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本日は、自分を見つめてみて・・・・・。

本日は、あたくしのちょっとした反省と思いを書きますね。

あたくしは21歳で、社員希望として試用期間のアルバイトを経て
この仕事に就きました。

いわば、「現場叩き上げ」です。

ですから、社長になった今でも非常に細かい所(店の雰囲気や
人の表情など)に目が行きます。いえ、行きすぎて店長目線になって
しまい、せっかくお客さんや友人と飲んでいても気になって、気になって
しょうがなく、ついつい口を挟み、しまいには直接指導してしまいます。

なので、あまり店で飲むのは好みません。
そりゃあ、自社の店ですから安心感はありますが、それと同じくらい
「大丈夫かな?」とか、又は強い口調で言ってしまう自分が自己嫌悪になる
んじゃないのか?と不安になります。

社長なら社長らしくジッと見守る器があればいいのですが、小心者で
貧乏性なあたくしは「今、言っておかないと”らしくない”営業になる」
と思うので、どうしても言ってしまうんですよね~。

お客さんにして見ると、普通に飲み食いが出来て特別不快な思いを
しなければ気にしないのかも知れませんが、変な所で完璧主義な所がある
(それも相手に対してだけだけど)あたくしとして、どうしても見て見ぬフリが
出来ないんです。

たまに「待て待て、ここはちょっと口を出さないで・・・・・」と思っても、
我慢していた分、余計に怒りが爆発してしまうことも。それなら最初から
ちょこちょこ言っておけば良かったのにと・・・・・。(笑)

何があれかって、あたくしが一番気にするのは「活気のない店・人」が一番
腹が立ちますし気に食わない。それは単に「お客様には笑顔で接しましょう!」
などとお飾り的な考えではなく、「お前、生きてんだろ!?どこか体が悪いわけでも
ないんだろ!?なら、精一杯今を生きろよ!楽しめよ!」とね。

こんな事を言うと物知り顔で「楽しめる職場(環境)にするのが先だ!」
などと、おっしゃる方もいますが「ハァ~!?誰の人生だよ!自分の人生だろ!?
なら、せっかくの自分の人生なんだから、”たとえ、アルバイト”でも、それは
それで楽しみや、やりがいを見つけろよ」と思うのです。

それは、現場の店長にもそうです。
「なんで、こんなお通夜のような顔の人間が居るんだ?そのような部下が居ても
平気なのか?」と。

人間だから調子の良い時や悪い時もありますし、不愉快な気分の時も
ありますので一概に「100%絶好調でいろ!」なんて言いません。

大切なのは、その辺を店長が掴み取って一声掛けるなり注意を促すなり
して欲しいんですよね。

もし、どちらかに不満や思うことがあるのなら何度も何度も話し合えばいい。
時には怒鳴り合ったり、掴み合っても。

で、店長は当事者同士だけや臭いものに蓋をするのではなく、店全体の問題として
オープンに話し合うことで、「実は俺も、私も・・・・・」と思っている事が言い合える
雰囲気になる。ヒビの入ったガラスを騙し騙し使うのではなく、一旦ぶっ壊して新たに
しっかりとした今度は強度のあるガラスを入れればいい。

それはもの凄くエネルギーのいることです。
一歩間違えば店の中が崩壊しかねませんから。

でも、見て見ぬ、気付いて気付かぬフリは潜在的な問題を大きくするだけです。
問題があるのに沈黙しているリーダーは失格です。

そのようにリーダー自ら痛みを伴いながらもチームワークを育み、活き活きとした
スタッフと店舗運営にあたるのが、あたくしの”あるべき姿”の店なのです。

それと、せっかく仲間になったのに「つまらなかったり」又は「他人顔」で
仕事をして欲しくは無いですからね。それを認めると、あたくしの今までの全てが
無駄になる。

また、あたくしがスタッフに色々と気付いて言えるのは、単にあたくしが
「現場の叩き上げ」で、何でも出来るとかではないんですね。
あたくしだって、若い頃には今以上に失敗もしたし、言い訳やこずるい事を
考えたりした経験があるので(つーか、当時のあたくしより優秀ですけどね)、
「こいつ、今こんなことを思ってんな」などと分かってしまうんですね。

一説には被害妄想などと言われますが、七割がた合っています。
だって、経験者ですから。(笑)

なので、最近思うのは「人間って、自分自身がやってきたことを棚に上げて、
また、それだからこそ裏の考えも分るんだろうな」と言うこと。

よく、詐欺師は詐欺師の手の内が良く分かると。(笑)
(あっ、あたくし詐欺師じゃないし、サオ師でもないですからね。コラッ!)

そう考えると、あんまり現場での経験値や勘を過信しないで、任せる所は
任せ同じ目線で接することも重要なんですよね。。。。。

と言いながら、口を挟んでしまう、あ・た・く・し・・・・・。

追記 平さん、ガンバです!!