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”チェストー!!”

あたくしは歴史が好きで、特に日本の戦国時代などに
興味があり良く本や大河ドラマを観たりします。

大河ドラマは視聴率の関係なのでしょうが、同じ主人公でも
脚本家が違えば変わるし、武将ではなく女性の側からの視点で
描かれたりもしています。

で、あたくしは「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」なども
確かに時代の移り変わりの象徴なので面白く観るのですが、
「もうイイじゃネェ?」とも思うのです。

そして、同じように歴史が好きな人と話すとかなりマイナーな武将
が出てきてかなり盛り上がり「どうして蒲生氏郷(がもううじさと)
をやってくれないんだろうね?文武両道に秀出ていて”麒麟”
と呼ばれて、織田信長にも信頼されていたので信長の娘と結婚
したくらいなのにね。」

「そうそう、関が原で福島正則の武将として戦った”笹の才蔵”こと
”可児才蔵(かにさいぞう)”なんかは主君を7度(8度という説も)も
変えながら戦国時代を生き抜いた面白い武将なのにね。」

「知ってる?”可児才蔵”は愛宕観音を深く信仰していて
”我は愛宕観音の縁日に死ぬ”と予言していて、その予言どおり
愛宕観音の縁日の日に甲冑を着けて床机に腰をかけたまま
死んだんだって。」

と、かなり自分だけが知っていそうなエピソードなどを得意になって
盛り上がっています。(特に”西B”とかとは)

最終的な結論としては「やっぱりさぁ、俺たちは好きで興味が
あるかも知れないけど、一般の人たちは分かりやすい人物や
時代背景などが受けるんじゃないの?」となるのです。

その中でも必ずあたくしが言うのは「どうして九州の戦国時代の
大河をやらないんだろうね?薩摩の島津家なんかやれば九州
をあと一歩で制覇するのや、2度に渡る朝鮮出兵で物凄い活躍
をして”鬼島津”と恐れられたことや、関が原ではわずか1000
人足らずで勝った東軍側の徳川家康軍の正面を突破して、薩摩
に奇跡的に戻ってきた時には100人ほどになっていたという物凄い
エピソードが沢山あるのにね。」

「そう、しかも家康もビビッて薩摩に手を出せなくて、結局領土は
安堵されたもんね。」と、大河ドラマの口調を交えながら盛り上がる
とっても魅力的な薩摩藩なのに。

で、今日の記事で「14年大河ホントは”島津義弘”だった」と
ありました。なんでも8月に竹島問題で韓国と揉めている中で
朝鮮出兵で大活躍した”島津義弘”を題材にすることにNHKの
局内から難色を示す声があがり「軍師官兵衛」になったのだそうです。

「何だかな~」って感じです。
この記事を書いた人も「コトなかれ主義で弱腰のNHK野田外交に
振り回されては、義弘公もいい迷惑である。」と締めくくっておりましたが
まったく同感です。

”チェストー!!”