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ご近所。

社員と3ヶ月に一度、店の外で話し合いをすることになりました。
(得意の思いつきですけど)

で、この前は山内と行き、昨日は細Bと行って来ました。
まぁ、わざわざススキノ方面へ行くのも億劫ですし、知り合いの店では
話せないこともあるだろうという事で、近場を探しました。

少しフラフラと歩いて、結局あたくしの家の近くにある居酒屋へ行くことに。
ここ↓
ファイル 564-1.jpg
あたくしは何度か行っています、最初この辺に越してきた時には
「もつ煮込み、牛タン、八ッ目」のキーワードに引っかかり、特に
”八ッ目”が気になっておりました。(八ッ目うなぎのことです)

まぁ、結論から言うと「今は八ッ目はやってない」とのこと、今では
ほとんど獲れないのだそうです。って言うより、お父さんいわく「八ッ目に
引っ掛かってくるお客さんもいるから、そのままにしてるんです」と。

って言うか、見事にあたくしは引っ掛かっておりますけどね・・・・・。

21:30くらいから、あたくしと細Bしかいなくなりました。
すると期待通りにお父さんの言葉が、
「はい、これで貸切になりました。」と・・・・・。

それから、あたくしたちとお父さんとお母さんで色々と話しをしました。
商売をして43年になると言うこと、最初は二条市場の辺りで
11年ほどやっていて、かなり儲けさせていただいたと言うことや、

市場相手でもあるので、朝5時から夜中まで営業していたので
住み込みで18歳から25歳くらいまでの女の子を8人も使っていたこと、
だけど、4~5年でほとんど常連さんの嫁になって行ったとも。

で、今の場所に移って来たのが33年前ほど。
「今は、ほら見ての通りここ2,3年はすっかりと暇になったけど、
それまではここでも儲けさせてもらったんだよ」と。

お母さんは「私たち商売をして、ずーっと忙しかったからこんな暇に
なることってあるもんなんですね~」と、言っていてさらに「最近は暇だから、
少し痴呆気味になってきたの」と冗談とも本気ともわからない
ことを言っていたら、横でお父さんが「この前、買い物へ行って自分で
運転していった車を置いてきちゃったんですよ。」と。(本物です)

でも、色々と当事の話や、今はちょっぴり詐欺まがいの”八ッ目”の
話を色々聞いていて何だか、生業(なりわい)店の温かさがひしひしと
感じました。

ただ、2つだけ気になることがあり、一つはカウンターで一人で来ていて
日本酒を飲みながら”文庫本”を読んでいた男性です。

それでなくても”杉良太郎さん”の「すきま風」ばりの寒い店内なのに、
アベック(ここもあえて)が出て行った後に、戸が少し開いていて更に
風が入ってきたのですが、その男性の方があたくしたちよりも入り口に
近いところに座っていたのに、しかも、

自分で寒くて”チラッ”と戸の方を向いたのに知らんぷり。
で、しょうがなくあたくしが戸を閉めに行ったら、あろうことか
文庫本を片手に「まだ、少し開いてるよ。もう少しきちんと閉めて。」と。

一瞬、何が起こったのか?で、あたくしも「そうかな?」と思い、
もう一度戸を閉めなおすと、閉まっているので「閉まってますよ、これ以上は
無理です」と言うと、その”文庫本野郎”は無言でまた本を読み始めました。

あれ!?おかしくネッ?なに、その上から目線は。
何で、あたくしが”文庫本バカチン野郎”に指図されなきゃならないわけ?ネェわけ?

まだ、百歩譲って戸を閉めに行くくらいならまだしも、「まだ開いてるから、きちんと
閉めろ」だと~!でも、大丈夫です、あたくし世間一般の”下馬評”に反して
結構「和をもって尊しとなす」の精神の持ち主なので、むやみやたらな行動は
しません。

あたくしの取った行動は、笑顔でその”文庫本バカチン変体野郎”に
「だったら、自分で閉めてよ~」と言いながら、
”文庫本バカチン変体クソ野郎”の肩に両手を添えました。
(冷静に考えてみると、あたくしの行動は十分にキモイ)

そして、その”文庫本バカチン変体クソ鼻くそ野郎”は帰る時に
文庫本を5冊くらい抱えて、戸を閉める時に窓越しからあたくしの
顔をいかにも「俺はきちんと閉めたぜ!」と言わんばかりの顔を見せて
行きました・・・・・・。(その店だけに、非常識な”八ッ目(やつめ)”!)

それともう一つ気になったのは、お父さんが着ていたTシャツ。
これ↓
ファイル 564-2.jpg
思いっきり紺色だし。(って言うか、お父さん刺青じゃねーし)

あっ、もう一つB型夫婦だって。。。。。