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何がドイツ方式だよ、このバカチンがー!(笑)

本日は「こどもの日」です。それだけです。(オイッ!)

こんな記事を目にしました。
「1日4時間労働に変えたら2年でボロ儲け、ドイツ式働き方改革」と。
内容は「今から4年前のこと。人手不足に悩んでいたパプスト社は、「働き方を変えよう。
会社にいる文化から、結果の文化に変えよう。若い世代を呼び込むには、もっと自由が必要だ」
と一念発起。手始めとしてシフト制を廃止し、「最低4時間出社してればオッケー!」と
従業員に自由を与えたのです。」と。

さらに、「しかし、文化を変えるのは、容易ではありませんでした。上司がいるのに「帰れない」
と社員はトップに直訴。
みんなが会社で働いているのに家でやっていては「サボっている」と思われると不安がる
人もいました。

それでもトップは「結果さえ出せばいいんだ。みんなで文化を変えよう!」と社員に言い続けた。
「キミたちと一緒に会社を変えたいんだ。魅力的な会社にしよう!」と
メッセージを送り続けました。

トップの熱意を「自分たちのことを信じてくれている」と受け止めた社員たちは、
「よし! 会社を魅力的にするぞ!」と自分のペースで、自分がもっとも結果を
出せる方法を考え、だんだんと自由な働き方は浸透していきます。」と。

また、そこで同社は、2年後の2016年、なんと「1日の最低出社時間」までも廃止したのです!
「最低週28時間は必ず働いてくれればいい。それと1日働いた時間を必ず記録する。
それさえ守ってくれれば、あとは自由だ! 君たちの自由だ!」
こうトップは社員たちに伝えました。

企業には労働者の健康を守る上で、労働時間を管理する義務があるので、
それを果たすために労働者に協力してもらったのです。

こういった取り組みの結果、生産性も向上し、売上高は19億ユーロ、日本円で約2,520億。
ひとりあたり1億8,000万円売り上げている計算になります。さらに、若者の人気企業になり、
ドイツではパプスト社を真似る企業が増えているのです。

パプスト社のトップはこう断言します。「僕が社員に言い続けたのはキミたちを信じているって
ことだけだ」と。そして、「自由に慣れ、堕落した働き方をする社員も出てくるかもしれない。
大切なのはそのことを常に意識し、働く人たちと向き合うことだ」と。

そうです。彼は「人間の力を信じた経営をしよう」と、覚悟したのです。
これこそが、真の経営なんじゃないでしょうか。

方や、ドイツと同じく高齢化と人手不足に悩む日本はどうでしょうか?
人間の力を信じているのでしょうか? 社員たちひとりひとりに「期待」をしているのでしょうか?

人手不足で深刻なサービス業では、軒並み残業が増え、賃金も上がらず、
若い人たちが次々と辞めています。

「もっと働け!」ではなく、「もっと休め!」

こう覚悟できるトップこそが、これからは勝つ。信頼の上に信頼は築かれ、
期待の先に結果がある。人を信頼できない経営が働く人たちを苦しめている。
そう思えてなりません。」と。
はい、ここまで。

そうです、このような何の責任もない人がこのような記事を書き連ねて、まともに受けた経営者
(特に2代目や三代目)や、「そうだ!わが社にも必要なんだ!!」と、たかだか一例を
見ただけで思い込んで「これを見てくれ!うちの会社もやろう!!」などと周りを巻き込んで
(実際にはほとんど相手にしてない)しまうのが会社や組織をおかしな方向へ持って行きます。

別に労働時間や休暇などに文句を付ける気はさらさらありません。
あたくしが言いたいのは「欧米では!」とか、成功しているのほんの一例を自社に当てはめて
一時の思いつきや熱意で行うのは危険ですよと言うこと。
例えば(例えでも1000%ないけど)”丸か”でシフト制を廃止して「君たち4時間だけ働けば
好きな時間に来ていいですよ」などと言って、営業時間の過ぎてお客さんの居ない
午前2時に来て6時で帰る奴が居たらどうなると思います?
で、肝心のもっともお客さんが入る19時~23時に一人。
1000%ありえないけど、もしそうなれば”丸か”を辞めます!!(笑)

すいませんね、連休中に長々と。(でも、暇でしょ?コラッ!)
でもね、こんな「00神社でお守りを買って願い事をしたら、願いが叶いました!!
だから皆も00神社へ行くべきです!!」と言うレベルってどうよ?と言いたかったのどぇす!

追記 あっ、”丸か”が真逆だから僻(ひが)みや妬(ねた)みで反対しているんじゃないと
言うことはご理解して下さいよ。
幸い、”丸か”のスタッフは自主性が強くて働き者が多いだけなのですから。(笑)