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スタッフとの出会い(相馬さん編)

今年最後のスタッフとの出会いのとりは、
上海月一筋、丸かの最終兵器リーサルウェポン
あるいは裏番長とも言われている「相馬さん」です。

本名「相馬百合子(そうまゆりこ」。
(年齢は言えません)

1997年7月1日に上海月が出来てから、
ずっーと「上海月」の洗い場を担当してくれております。

一言で「洗い場?」と思うかもしれませんが、
なんのなんの、この洗い場という場所はかなりの
「ツワモノ」で、軽い気持ちで入ってくる人は一日で
辞めてしまうくらいのハードな場所なのです。

確かに腰も痛いが、それより何より「自分との闘い」で
要領を得なかったり、少しでも気を抜いたり、準備が
出来ていないと、山のように洗い物がたまり、洗っても
洗っても減らず、

とうとう「なんて自分はダメなんだ、この役たたずめ!」
となり、自分の無力さを痛感させられ簡単に「挫折」しかねない
極めて恐ろしい場所でもあるのです。

しかも、現在の上海月は100席程度ですが、
サイバーシティーの頃は上海月と隣にある店舗も
会わせての食器洗い&上海月のグラス洗いも
するのですから、凄いんです。

その頃は上海月で180席ほど、隣の店舗で
60~70席ほどです。週末や12月、3月の繁忙期
などは、2倍、3倍の物凄い数の洗い物になるんですね。

相馬さんは、それをほぼ一人でしてしまうので、そんじょ
そこらの「アライグマ」なんて、まったくしてもって目じゃ
ありません。(本物が洗っているのは見たことないけど)

しかも、相馬さんは朝早くに来てキッチンの仕込みも
手伝ってくれているんです。本当に大助かりです、
そんな「相馬さん」の方へは足を向けて寝る人が居ないほどです。

そして、もう一つ忘れてはいけないのは「相馬さん」は
新人教育にもうるさく(でも、手伝う人には優しい)、
躾(しつ)けてくれる、いわば「鬼軍曹」なのです。

やはり戦争を経験いや違った、人生経験豊かな人は
言うことも考えることも、そして行動も違います。

現在の上海月は半オープンキッチンなので「相馬さん」の
働いている姿がチラホラ見えます、そして実は「相馬さん」
はお酒も少々嗜(たしな)むので、カウンターで一人飲んでいる
ことがありましたら、一言「お疲れ様」と声を掛けるときっと乙女の
ように喜ぶことでしょう。

このような方に働いて貰えるのは本当に幸せなことです。
確かにこのご時世色々とあり、上を見るとキリがないですが、
実は身近にも沢山「幸せ」があるんですね。

「相馬さん」は一度も移動していなく、上海月(サイバーシティー)で
起った出来事や働いてきた人を何十人、何百人と見て来ました。
歴史そのもなんです、いわば「生き字引」なのです。

相馬さん、これからもよろしくお願いします。そして何時までも
上海月(丸か)で元気に頑張ってくださいね。

あっ、もう一つ肝心なことを忘れていた「相馬さん」はお腹が空くと
かなり機嫌が悪くなるということを。。。。。