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20年前のあたくしよ。。。。。

最近、このように思うことが度々あります。
20年前の自分にいま逢ったら何て声を掛ける
のだろうか?と。

皆さんは、何て声を掛けます?(あっ、まだ生まれて
ませ~ん、と言う人はとっとと退場してくださいね)

決めた!38歳以上限定に・・・・・。(すいません、馬鹿で)

よく、「もう一度、あの頃に戻れたら」なんてのはあります
が、あの時の自分に逢って、飲む機会やゆっくりと話す
機会があって、恋愛や仕事、将来について悩んでいたり、

別に悩んだり迷ったりしてはいないけど、バッタリ20年前
の自分にあったら何て言うのかな~ってね。当然、向うは
まさか20年後の自分になんて気づかないけどね。

そういえば、何年か前に「中村雅俊さん」が出ているCM
で、中村雅俊さんが「俺たちの旅」に出ている時の自分と
道で通りすがり、お互いに!?って感じのCMありましたよね。

あたくしの20年前はちょうどある意味において人生最初の
分岐点だったので、こう言うと思います。

「大丈夫だよ、確かに君は何度もつまづく、何度もな、でも
その度にかけがえのない大切なモノを手に入れるはずだから」

「えっ?それはどんなモノかって?そうだな、それはつまづきなが
ら20年後にわかるよ」

「えっ、20年も先のことを考えられないって。ごもっとも、俺も
そうだったから。(って、自分の20年前だもんな)」

「えっ、大切なモノのヒントを教えろだって?(ったく、なんだ、こいつ
は、まるで人生の機微(きび)というものをわっかっちゃいない、もっと
物分りがいいはずだったけどな。って自分の20年前か)」

「えっ、俺は冒険家になり世界中の危険な場所へ行って、作家に
なるから、心配すんなって。(そういえば、あの頃落合信彦に憧れてたな)」

「えっ、俺は小学生の卒業文集にアメリカの海兵隊になるって書いて、
中学の卒業文集には波乱万丈の生き方をするって書いたくらいだから
少しくらいの苦労はへっちゃらだって。若いうちの苦労は買ってでもしろって
いうじゃないかって?(このクソ生意気なガキめぇ!でも、自分か。)」

「ああ、その通りかもな、確かに若いうちの苦労は買ってでもしろと言う
諺はあるけど、でも、本当に辛い思いを経験したら、そう簡単には言え
ない時もあるんだよ」

「まぁいい、ただこれだけは言っておく。20年なんてあっという間だぞ、
あたくしも、まさか20年後のいまの自分なんて(あっ、ヤバイ!汗)想像すら
つかなかったもん。漠然とした夢や目標を見たり持つのも結構、今から先
のことを考えなくてもいい、

ただ、時間や歳月は自分ではどうすることも出来ない。しかし、自分
次第で無駄にも有意義にもすることは出来る、しっかりと両目を見開いて
真っ直ぐに前を向いて胸を張り、一歩、一歩右足の次は左足を出して
歩いて行け、

そして時には、下を向きたくなる時もあるだろう、時には後ろを振り向き
たくなる時も出てくるだろう、足が震えて出ない時もある。それらも全部自分
の体に刻み込んで歩けよ。」

「おじさん誰?なに言ってんの?俺、これからバイトの面接だからもう行くわ。」
「あぁ、そのススキノのバイト先、案外面白いぞ」
「おじさん、何でススキノって知ってんの!?俺、言ったっけ?」

「誰にも言うなよ、あたくしはエスパーなんだ。」

「おじさん、酒飲んでんの? まぁ、いっか。何だか、おじさん面白い人
だね、言ってることあまりよく解んなかったけど、でも何となく俺にとっては
大切なことのように感じたしね、面接に受かったら来てよね、えーと。」

「大丈夫、場所は知っているから」

「ハハハー、そっか、おじさんエスパーだもんね、じゃあ。」

「20年前のあたくし、若いな~、キラキラしてたな~、頑張れよあたくし。」

「お前、案外良いこと言うじゃないか。」

「あんた誰?」

「あたくし?誰にも言うなよエスパー、R-62さぁ。」

「エスパー、R-62? まさか!?。。。。。」

皆さんは、20年前の自分に逢ったらどんな話をしますか。
さぁ、皆さんもご一緒に!