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サービス業って・・・・・。

飲食店の仕事をして今年で24年目になりました。
今は大分偏見と言うか、まぁ、そのような目で見られなくなって来ました。

それでも、自分自身で飲食店を利用するのはいいけど、
家族や異性なら今でも躊躇する現実もありますけどね。(笑)

確かに飲食店=飲み屋=ススキノ=夜の世界=様々な欲望や犯罪。
と言った連想ゲームを想像しますからね。

ほとんどは真面目な人なのですが、一部のおかしな奴らの行いと
これまた一部のお客さんの欲望が作り出しているんですけどね。

まぁ、今日は飲食の仕事がどうのではなく、このように「誤解されやすい
職種だからこそ見た目も礼儀もきちんとしなければならないよね。」
と言う事を言いたいのです。

あたくはコンビニへ行き、態度の悪いスタッフには無愛想に無視をするか
二日酔の時には怒鳴りつけていました。(何だそれ?)

昨日もあるコンビニへ行くとそこのお兄ちゃんはレジへ行っても
「いらっしゃいませ」一つ言いません。何度も見かけているのでベテランです。
隣のレジのお姉さんは「やり過ぎかな?」と思うほど御礼を言います。

最近はこちらから「あ・り・が・と・う!」と大きな声で言ってやります。
(次、やったら1円玉1000枚くらい袋で持っていってドピークに出してやります)

出てから「だから所詮コンビニの店員なんて言われるんだよ!」と
思った瞬間「そういえば、自分達もちゃんとしないと、どこかで(所詮、水商売)
と思われてるんだろうな~」と思ったら、身が引き締まる思いになりました。

飲食店の店員もコンビ二やカラオケ店の店員、よく昔見たレジの近くで
3人くらいトレーを抱えてボーっとしていた茶髪のウェイトレスさんも、
紙一重です。

変な話し、自分がやっていて言うのも何ですが「誰でも出来る」と
思われる職種じゃないですか。また、異性の家に行ったり冠婚葬祭なんかで
親戚に堂々と言える仕事でもないじゃないですか。

それってその仕事をしている人自身が”いい加減”な気持ちで腰掛け
程度でやっているか、また、接したその店員さんがやはりいい加減な
人ならば世間の目はそう見ますよね。

あたくし21歳でこの仕事に入ったのですが、その会社の思想が
素晴らしくて「飲食業を自分も家族も誇りの持てる仕事にして行く!」
そのためには「水商売ではなく企業にしていかなければいけないし、堂々と
飲食業で働いているんです!と言える会社にもしていかなければならない。」
という思想の会社(社長)でした。

「この仕事は酒と女と金と時間にだらしのない水商売ではなく飲食業と
いう企業にして行こう!そのためには同業者で馴れ合いをするのではなく、
一般のお客さんが安心して来れる店作りをして行くことが、自分たちの
誇りにもなり、この仕事を変えて行く!」
と語っていたのです。

きっと、昔からのお客さんはその辺は知ってくれていると思います。
それが現在の”丸か”であり、独立した人や他の店で働いている人も
似たような思想で働いているんですね。

なので、あたくしは同じ飲食店のスタッフがだらしなかったりすると
非常に切なくなります。それは先ほど述べたコンビニ、カラオケ店、喫茶店
と言うサービス業に関わる人全般に言えることです。

ですので、どうか「自分の仕事に誇りを持って真剣にやってほしい」と、
例えそれが腰掛け程度のアルバイトでもです。

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、
誰も君を下足番にしておかぬ。」
と言ったのは、阪急電鉄や現阪急東宝
グループを創設した”故小林一三(こばやしいちぞう)”氏です。

良い言葉です。

それと仕事は「させられている」と思うから辛かったり惨めになるのだと
思うです。全ては自分のため、成長するため、可能性のため、関わる人のため」
なのです。。。。。

8周年フェアは今日までですよ!!