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スタッフとの出会い(尚吾編)。

尚吾とは昨年の3月位に、営業前の上海月のカウンター辺りで、
片岡チーフから紹介されました。

あたくしの第一印象は、田舎から集団就職で出て来た「ぼくちゃん?」
のイメージがあったのです。最初から知っている人は分ると思うのですが、
尚吾は「色白で、童顔で、いつも鼻をすすっていました」。
(あたくしの記憶違いでなければ、確か学生服を着ていたような?笑)

現在「なのはな」にいる『食いしん坊の伴』と同じ調理師学校で一つ後輩
にあたり、その縁で「丸か加藤商店」に入社することになったのです。

あたくし、尚吾が入ってから上海月へはあまり顔を出していなく、ましてや
店で一緒に働いた事もなく「真面目に働いている」くらい印象で、
ほとんど話もしていなかったと思います。

今から、思うと秘密にしていた二人の関係を気づかれないようにしようとした、
強烈な嫁の策略だったのかもしれません。がしかし、あたくしの目はごまかせても
他の目はごまかせませんから。 うん?逆か、他の目はごまかせても、あたくしの
目はごまかせなく、ちゃ~んと怪しんでいました。(妄想壁なので)

昨年の10、11月頃に社員面談をしたのですが、その時に尚吾から正式に
「実は・・・・・」と話がありました。その頃、丸かではちょっとした一大事な時でも
あったので、尚吾は「こんな時期に申し訳ないのですが、実は祥子さんと結婚
しようと思っています」とね。

それを聞いたあたくしは、本当に嬉しくなり「おう!尚吾!!おめでとう!!
おめでとう!!、良かった、良かった、本当に良かった!!頼むな!!」と
かなり嬉しくて、気がつけば尚吾に抱きついておりました。

なんせ、祥子ですよ。あの祥子がですよ。あの祥子があたくしが生きているうちに
結婚するんですよ!! 

と言うのも、こんなような話をしておりましたので、
「私、ここでやっているうち(タスコや丸かのような)は、結婚できないと思います。
もし、結婚するとしたら実家のある鹿児島へ行ってからにします」とね。
(まぁ、それよりも、祥子の浮いた話を聞いたことがないので、ひょっとして祥子って
処女?)なんて、思いっきり「セクハラ星人」なことを心配していたのですが。

これが、二人ともあるいはどちらかが「チャラチャラ」した仕事をしているようだったら
、決して祝福の気持ちはもてなかったと思います。それに結婚して、どちらかが
残るのなら戦力ダウンも最小限に食い止められるし、戦国時代で言えば「人質」
のようなもですしね。(笑)

昨年の12月、普段は「カウンターがお友達」状態のあたくしも、さすがに12月は
お店に出て終わったあとの美味しいビールでも飲もうと(オイ!)、上海月に出て
尚吾の働いている姿を見て、疲れていても黙々と働いている姿を見て「いい奴」
だな~と思い、「欽ちゃん」でのチャンスにつながったのだと思います。

青尚吾(あおしょうご、嫁はあおしょうこ、紛らわしい)、現在「欽ちゃん」で頑張って
います。22歳とまだまだ若く、これから沢山色々な経験を積んで行く事でしょう。

一つだけ、「今のうちに、沢山の失敗をして恥をかくこと。若いうちの失敗や恥は
自分を成長させる最高の宝物、決して今から意固地になんてなるなよ」。
分るよな、この意味。
尚吾が頑張っているお店です。