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”店長脳”を持つ大切さ。

”仕事脳”という言葉が在ります。
その仕事をする上で必要な知識のことです。

知識とは、その仕事をする上で経験や情報を基にした
思考力や判断力、発想力や危機察知能力や問題解決能力
のことを言います。

リーダーになる人はこの”仕事脳”を特に必要とします。

で、この”仕事脳”は最初から潜在意識的に持ち合わせている人と、
リーダーになって様々な経験を通して身に付く人と大きく分けて
二通りのパターンがあると感じます。

あたくし達で言うと”店長脳”。

単に業績目標のノルマを達成するだけでは”店長”といえません。
確かに業績を達成することは店長(役職者)の重要課題ですが、
下手な話、立地や業態やブームなどが付随して達成することが
あるからです。

ただ”店長脳”を持っている人は、業績を達成する為に
業態(商品)を磨き、スタッフを鍛え上げ、良い企画を立てて
店全体で共有し、店自体のスキルを上げてハイレベルな店を
作り上げて行くことをします。

では、”店長脳(役職脳)”で最も大切なことはと言うと、
「高い意識を持つ」ということ。

例えば、店の売上目標が400万だとしたら、照準を500万に持ち
そのための思考力、判断力、発想力、問題解決能力を持つことを
出来るかが重要になってきます。

ここで「100万も!?」と思う人はリーダー失格。(周りを不幸にします)
別に「宇宙ロケット」を作りなさいとか「F1レーサーになろうぜ!」とか
言っているのではなく、本業の仕事で1日33.000円、客単価が
2500円の店ならば人数にして1日13人呼ぶことに最大限の
努力と工夫をしなさい。と言っているだけです。

1日130人、1300人の話ではなく13人です。

「100万・・・・・、1日13人。平日22日×9人、金・土8日×24人
か?行けるな!!」との思考と計算を持てるのが”店長脳”のある
リーダーです。

更に「500万行けばそれなりに評価されるかも知れないけど、本当に
レベルの高い店と呼ばれるには600万まで行かせないとダメだよな?
じゃあ3ヶ月で500万、半年後には600万行かせる様な店作りを
しよう!!」となるのです。

会社から与えられた目標をクリアしても、それは単に与えられたノルマを
クリアしたに過ぎません。(評価は50点)

与えられた目標ではなく、自分で作った高い目標をクリアすることが
その店のレベルを上げることにもなりますし、スタッフ力・商品力の
スキルが上がるのです。

単にノルマを達成するのではなく、それに付随して店舗力(スタッフ・
商品・企画力)のレベルが上がっていくのが本当の意味での仕事の面白みや
醍醐味なんですよね。

そこには確実に店長としても必要とされるし、人間的にも成長し得るものが
沢山あります。確かに平坦な道ではないですが、それに近づいたりクリアすると
「生きてるな〜」と実感しますし、非常に楽しい。

そんな”店長脳”を持てるスタッフを作っていきます。

あたくしは「自分の可能性を疎かにしているスタッフを見ると無性に腹が立ちます。」

「お前は、昨日までのお前でいいのか?ノルマを達成するだけでけのお前で
いいのか?そこにはお前という存在がいなくても本当にいいのか?
お前はこれからもそうして生きて行くのか?」と。


「存在感謝・自己革新」だよね。。。。。