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”マッチング”で活性化。

現在、物件を探しておりますが、中々条件に合ったのが
ありません。

不動産屋さん任せだと、どうしても二次情報になり
あたくしのような零細企業というか、”ケチ”な会社は
どうしても”うんち”みたいな物件しか来ません。

”うんち”ですよ、”うんち”。

先日、何を勘違いしたのか?
金融機関の担当者さんが、「社長、ご相談が」

”きやがった”

金融機関からの、この手の「ご相談が」と言うのは
定期で預金をしてくれだとか、それでなくとも余裕の
”よ”の字もない、スーパー自転車操業のあたくしたちに
無理な「ご相談を」されるのです。(本気で”ぶん殴るぞ!!”)

今回の件は「取引先の肉屋さんと、少しでも一度でも
いいので取り引きをして欲しい。」と、以外とまともな
「ご相談」でした。

まぁ、そのような話なら「お互い様」なので了承しました。
が、「ちょっと待てよ?」と。

世の中は”ギブ&テイク”と言う言葉があります。
(ええ、そうです。その通りです)

「では、お尋ねしますが、貴殿は丸か加藤商店に
取引先の宴会とかご紹介してくれておりますかね?」

とは言えず、

「そうですよねぇ~、何処も大変ですからね~。
でも、銀行さんもそのようなことまでするんですね~。」
と、お金を借りている”パワーバランス”をヒシヒシと感じるのです。

それで、最近中々良い物件がないので悶々と考えて
いると、あることが頭に浮かびました。

”なのはな”もそうだったし”欽ちゃん支店”もそうですが、
「本当は辞めたいけど、辞めれない。」と言う、店主がいるのです。

経営が厳しいとか、年齢的なものとか、後継者がいないとか。
様々な理由で「辞めたくても、辞めれない。」店主さんがいて、
誰にどこに相談してよいか分らない人たちもいるのです。

そのような人達は、まず”家主”さんに相談するか、
長年付き合いのある金融先に相談します。(特に信用金庫とか)

なので、あたくし思うに金融先は”店主”とも”家主”とも
それなりの関係があるのなら、単純にお金を「貸した、返せ」
だけでなく、その支店やらの地域を活性させる為にも

その辺の情報を常に把握して”マッチング”させて、
元気のある地域にさせるのも、基本業務になるのではないのでしょうか?

決算の時とだけ、偉そうに(そうでないかも知れないが、あたくしには
そう見える)査定するのではなく、普段から色々と(特に高齢の方)
相談に乗るようにしてあげればいいんです。

「社長、あそこの中華屋の親父さん、年で跡取りもいないので
辞めたがっているんですよ。社長の所で何かありませんか?」

などと言われれば、条件さえ合えば「分りました。」となりますし、
もし、あたくしじゃなくても知り合いを紹介することも出来ます。

そうなると当然、設備資金と言いつつ運転資金も上乗せして、
そこの金融機関に融資を頼む事になり、向うからの話なので
かなり”スムーズ”に(金融先からの話は本当に驚くべき早さです)
資金も出て、店主さんは悩みの種が消え、あたくしたちは
更なる事業もでき、金融機関は新規の融資も増える。

これぞまさしく「三方よし」です。

どうだ!金融機関!(多分、見てないので強き)
そのように地域に貢献してみろ!!(見てたらゴメンなさい)

でも、本当にそのように地域が連携して行くと
少しずつ活性化していくのだと思いますよ。

今日の標語
「地方分権・主権は、まずは地域の連携と活性化から」。