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”血流”の変化か・・・・・。

今回は何時もよりもお客さんとの別れが多い3月でした。
と言うか、転勤するお客さんの数は同じ人数かも知れませんが、
より親しいお客さんだったからかも知れません。

また、スタッフも行きました。
いつも思うのですが、面白いもので最初は「大丈夫かな?」とか
「直ぐ辞めちゃうかもな」と言う人って何だかんだと続くパターンがあります。
まぁ、それもそこで一緒に働くスタッフやお客さん=人との
関係で続くことがほとんどなんですけどね。

途中から劇的にいい感じで変わるスタッフもいれば、マイペースな成長のスタッフもいます。
よくあることなんですが、「良くなって来たな~」と思ったら「来月いっぱいで辞めます」と
なったりします。また、今月あるいは来月いっぱいで辞めるとケツが決まった途端に
良い働きをするスタッフもいます。

どちらも何かが吹っ切れたんでしょうね。
「もっと早くにこうなってくれてれば」と思う反面、「あぁ、本当はここまで
出来るやつだったんだな~」と自分自身に後悔する事もあります。

何かで読んだんですが、例えば競泳選手は「あと10メートルでゴールだ」と
脳に認識させると、ガクンと力が落ちるそうで、小学生の50m走でも、
1本目は50mのゴールラインを引き、2本目は55mのところにゴールラインを引くと、
2本目のほうが疲れているにもかかわらず、ほとんどの子どもが2本目のほうが
タイムが上がると。そしてそれは単なる根性論や精神論ではなく、血流が変化
することによって生じる脳の仕組みだという。」と言うのを読み、「なるほどな~」と。

そう考えると、先ほど話したスタッフの心理も腑に落ちます。
まぁ、こっちのは逆ですが「あと1ヶ月」とゴールラインを引くことで”解放”と言う
アドレナリンが出て、精神的にも肉体的にも余裕が出るので素直に聞けて
冷静に振る舞えるのでしょうね。なんなら、自分から進んで意見なんか言っちゃ
ったりしてね。(笑)

どちらも血流が変化することで脳の仕組みがプラスに働くんだと思います。
人間って、「最後くらいはちゃんとやらないと」と言う心理もあるしね。

なら、ケツの決まっていないスタッフはどうするのか?と言うと、
最終ゴールから小分けにして、その小分けにした目標をクリアさせて
”やる気”と”やりがい”を感じてもらい、自分自身が成長していることを実感
してもらうことですかね。(言うは易し)

追記 ”龍之介”と、「もっと早くからしっかりと話しておけば良かったんだよな」
と言う話をしました。
まだ店長経験が浅いので部下と接し方や見極め方が甘いのですが、人との接し方
特に部下とは経験でしか身に付きません。また、その経験を次に確実に活かさないと
自分自身にも辞めて行ったスタッフも浮かばれません。。。。。
まぁ、人作り・育成なんていくつになっても思い通りには
行かないもんですけどね。(笑)

”日高晤郎”さん亡くなられましたね。
たまに土曜日のSTVラジオで「日高晤郎ショー」を聴いていたし、まぁ、間接的に
ちょっとだけ思い出があるので、何と言うか、残念ですね。
謹んでご冥福をお祈りいたします・・・・・。