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日本シリーズはアドレナリンの差か?

最近は殆どプロ野球は見ないんですが、巨人対ホークス戦は気になりました。
なんたって、昨年は同じカードで巨人が四連敗して負けましたからね。
なので、今年はかなりの接戦で良い勝負になるんじゃないか?と、誰もが思ったと思います。

あたくし、どちらかを選べと言うと巨人を応援します。
まぁ、小さい頃からテレビではほぼ巨人戦ばかりだったからね。(でも、パリーグでは
ユニフォームや帽子が好きで日ハムファンでしたけど)

で、今年の結果はまたもや巨人の四連敗。(ん?巨人って言いかたは古いか?まぁ、いいっか)
テレビを見ていて「これではダメだな」と思いました。なんせ、ホークスの方が「絶対に勝つ!!」と
言う気迫や気概がぜんぜん違いました。

一方、巨人の方はお坊ちゃんと言うか、スマートすぎましたね。
悔しさや怒りを前面に出していた選手が何人いたでしょうか?いえ、いませんでした。
しかし、ホークスの方はサードを守っていたベテラン松田を始め、若手の周東でさえ
気迫を出していましたからね。

このような短期決戦では”アドネラリン”を多く出した方が有利なんですね。
では、どのように”アドネラリン”を出すか?と言えば、単純に「怒りの炎に火を点ける」ことです。
よく、「誉めてその人の良い所を伸ばしましょう」などと、このような日本一を争う短期決戦では
通用しません。そうではなく、「ナニクソ!!!」と言う怒りで一気に戦闘モードにさせること。

怒りのパワーって凄いんですよね。
もうね、「どんなことをしてでも相手をやっつける!!」しか頭にないんですから。
例えば、主力選手の打者にボールをぶつけまくるとか、スライディングでも思いっきりぶつかり
吹っ飛ばして怪我をさせてやるとか、どんな手を使ってでも「勝てば官軍」と言う気持ちを
監督を始めベンチ入りしたナイン全員が殺気立ってるんだから、そりゃあ相手もビビります。

こんなことを書くと「スポーツマンシップに反する!」とか「そこまでして勝っても意味がない」などと
言う人もいますが、そこまでの気迫と気概を持たないと勝つことは難しいと言うことです。
それを本当にやるやらないではなく、もう一度言いますが「そこまでの気迫と気概を前面に出す」
ことが出来ないと、強者には勝てません。

一死、二死とあるように、一つアウトになったら「一人死ぬ」くらいの覚悟で、逆に相手を
一人アウトにすると「一人殺した」と思わないと。(あっ、批判していいですよ)

あたくしは「お客さんと戦え!」と言っています。また、「スタッフとも戦え!」とも。
飲食店の場合のお客さんとの闘いは、どんなお客さんでも帰る時には「また来るよ!」と
言われたら飲食店側の勝ちと言う意味での戦いです。そしてスタッフとの戦いは
「言いにくい事もあるけど、それを言わないとお客さんに対して失礼になるし、
しいてはその子のためにもならない」と言う意味での戦いです。
それらは結局「自分との戦い」に勝つことでもあるんですね。

あたくしも一気にやる気になるのは「怒りのアドネラリンに火が点く時です」。
これはマジもの凄いエネルギーを発して、何が何だかわからない内に周りを巻き込みます。
そう考えると今回の日本シリーズは”原監督”の”アドレナリン”が足りなかったのでしょうね。
来年は三度目の正直で頑張ってほしいと思います。(リーグ優勝すればですけど)

追記 そう考えると、”経田チーフ”以外アドレナリン前回のスタッフは少ないよね。さぁ、収録、収録。