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当然の権利・主張です。

この度、飲食業界の大手「グローバルダイニング」が東京都を相手取り損害賠償を起こしました。

まず、この「グローバルダイニング」とはどのような会社なのかと言えば、元々”長谷川耕三”社長は
大学を中退してヨーロッパなど放浪し、その後東京で喫茶店をはじめ、それからレストラン・バー
などを次々とオープンさせて現在で国内外に外食店舗を持って感性の高いお店を運営しています。

あたくしも”タスコ”に居た時には何度か視察に行きました。
社長自身が若い時にヨーロッパ、そしてアメリカでの体験などから来た”感性”が思う存分
内外装や料理やサービスに活かされて、「グローバルダイニングの店が出来ると、その周囲で
街が一つ出来る」とまで言われた、お洒落で完成度の高いお店を展開しています。

それまでも飲食業界だけではなく様々な界隈から注目を集めていましたが、
最も話題になったのが2002年、時の小泉首相とブッシュ大統領が”西麻布の権八”で会食の場所になった時です。また、クエンティン・タランティーノの「Kill Bill」のシーンのモデルにもなったんですよね。店内は「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のような感じです。
ファイル 4051-1.jpgとても素敵なお店です。

で、この度”長谷川社長”は「1つは都内で2000店舗以上が営業時間短縮の要請に協力しなかったにもかかわらず、命令を出した店舗のほとんどがグローバルダイニングの店舗であること。もう1つは、グローバルダイニングが行政指導に応じない考えなどをネット上で発信したことを理由に、東京都が命令を出したことだ。」と。

また、”長谷川社長”は「営業の自由と表現の自由、それに法の下の平等に違反している」とのことで、東京都の営業時間短縮命令は違法として、都を相手取り損害賠償を求めて提訴しました。訴訟の目的は「お金の問題ではない」との理由から、損害賠償請求額は104円!!(格好いい!)

”長谷川社長”は1月の2度目の事情事態宣言の時にも「グローバルダイニング 長谷川の考え」と言う形で通常通り営業を行うと宣言しています。↓
あたくしも含めてこの内容を支持する関係者はかなりいると思いました。これが今回 時短要請の呼びかけをしているものの、それに従わないということで、27店舗が時短命令を下されたのが、そのうちの26店舗がグローバルダイニングだったのです。(本当に姑息だよ)

あたくしのように、このような場所やラジオなどで小さく私見を述べるのではなく、
このように公の場で、しかも上場企業の「グローバルダイニング」が東京都を相手取り損害賠償を起こすと言うことは、株価にも影響するし必要以上にSNSでも叩かれますし、顧客を失うリスクもあります。それでも、敢えて「お上のお達しには逆らえぬ」と殆どの企業や一般が泣き寝入りをして来たのに声を上げたのはお見事です。

既に各方面やSNSで叩くクソ連中もわいてきていますが、それ以上に「よくやってくれた!!」と
言う、特に飲食業や同じように”お上”に振り回されている方々が応援していると思います。

確かに、飲食は人と接する場面が多くそれだけに感染確率も上がりますが、対象も保証も
「十把一絡げはどうなんだ?と思います。昨年の春先なら分かりますが、その後において
決算表や年末調整やらである程度は把握出来たはずです。

あたくし的には、実は「そうではなくよ、マスコミが騒ぎ過ぎな感染だろ?」と、「きちんと調べもしないで右向け右で真っ先に飲食業を追い込む姿勢はどうなんだ?」と言うのが根底にあるんですよね。

とまぁ、「あまりにも理不尽な姿勢は必ずしっぺ返しが来ますよ」と言う話でした。

追記 そうだ!今日は”丸か”へ行こう!!と、誰かが思いました。”長谷川社長”を応援します。
ファイル 4051-2.jpgどことなく”舘ひろし”さんに似てるな~と思っていました。
ん?また何やら宣言をだすって?これ、筋の悪いクセになってるな~。
収録は明日なのでメッセージは明日の13時まで大丈び。