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時空を超えてます。

先週、あたくしの小学生の頃の”思ひ出”と言う”トップギア!!”を書いてから、
もう一週間が経ちます、驚異的にしかもスーパーサイヤ人並に早い、早すぎる。

ひょっとして、
あたくしだけ地球の自転が1日16時間くらいで回っているのだろか?
最近、本気でそう思っている。。。。。

小学2年生の時に、なぜかグランドで雪像を作ると言うことになり、
(しかも、最初で最後でしたが)、クラスで何を作るかを生徒たちで決めました。

あたくしたちのクラスは、誰が言ったのかは覚えていませんが、
”白熊”を作ろう!と言うことになったのです。

それで、全校生徒が一斉にグランドに出ておのおの雪像を作るのですが、
担任の「佐藤妙子(さとうたえこ)」先生が、白熊の絵を書いてくれたのは
いいのですが、それがかなり”リアル”でとても小学2年生の作れる代物ではなく、
ただ単に「佐藤妙子」先生の自己満足で書いたようになっちゃいました。

それでも純真無垢な小学2年生です、先生の自己満足と言うことも、
絶対に無理!と言うことも疑うことさえしないで、作り始めたのです。

まずは、雪像を作るのに雪集めです。しかも「佐藤妙子」先生の描いた絵の
”白熊”はご丁寧に台座の上にのかってるので、ゆうに2メートルはあり、
当然、2メートルの高さまで雪を集めなければなりません。

最初は「佐藤妙子」先生も笛なんぞを持って支持を出していたのですが、
雪が激しくなってくると、「先生はちょっと職員室に行きますので、雪が集まったら
呼びに来てちょうだい」と言い残し、とっととあたくしたち生徒を残して行ってしまいました。

それでも、あたくしたち生徒は何一つ疑問を持つことなく”せっせと”雪を
集めていたのです。(なんて、いたいけなのでしょう)

クラス38人一所懸命に雪を集めること4時間、やっと”巨大な雪玉”まで漕ぎ着けました。
それで、平山のふみちゃんが「佐藤妙子」先生を呼んで来る事に。

先生来るなり、「みんな何してるの?給食の時間よ」と
心なしか既に口をもごもごしておりましたが何か。。。。。

給食を食べて、いざグランドへ。

あたくし小さい時から”熱しやすく冷めやすい”ところがありまして、
午前中はあれだけ張り切っていたのですが、お腹が満腹になると、なんと言うか・・・・・。

それに、どう考えても”白熊”むりです。って言うか、今から思い返すとあれは白熊の絵ではなく、
単なる北海道みやげの”ヒグマ”ですもん。(白熊が鮭なんか加えないし)

で、急遽、違うものにしようか?となり。で、何個か案がでました。
1、ウルトラセブン!却下(余計難しい)
2、お城!却下(アホか)
3、アメリカ!(無視!)

で、あたくしめが、このでっかい雪玉を利用して簡単なものを作ろうよ、と。
西郷(さいごう)マンや村(むら)と考えたのが”タコ”です。

タコならでっかい雪玉をタコの頭にすれば簡単ですもん。
でも、せっかく皆で苦労したのだからと言うことで、足も作ろう!となったのはいいのですが、
ここでちょっとした問題が起きまして、それは誰かが「タコの足って何本?」と。

あちこちで「イカは何本?」とか「この前、天才バカボンでタコ出てきたよな、何本あった?」と、
余計ややこしくなる始末で、結局、クラスで頭も良くて女子に一番”モテテ”いた「もとき」が、
無表情で「8本だろ」と。(早く言えよ!)

「じゃあ、タコのはっちゃんだから”鉢巻”も作ろう!よし!なら滑り台も作ろう!
タコのイボ(吸盤)も忘れんなよ!」となり、みんなノリノリで”タコ”を作りはじめました。

かなり”いい”。滑り台も中々”いい”。

それを見た「佐藤妙子」先生が一言いいました。

「あら、いいわね」と。。。。。

もう34年も前になるんですね。