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中国放浪記その1

早いですね、今日で10月も終わりです。
どうもこんにちは”タオ・パイパイ”です。

昨日、パソコンでダイエット記事を熱心に見ている真紀に、
「真紀、どこまで冗談でどこまでが本気なのかね、この国は?」
「えっ!?どうしたんですか?」

「こんな記事を見つけた。」
『海南でワニ46匹脱走―当局発表「食べてもいいから、捕まえて!」』
だってよ。

「えーっ、マジですか!?」
「うん、マジみたい。」

あたくし、もうかれこれ11年前ほど前になりますが「北京」へ行きました。
(もちろん勉強にですよ)

一緒に働いていた「酔いどれ正也」と行きました。
その時にも、かなりオモロかったです。

オモロその1
北京名物自転車の後に乗り街を見学した時の話です。
何でも範囲が決まっていて、天安門広場でも規制があったのですが、
ランニング姿のとうきびを食べながらチャリンコを乗ってきたおじさんに
通訳の人が交渉すると、一発OK!!(違反区域)

そんで、降りた途端に公安警察の方が来て、そのおじさんが
囲まれちゃいました。通訳さんが「早く!行きましょう!!」と。

何だか、自分達のせいでと申し訳ない思いで逃げましたが、
後を振り返ると、公安の人達にチャリを蹴飛ばされておりました。

「あのおじさん、どうなんるんですか?」
「多分、罰金です。」
「いくら位ですか?」
「20元は取られますよ。」
(って、言うかあたくしたちの運賃が5元だったので、
15元も損しちゃいました。これは、ハイリスク・ローリターンの商売です)
このおじさん。
ファイル 451-1.jpg

オモロその2
北京名物ワンフーチーの屋台で。
「うわー、たくさん色々な物がありますねー!」
「はい。」
「美味しいですか?カトウさん?」
「まぁ、美味しいって言うか、珍しくて!」

「あれっ!?食べないんですか?」
「はい、ここのは衛生上良くないので食べたらお腹を壊しますから。」
「・・・・・」
ファイル 451-2.jpg
なんとなくわかる様な・・・・・。

しかも、その通訳さんは、あたくしと正也を残して帰って行きました。
その理由は「これから、友人とマージャンをしますので。」
「・・・・・」

オモロその3
これまた「人力チャリ」でのことです。
「カトウさん、これで行きましょう。私とカトウさんはこれで、マサヤさんは
そっちので来て下さい。」
「わかりました、じゃあマサヤお先に~。」

目的地に着きましたら、マサヤ何やらチャリの運転手?
に何か渡そうとしています。

それを見ていた通訳さんの反応は、まるで要人を守るSPのような
素早さで動き出しました。

何があったのか!?あたくしと正也は唖然としながら様子を見ていると、
正也を乗っけた運転手が正也からお金を貰おうとしていたみたいです。
実は、乗る前に通訳さんが「これは安いから、私が払います。」と
言って、2台分の運賃の10元を支払っていたんです。

要は、二重に運賃を貰おうとしていたんですね。
そんなの考えたら、すぐにバレそうなもんですけど、お国柄なのか?
取りあえず、あわよくばその場で頂ける物は頂いておこう精神なんですね。(笑)

取り損ねた運転手は「チッ!」と言いながら、悔しそうに
去って行きました・・・・・。(逆切れ?)

まぁ、他にもかなりありますが、また今度と言うことで
昨日の記事を見たら、そんな懐かしくも愉快な経験を思い出したのです。

広東地方の諺にこんなのがあります。
「空を飛ぶモノは飛行機以外、四本足ではイス・テーブル以外
何でも食べる。」と。。。。。

でも、”エキサイティング”で面白い国ですよ。
だって、本人達の行動はいたって真面目なんですから、
また、それがおかしいんですよね。

うん?これって「酒場」に共通してるのか?