先日、”栗山”へ行き食事をして体育の時間？に
コウタロウとタカとリュウジの四人で”キャッチボール”をやりました。
何年振りでしょうか？”キャッチボール”をやったのは。

あたくし達の小さい時は、今のようにサッカーが盛んでは
なかったので、スポーツと言えば”野球”が主流でした。

兄貴と違いあまり運動神経が良いほうじゃないあたくしは
どちらかというと「アンパン野球」が専門でしたけどね。
（でも、ほとんど家でプラモデルを作っていました）

「アンパン野球」とは、ちょっとした空き地で三角ベース（一塁と三塁）で
軟式のテニスボールを手で打つ野球のことです。（地域によって違うけど）
（たまにプラスチックバットで少し本格的にやる時もあったけど。
それとか、休み時間に廊下でほうきをバットにピンポン野球とか。）

それでも、やはり小さい時には、よく”オヤジ”と家の前で”キャッチボール”
をしたものです。あたくしと違い”アニキ”は野球もスキーも上手で、常に
選手でしたので、たまに兄貴と”キャッチボール”をするのですが、
あたくしが兄貴の頭の上を通り越すような球を投げたり、後にそらしたり
するのを連発をすると、気の短い”アニキ”は可愛い弟のあたくしに
思いっきり強い球を投げつけるのでした。

当然、アンパン野球専門のあたくしとしては怖いので、身をそらして
逃げるのですが、それがまた気に障るのか鬼のような形相で
「早く！ボール取って来い！！」と言い放つのです。
思い出したら無性に腹が立ってきました。（ホント、バカ野郎です！！）

もうそれからは仲の良い兄弟の”キャッチボール！ではありません。
容赦のない早い球を投げつけ、いじめを通り越してあれは「殺人未遂」です。
（バ～カ、バ～カ！お前の母ちゃんでべそ！って言うか、あたくしのお袋でもあるけど）

そんな面白くない思いでもありますけど、それも良い思い出です。
１１年前に他界した”オヤジ”とはもちろん”キャッチボール”はできないし、
この歳になっての兄弟喧嘩は陰湿なことになってしまうしね。
（訳あって、ここ３年くらい”アニキ”とは口を利いていないけど）

でも、久々にグローブをはめて軟式ボールでの”キャッチボール”は
気持ちよく、遠く懐かしいものでした。。。。。

あっ、一応、あたくしも少年野球団に入ったことがあるのですよ、
”アニキ”が最上級生の６年生で、あたくしが４年生の時に。
そうすると”アニキ”の威光で他の人にとやかく言われないもんね。
当然、”アニキ”が卒業したら野球団は辞めたけどね。
（一応、少年野球団はブラック・スネークと言う名前でした）