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この仕事は”気配り業”でもあるんですね。

改めて”気配り”をgoo辞書で見てみると、
「あれこれ気を使うこと。手抜かりがないように注意すること。心づかい。配慮。」と書いています。

前にも書いていますが、以前働いていた会社の社長から「この仕事は気配り業でもあるんだ」と
言われました。

飲食業はサービス業とも接客業とも言われます。
サービスとは単に値引きと言う意味だけではなく、品物ではなく形にないもの提供することや
接客業のようにお客さんをもてなす仕事ですが、それらをする上であれこれと気を
使う(使いたい)心を持つ”気配り精神”が根本にないと、「仕事だから」とある意味、割り切りでの
関係になります。

もちろん、プライベートと仕事を分けるのは全く問題はないんですよ。
ただ、例えば、自分のシフトを上がってカウンターで飲んでいてお客さんが「すいませ~ん!」と
何度か呼んでいても「俺(私)は仕事は上がったので返事はしないよ」とか、
隣のお客さんのグラスが空いているのに知らんふりをしていいとはなりません。
さっきまで愛想良くしていたスタッフが上がってカウンターで飲んでいて、お客さんから
話し掛けられ「もう仕事は終わったので」と面倒くさそうな態度をしていいとも絶対になりません。
(万が一、”丸か店舗”でやっていたら速攻でライダーキックです。当然ライダー1号バージョンで)

しかし、根本に”気配り精神”のある人は仕事だろうか、休みだろうが無休だろうが全く関係
ありません。勝手に体が動きます、言葉にしますから。(何かしたくてウズウズしてます)

そして重要なのが、その”気配り精神”は決してお客さんだけに向くのではなく、業者さんや
一緒に働くスタッフにも当然向けられます。さらに道に迷っている人にも向けられます。

元々そのような人がこの仕事に就くのか?この仕事に就いてそうなるのか?は
「卵が先かニワトリが先か」と似たような所がありますが、あたくしの長年の経験値からすると
「元々人間は”気配り”をするように備わっている。ただ、それを発揮する環境が無かっただけ」
なので、周りの環境がそのようになっていれば個人差はあるけれど殆どの人は”気配り精神”に
なると言うのがあたくしの意見ですね。

で、冒頭の「この仕事は”気配り業”」と言うのは飲食業に従事する人はホールだろうが
キッチンだろうが身に付かないと、周りの人を笑顔にさせられないんですね。
なので、特別な話術や芸人さんのように面白くなくていんです、この”気配り”が出来れば。

その意味においても、”丸か”が掲げてる「テーブルを囲む笑顔を作り続ける」に繋がるんですね。

その根本にあるのが”気配り精神”と言うことです。。。。。

追記 実は以前いた会社では「テーブルを囲む笑顔を見たい」と言う思いの環境だったので
そのような人材が沢山いたんだと思うし、それが”丸か”にも受け継がれています。
まぁ、当たり前のことをしてるだけですけどね。(笑)