは、良い商品やサービスが
あってお客さんが気持ちよくお代を払って行く様に
することが、お客さんとあたくし達側の「ルール」ですし、
それが一般的飲食店の「プライド」です。

その為に怠けないでやることは「やる!」。それが、
「なすべきことをしない。働かない。ずるける。」を
何度言われても、しかも自分でわかっていると言う
図々しさは、まったくもっておかしい。

人間なので得て不得手があるのは当然です、能力
の差もあるのも当たり前です。それをどうこう言っている
んじゃないんです。

自分の怠慢で人に迷惑を掛けておいて、「自分が悪
いんです」などと平気でうそぶいているのが腹が立つん
です。

怠け者は許しません。
そしてあたくしも気をつけます。
(有)丸か加藤商店