ブログ

記事一覧

やはり、何をどう考えても・・・・・。

そうです、何をどう考えても特に飲食業は『人』なんですよね。
いくらお金を掛けた店の内外装や商品は真似されますが、人は中々そうはいきません。

あたくしは「戦力になる人を作りなさい」と言います。では、「戦力」とは?誤解を恐れずに簡単に言うと「売上を作れる人材」です。これだけなら「やっぱり”丸か”はブラックを超越したマブラーか!」と思われますので、違う角度から言うと「あの人に会いたい、話したいになる」と言うことです。

そう、”魅力的”な人ですね。
しかし、10人居て1人育てば御の字です。(笑) 最初からそのような”魅力”のある人も居ますが、それは50人中1人ですしね。(笑)
先ずはその店や人や仕事に慣れながら社風にも慣れて、最後に最大の難関でもある”あ・た・く・し”に慣れて、と・・・・・。

中々のハードルの高さです。(笑)
そのハードルを越えられるように何度も何度も教えられる側も教える側も心が折れそうになりながらもやって、ようやく「戦力」として育つのですが、あと一歩の所で辞めてしまったり、せっかく「戦力」になったと思いこれからの成長を期待すると辞めて行ったりと。(理由は様々ですが)

そして、お客さんもその過程をワクワク・ハラハラしながら見守ってくれているんですね。(いつも本当にありがとうございます)

よく、「これからのお店は差別化です!!」などと言う人がいますが、差別化とはまさしく「人」だと思います。また、「時代が違うから」とか「今の若い人はSNS世代なので」とか、特に「いや~、親子ほどの年齢が離れてるから言葉が通じない」と、もっともらしいことを口にして自分の諦めを正当化しようと思うのですが、本当にそうか?と。

であるならば、世代や年齢を口実にするのならば、おばあちゃんやおじいちゃんに可愛がられて育った子はどうなるの?孫世代なのに心も話も通じるし、その後も懐かしく思ってくれてるよね?と。

「人育て」、本当に簡単なことは一人してなく、また、これほど自分自身の無能さや無力さを知らしめさせてくれるものもなく、毎日が相手と自分自身との心の葛藤です。

しかし、少しづつでも成長しているのを見たり感じると、これまた喜びも半端ないんですね。なので、心が折れそうになっても、諦めそうになっても、辞めて行ったとしても「人だよ」と言い続けていられるんだと思います。だからこそ、特に責任者は逃げないで、逃げないで向き合って行くこと。
「人との関わりを大切にし、上辺じゃなく本質を語り人間の成長のためには一所懸命に努力する」

追記 と言うことで、皆さんもスタッフの成長を見に来て下さいよ!!えっ?”龍之介!?”あと、100年!時間を下さい・・・・・。とは言っても、そんなきれいごとや美しいだけでもないけどね。。。。。
たまには”長淵さん”でも。