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いいんだか、悪いんだか・・・・・。

日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の郵政が上場しましたね。
いい感じの初値が付いたようで、関係者や株を持っている人は一安心じゃないですか。

まだまだクリアして行かなければいけない諸問題はあると思います。
当時、2005年の選挙で当時首相で小泉氏の「小泉劇場」と言われた
”郵政選挙”で「反対か賛成か」を争点にし、国民の判官贔屓(ほうがんびいき)
を利用した選挙(自民党同士の戦い)で見事に勝ち、郵政民営化が
決まりました。当時、「民政化」と言う言葉だけが独り歩きしてしまい、
「なぜ?民営化がいいのか?」などと言った議論はほとんどされなかったし、
されたとしても「国がやるよりも民間がやった方がサービスが上がる」とだけ。

これって、今回の”安保法制”と同じですよね。今回は反対派が「戦争に
巻き込まれる!」「徴兵制が復活する!」などと、そればかり。

まぁ、あたくしも含めてダッーと雰囲気に呑まれてしまう国民性ですからね。

ただ、今回の民営化は米国が年次会改革要望書(一応、2008年で
廃止になったことになっておりますが、ちゃっかり陰で似たようなのをやってます)
なるもので米国から「郵政民営化」をしなさいと要望書に書いてありました。

では、年次改革要望書とはいかなるものかと言いますと、正式には
「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書」となり、
これだけ聞いていると「お互いに規制改革して資本主義国らしく経済を
活性化しましょう!」と言う感じですが、言っておきますが日本は敗戦国で
米国は戦勝国ということ。それは、現在の国連の正式名称が
『戦勝国連合』からも分かります。日本だけです”国際連合”などとお花畑な
ことを言っているのは。(笑)
で、この年次報告要望書はハッキリ言って単なる「米国の国益に沿った
規制改革をしなさいよ」と言うことで、その一環としての郵政民営化でした。

「なぜ?」そう、それは”かんぽ生命”の約195兆円(2012年)にも及ぶ総資産が
目当てだから。これは、G7の国家予算並みと言うか上回るお金です。(笑)

そこに目を付けたのが、米国の保険業界と投資家たちなど・・・・・。

さぁ、これからどうなんるのでしょうか。
タイミングよくと言いますか、TPPも合意されましたからね。。。。。

追記 今日、STVのお昼前のニュースを見ていて北海道のニュースの時の
キャスターが顔は可愛いのに地味なグレーのスーツに薄化粧でニュースを
読み上げていました。とても”貧乏くさく”感じたんですよね。
あれって、ニュースは地味な格好で読み上げなさいと決まっているのでしょうか?
あたくし、北朝鮮のニュースを番組を見ているようで暗~くなりましたよ。
STVさん、もう少しどうにかしてあげて下さい。(笑)